サービスピックアップ
手軽なデバイスで走行と移動を見える化 安全運転と業務効率化へ【クラウド型車両管理システム SmartDrive Fleet】
2023.10.16
有形・無形を問わず企業は資産を抱えており、担当者は日々、さまざまな資産管理の業務に追われている。数ある資産の中でも、車両は管理者の目が届きにくい社外で、流動的に使われるため管理が簡単ではない。
株式会社スマートドライブ(東京・千代田)は車両と移動に関する各種データを一元管理できるサービスを提供している。今回は、ビジネス部門の責任者であるChief Revenue Officerの弘中丈巳さん(下写真)にサービスの概要や移動データのさまざまな活用方法について伺った。【2023年7月14日取材:野本春乃、文:井上美来】
移動データの活用で業務改善
「クラウド型車両管理システム SmartDrive Fleet」は、シガーソケットに挿すだけの手軽なデバイスや高品質なドライブレコーダーなどから走行データを自動で収集できます。データは、リアルタイムの位置情報、走行履歴、安全運転診断、運転日報・月報など、さまざまな形で活用することが可能です。また、直感的に操作できる管理画面やアプリは、多くの業種・業態のお客様から支持を受けています。
データ分析のノウハウで企業の悩みを解決
2016年の創業時は移動データの分析が主な業務でした。保険会社や自動車会社から受け取った移動データをもとに、インサイトの抽出や分析を進めていました。その中で、移動データの価値の高さに気づき、自社で車両管理サービスの提供を始めたのです。当初は、急加速や急減速、走行ルートなどの情報を素早く取得するためにシガーソケット型のデバイスを採用しました。
コロナ禍以降は企業の社用車の持ち方にも変化があり、デバイスの手軽さが評価されるようになりました。オンライン会議の普及で、営業担当者が取引先に直接行く機会が減ったのです。
社用車の稼働率は下がり、カーシェアやレンタカーなどを利用する企業が増えてきました。社用車、カーシェア、レンタカーなど車の分類が増えれば、その分移動データの管理は複雑になります。結果として、我々の工事不要で着脱が簡単なシガーソケット型の管理デバイスがニーズにぴったりとマッチしました。
「クラウド型車両管理システム SmartDrive Fleet」6つの魅力
サービスの魅力を6つに分けてご紹介します。
データ可視化で予防心を育てる
私たちが、安全運転の実現のために意識しているのが「ハインリッヒの法則」です。
これは「1件の重大事故の背景には29件の小さな事故がある。29件の背景には300件のインシデントがある」という考え方です。事故が起きてから対策するのではなく、急加速や急停止などのインシデントを可視化し、対策することが事故防止につながると考え、開発に取り組んできました。
実際に、お客様からは「導入後、約半年で事故が減った」という声を よくいただきます。データを見ると、急加速・減速が約4割減っていました。今はドライブレコーダー型のデバイスも提供し、急操作した場所と車内の様子を動画で見られるようにしています。動画の記録を見れば、急操作の要因が詳細に分かるので、さらにラインアップを増やしているところです。
業務効率化にも活用
安全運転だけではなく、営業や配送の効率化のために導入するお客様も増えています。
例えば、
・拠点が複数ある企業:実は本社の方が取引先に近いのに、毎回支社から訪問している。
・事務機メーカー:営業担当が午前中訪問した会社に、午後は別のメンテナンス担当がサービスのために訪問している。
重複が起こっているものの、管理できずに困っているケースです。私たちのサービスは詳細なデータを出せるので、移動データを営業・配送の効率化対策にも活用していただけます。
未使用車の可視化で無駄を削減
「社用車がどのように使われているのか」を管理者がなかなか把握できていないお客様も多いです。我々のサービスで移動データを管理したことで、社用車が活用できていなかったことに気づき、台数削減につながった例もあります。
例えば、メモリード社では53台中21台削減しています※。また、移動時間の無駄を可視化することで、ガソリン代や人件費などのコスト削減に成功したお客様もいらっしゃいます。
単純に移動時間が短い方が事故に遭う確率も減るので、事故防止の視点からも移動時間の無駄を減らすのは効果が大きいのではないでしょうか。
※参考「導入月に車両コストを40%削減。コロナ禍を乗り切るための、車両管理システム活用術(導入事例:株式会社メモリード)」|株式会社スマートドライブ
電子化・自動化で作業量削減
現状、ドライバーの運行日報や車両点検、アルコールチェックなどを紙で管理している企業は少なくありません。そこを電子化・自動化すれば、管理者とドライバーともに作業量が減り、大きなメリットになります。例えば、アルコールチェックの場合はアルコール検知器で測定した数値をスマホのアプリで撮影するだけで異常の有無を自動で登録できます。さらに、この秋からは検知器との自動連携も準備しています。完成すれば、さらにドライバー・管理者双方にメリットのあるシステムになります。
ドライバーの安全運転意識を向上
ドライバーごとに急操作に関する点数がつき、アプリ上で確認できます。サービスを導入してからドライバーの点数が安定してくると、「運転の健康診断」のように使われるケースも多いです。例えば、「Aさんは大体75点なのに昨日は65点だった」となると管理側も異変に気づくことができるのです。
また、モチベーションを上げていただくために、年2回、お客様と一緒に安全運転イベントを実施しています。ここでは参加者の運転スコアの順位を発表し、上位者には賞状や盾を贈っています。2023年4月のイベントでは約1,000名のドライバーの方に参加していただきました。
ある企業の方は、以前は「事故を起こさなければいい」意識で運転していたそうで、サービス導入当初は点数が60点台でした。しかし、自身の走行データと点数を日々振り返る習慣がつき、このイベントで上位表彰を受けるまでになりました。
自分だけでは危険な運転をしていても気づけないので、アプリやイベントを自分の運転を俯瞰して見ていただく機会にしてほしいと思います。
進化し続ける機能
サービス開始当初は安全運転を目指したものでしたが、ドライブレコーダー型の開発や分析データの蓄積により、さまざまな機能を追加してきました。今は、CO2削減に向けたEV導入などの試算ができる機能が増えています。継続して、お客様に使い続けていただけるサービスとなるように機能のアップデートを繰り返しています。
移動データは大きな可能性を秘めている
今後は、車両管理担当者の業務をさらにサポートする方向での展開を考えています。具体的には、走行データの取得だけでなく、車検の管理や事故報告書の作成などの業務を効率化する機能の拡張です。
私たちのビジョンは「移動の進化を後押しする」ことです。移動データは大きな可能性を秘めていて、安全面だけでなく、労働時間の可視化や営業部門のマネジメントなど、さまざまな分野でもっと活用できるはずです。まずは移動データに興味を持っていただいて、私たちがデータを分析することで、より良いサービスを提供して「移動の進化を後押ししたい」と考えています。
※情報は取材時点。記事内の画像は株式会社スマートドライブより提供。
サービス紹介:データ分析で安全運転強化からコスト削減まで
「クラウド型車両管理システム SmartDrive Fleet」
シガーソケットに挿すだけのデバイスや、ドライブレコーダーから走行データを自動的に収集・管理する。リアルタイムの位置情報、走行履歴、安全運転診断、運転日報など、さまざまな形で活用できる。
詳細および資料請求はこちら
https://smartdrive.co.jp/fleet/
会社情報
株式会社スマートドライブ
本社:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー12階
代表:代表取締役 北川 烈
設立:2013年10月
事業内容:ハードウェアやアプリケーション、テレマティクスサービス等の開発・提供およびデータ収集・解析
HP:https://smartdrive.co.jp/
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