株式会社PR Table調べ
24新卒の80%以上が「キャリアや働き方の事例」が入社意向に影響すると回答し、就活生の70%以上が企業探しで検索サイトを利用
2023.09.25

〜就活で不安に感じることTOPは「自分のやりたい仕事ができるかどうか」〜
PR Table(東京・千代田)は9月21日、「就職/転職活動の意思決定に寄与する「コンテンツ」実態調査」の結果を公開した。調査対象は内定承諾済の学生517名と、転職経験のある社会人579名。(同リリースでは、学生の調査サマリーを掲載)
調査結果によると、24新卒の80%以上が「キャリアや働き方の事例」が入社意向に影響を与えると回答。さらに、企業探しにおいて「働き方・人・職種」の事例情報が不足していると感じ、70%以上の学生が企業情報を検索サイトで調べていることが明らかになった。以下、リリースより。
PR Tableのイベント情報:https://at-jinji.jp/provider/event/599
調査の背景
昨今、労働人口の減少や職種の多様化、働き方の選択肢の増加により採用活動の難易度が年々高まっています。そうした中、採用体制を「攻め」に転じる上で「採用ブランディング」に投資し、採用目標の達成を狙う動きも増えてきました。一方で、人事責任者の8割は情報発信の「伝え方」と「届け方」に課題を持っているというデータも明らかになっています(2023年3月/当社調べ)
では、実際に就職/転職活動をしている求職者は、各社の採用ブランディングの取り組みにおいて発信されているコンテンツをどのように受け止め、意思決定に活用しているのでしょうか。
今回は内定承諾を終えている24卒入社の学生と、転職経験のある社会人に絞り、それぞれ企業が発信するコンテンツによる態度変容を明らかにするため、アンケート調査を実施いたしました。
▼転職者(社会人)を含む調査結果レポート(PDF)完全版をダウンロードする
URL:https://product.talent-book.jp/ebook/contents_research_report/
調査結果サマリー
- 24新卒の80%以上が「キャリアや働き方の事例」が入社意向度に影響を与えると回答
- 企業探しにおいて不足していると感じる情報TOP3は「働き方・人・職種」の事例
- 70%以上の学生が企業名や職種を「検索サイト」でも調べている
- 調査のポイント
-
- 就活で学生が感じているのは「自分の求める仕事や働き方ができるのか」という不安
- 24卒学生が企業探しにおいて不足していると感じる情報TOP3は「働き方・人・職種」の事例
- 学生の入社意向に影響を与えるのは「キャリアや働き方の事例」の有無、「採用サイトの情報」の更新性
- 70%以上の学生が求人媒体や口コミサイト以外に情報を求め、企業名や職種を「検索サイト」で調べている
- 企業情報を深く知りたいと思ったとき「動画」より「テキスト」を選ぶ
- まとめ:求職者が知りたい「はたらく事例づくり」が採用マーケティング
- 調査概要
- 「働く人」から企業の魅力を伝える採用ブランディングサービス「talentbook」について
- 会社概要
就活で学生が感じているのは「自分の求める仕事や働き方ができるのか」という不安
就活を終えた24卒学生に「就職/転職の意思決定をする際に、どんなことに最も不安を感じましたか?」という設問を聞いたところ、回答が多かったTOP3は「自分が求める仕事ができるのか」「自分が求める働き方ができるのか」「どんな人たちと一緒に働けるのか」という結果となりました。
24卒学生が企業探しにおいて不足していると感じる情報TOP3は「働き方・人・職種」の事例
そうした不安を感じている一方、「自分に合った職種、業界、企業を明確にするために、どんな情報が不足していると感じたことがあるか」という設問に対しては「どんな働き方があるのか」「どんな人が働いているのか」「どんな職種があるのか」という回答が上位に上がり、学生の不安を解消するコンテンツが不足しているという実態が見えてきました。
学生の入社意向に影響を与えるのは「キャリアや働き方の事例」の有無、「採用サイトの情報」の更新性
また、80%以上の学生が「キャリアや働き方の事例コンテンツの有無が入社意向に影響を与える」と回答し、半数以上の学生が、「採用サイトの情報が古いままで更新されていないと入社の意向度が下がる」と回答しました。
70%以上の学生が求人媒体や口コミサイト以外に情報を求め、企業名や職種を「検索サイト」で調べている
企業情報を求人媒体や口コミサイトに加えて「検索サイト」から調べる学生は70%以上にのぼり、特に企業名・職種 に関するワードで検索するという実態が見えてきました。
企業情報を深く知りたいと思ったとき「動画」より「テキスト」を選ぶ
デジタルコンテンツの形式について適切な手法を聞いたところ、「キャリア・働き方の事例」「働き方・制度について」などいずれのカテゴリにおいても企業情報を深く知りたいと思ったときには「動画」よりも「記事」コンテンツが望ましいという回答を得ました。
まとめ:求職者が知りたい「はたらく事例づくり」が採用マーケティング
求職者が「働き方、人、職種」に関する事例コンテンツを特に必要としているという結果から、最近の就活は能動的に情報を検索することで「企業探し」から「事例探し」へと行動が変化してきている傾向が見えてきました。その背景として、ジョブ型への移行や職種の多様化、働き方の選択肢の増加により、失敗したくない、自分で仕事や働き方を選びたいという意向も調査から明らかになりました。
また知りたい情報によってテキストと動画に求めるものが異なり、より深く企業について調べたいときにはテキストコンテンツを求めている、という結果となりました。
企業や消費者に届けるマーケティング活動と同様、適切な媒体や手段を選びながら「はたらく事例づくり」をしていくことが、パーソナライズ化が求められる採用マーケティングにおいて最も効果的な手法なのかもしれません。
▼本配信の調査結果レポート(PDF)完全版をダウンロードする
URL:https://product.talent-book.jp/ebook/contents_research_report/
調査概要
調査主体:株式会社PR Table
調査方法:インターネット調査
調査時期:2023年9月
有効回答:18-59歳の学生および社会人1,096名(内定承諾/転職経験ありの方)
※本調査の内容を転載、ご利用いただく場合は「株式会社PR Table調べ」とクレジットを記載してください。
「働く人」から企業の魅力を伝える採用ブランディングサービス「talentbook」について
『talentbook』は、「働く人」から企業の魅力を伝える採用ブランディングサービスです。企業の魅力と求職者のイメージギャップを埋めるための採用戦略をプランニングし、コンテンツの企画から、つくる、届けるを通してリーチ量や滞在時間、アクションデータを蓄積。PDCAを回しながら企業に最適化したデジタルPR施策をワンストップで提供します。
会社概要
会社名 :株式会社PR Table
代表者 :大堀航/大堀海
所在地 :〒102-0083 東京都千代田区麹町4丁目8−1 ザモックアップ312
URL :https://prtable.com/
【プレスリリース「【就職活動の意思決定に寄与する「コンテンツ」実態調査】「キャリアや働き方の事例」が入社意向度に影響すると24新卒の80%以上が回答」より|2023年9月21日(PR TIMES)|株式会社PR Table】
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。

「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
paiza株式会社
ITエンジニア職専門の就職情報サービス「paiza新卒」が25卒向け求人掲載を開始
チームラボ、DeNA、Sansanなどの人気企業が掲載paiza(東京・港)は9月4日、ITエンジニア職専門の就職活動情報サイト「paiza新卒」で、25卒学生向け求人情報の掲載を...
2023.09.04
-
ニュース・トレンドプレスリリース
ウォンテッドリー株式会社
キャリアビジョンを重視した企業と学生をつなぐ「#キャリアビジョン直結型インターン マッチングイベント」を実施
ウォンテッドリー(東京・港)は8月2日、企業名を隠し、代わりに企業の「やりたいこと」が書かれたブースが並ぶ就活生とのマッチングイベント「#キャリアビジョン直結型インターン」プロジェ...
2023.08.18
-
ニュース・トレンドプレスリリース
「マイナビ2024年卒 企業新卒採用活動調査」株式会社マイナビ
【24卒採用】学部卒総合職の初任給を引き上げた企業が7割、一方就活でのAI活用については慎重な意見が多数
マイナビ(東京・千代田)は7月18日、2024年卒の採用活動および2025年卒の採用計画などをまとめた「マイナビ2024年卒 企業新卒採用活動調査」の結果を発表した。調査結果は20...
2023.07.26
-
ニュース・トレンドプレスリリース
「2023年冬のボーナスと転職に関する調査」株式会社マイナビ
賞与によって転職のタイミングを調整したことがある人は50.4%。賞与額が想定を下回ると転職意欲が高まる傾向
「賞与が少ない」ことを理由に転職をしたことがある人は62.5%。「自分の仕事に見合う理想の賞与額」は平均89.2万円で「今年の冬の想定支給額」は平均46.2万円。理想と現実で大きく...
2023.12.08
-
ニュース・トレンドプレスリリース
Thinkings株式会社
AIとのシナジーが生む新たな採用の在り方「採用3.0」とは? 「2025年卒採用トレンド予測」を発表
~AI活用の採用事例や、採用担当者と就活生への調査結果などをもとに予測~Thinkings(東京・中央)は11月29日、テクノロジーの進化による採用環境の変化や「sonar AI」...
2023.12.07
-
ニュース・トレンド
2024年新卒採用を専門家が解説|大学生の就活動向と価値観の変化・前編
コロナ禍の影響か不確実性を避け、納得感を持った選択を重視
リクルートマネジメントソリューションズ(東京・港)が11月20日、インターネット集計をもとに行った「2024年新卒採用 大学生の就職活動に関する調査」の結果を発表した。調査対象は2...
2023.12.07
あわせて読みたい
あなたにオススメのサービス
あわせて読みたい
あなたにオススメのサービス

人気の記事
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
「インボイス制度開始後の実態調査アンケート」CAMELORS株式会社
インボイス制度登録者の約7割が「制度廃止」を希望。登録後、35%が「悪影響があった」と回答、「好影響があった」はわずか2.7%
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
「男性育休に関する本音調査」パーソルホールディングス株式会社
男性の4人に3人が育児へ積極参加を望む一方、育児に関して「パートナーの指示を待つ」と回答した男性は23.1%
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
株式会社futurelabo
243の新卒採用サービスを独自にマッピング。「新卒向けサービス・カオスマップ 2023年 下半期版」を公開

国内・海外ヘッドライン

THE SELECTION
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
特集「人手不足業界の逆襲」~外食産業編~
「見える化」と「属人化」の組み合わせが鍵。 丸亀製麺が外食業界を変える日
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION会員限定特集
働きやすい職場づくり~サイバーエージェント編
「妊活支援」や 「働くママ・パパ支援」を、 一部の社員のものにしないためには?