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法定雇用率達成の一歩先を行く、ミッションを叶える障害者雇用を実現【FLEMEE】

2023.09.22

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障害者の能力やスキルを生かすための取り組みや、多様性と包括性を重視する企業が増えている一方で、企業が障害者を迎え入れる環境を整えられない、障害者が十分な雇用機会を得ることができていないなど、多くの課題が残る。

株式会社オリィ研究所(東京・中央)は、テレワークで障害者雇用問題と人材不足を同時に解決する人材紹介サービス「FLEMEE(フレミー)」を提供している。障害者雇用サービスに込められた思いや「FLEMEE」の特徴について、人材事業部FLEMEEチーム部門責任者の加藤寛聡さんと、同チームインサイドセールス担当の小泉萌さんに話を伺った。【2023年7月3日取材:池田亮貴、文:早川みどり、編集:鈴木詩織】

人材事業部FLEMEEチーム部門責任者の加藤寛聡さん(写真右)と、同チームインサイドセールス担当の小泉萌さん(株式会社オリィ研究所)

人材事業部FLEMEEチーム部門責任者の加藤寛聡さん(写真右)と、同チームインサイドセールス担当の小泉萌さん

目次
    1. 移動困難者にテレワークという選択肢を
    2. 企業にとっても求職者にとっても意味のある採用を
    3. 法定雇用率達成の、その先へ
    4. 採用=ゴールではない。採用後のキャリアアップでさらなる貢献を想定
    5. サービス紹介:テレワークで障害者雇用問題と人材不足を同時に解決する人材紹介サービス「FLEMEE」

移動困難者にテレワークという選択肢を

「FLEMEE」はテレワークに特化した障害者の人材紹介サービスです。障害者雇用を推進したい企業向けに、テレワークであれば優秀な人材を全国から採用できるという利点を生かして採用を支援しています。

身体的または精神的な理由で外出が難しく、出社ができないという理由でなかなか自分のスキルを生かせなかったり経験を積めなかったり、またはやりたい仕事が見つけられない求職者が、テレワークという選択肢の中で主体的にキャリアを築いていけるサービスです。

テクノロジーを駆使した障害者雇用へアップデートができる(株式会社オリィ研究所)

特に、ITエンジニアと即戦力事務人材の求人に強みを持っています。それには、弊社がもともと「移動困難者の孤独を解消する」という企業理念を掲げていることが背景にあります。外出が難しい方が、その場に参加ができないことで、一つのつながりや社会参加の機会を得られない場合に孤独が生まれます。弊社創業者の吉藤(健太朗)自身が子どもの頃に体験した闘病による孤独が、分身ロボット開発のきっかけになっています。

吉藤は特に、外出できないだけで、あらゆるものの機会損失が起こることに対して、どう解決すべきかを考えました。そこで、孤独を癒やす方法として人工知能ロボットに注目します。しかし同時に、人と接する福祉ボランティアをしている中で徐々に違和感を覚えるようになり、「人工知能が人を癒やす未来」よりも「親しい人とつながり、孤独でなくなる未来」を創りたいという思いに至りました。

そのコンセプトを受け継ぎ、テクノロジーを使って移動困難者であっても場に参加して就労できる状況をいかに切り開いていくかという課題に対して、さまざまな領域で取り組んでいます。

企業にとっても求職者にとっても意味のある採用を

障害者の社会参加の中で特に就労に着目している理由は、自分の役割を得るという点において、仕事はその役割を作りやすいものだからです。さらに近年、テレワークが急激に広まったことも追い風となり、「FLEMEE」が生まれました。

「FLEMEE」の根底には障害者を含む移動困難者へ機会を提供するというコンセプトがあります。移動困難者とは、決して障害者だけに限定されるものではなく、持病のある方や、自分の家族に障害がある、または介護でケアが必要でなかなか仕事現場に行くことが難しい場合なども含みます。本来はそれら移動困難な方を対象として、就労の領域においてビジネスの場を作っていきたい思いがあります。しかし、企業が抱える課題として障害者雇用が社会的な責任になっていることもあり、まずは障害者雇用から切り開こうという方針で「FLEMEE」をスタートしました。

実際に、障害の有無に関わらず、企業が求める能力に対して対等に成果が出せる人材はいます。テレワークにより、そういった人材を十分に活用できるようになります。障害者雇用だからといって、やってもやらなくても差し支えない仕事をしてもらうような、「形式さえ作れればいい」という風潮を、「FLEMEE」で変えたいと思っています。

障害者採用担当者のみなさまへ こんなお困りごとはありませんか?(株式会社オリィ研究所)

法定雇用率達成の、その先へ

「FLEMEE」の需要の多くが障害者雇用なのはもちろんですが、ただ雇用したいだけの目的の方はほとんどいません。障害者雇用制度がある以上、企業として雇用義務はあります。しかし、せっかく雇用するのだから企業のミッションやビジョンに沿った人材が欲しいという課題を、一緒に解決するパートナーとして相談をいただくことが多いです。

企業義務だけでなく、ミッションを見据えた障害者雇用

一つの事例として、SaaS※系ソフトウエア企業を挙げて説明します。
その企業では、プロダクトを通して誰もが自由に働くことができる社会を実現するというミッションを掲げていました。それなら、誰もが自由に働くことができることを自社でも体現すべきと思い至ったのです。つまり、障害者雇用でもそのミッションを達成するべきで、障害の有無に関係なく、その人が持つスキルを発揮して仕事で貢献できる人材となり、自由に働ける環境をつくっていきたいということです。相談を受け、弊社は、テレワークを活用すればその要望はかなえられるのではないかとご提案し、ともに取り組みました。法定雇用率といういわゆる企業義務だけでなく、その会社のミッションというのも同時に達成した事例です。

※SaaS:Software as a Serviceの略で、「サービスとしてのソフトウエア」を意味する。クラウドサーバーにあるソフトウエアをインターネット経由で利用するもの。

障害ではなく能力として生かす提案

もう一つ面白いのが、アクセシビリティ(※1)に関する事例です。
あるソフトウエア企業を中心に、アクセシビリティを自社のサービスでどう強化するかという計画がありました。こちらもSaaS系の企業で、自社のアクセシビリティのエンジニアやそれをテストする人材をどのように発掘するかという相談をいただきました。

その企業は業界ではシェアナンバーワンで、サブスク利用者の約99%が離脱しない実績を誇っていました。誰にとっても使いやすいことがその要因であり、サービスの強みだと自負する企業でした。その使いやすさにはアクセシビリティも含まれていたのですが、さらに強化することが最重要項目として課されていたのです。そこで、視覚障害者の方がスクリーンリーダー(※2)だけで自社サービスを使いこなせるのか、そして新しい機能を追加しても問題なく使えるのかといった部分を弊社でテストしてほしい、なおかつテスト結果のフィードバックが欲しいというお問い合わせをいただきました。視覚障害という特性が能力として仕事に生きるのだと実感したケースでした。

(※1)ここでは、高齢や障害、病気、他の身体的・認知機能的な特性により運動機能や視聴覚機能に制約や偏りがあっても、機器やソフトウエアの操作、情報の入手、ネットサービスの利用などが可能である状態を意味する。

(※2)「音声読み上げソフト」とも呼ばれる。主に目の不自由な方、視覚障害者が画面を読み上げながらパソコンやスマートフォン、タブレットなどを使うためのソフトウエア全般を指す。

「FLEMEE」の求人登録者情報(株式会社オリィ研究所)

「FLEMEE」の求人登録者情報は年齢、経験業務、障害特性が公開されている。

採用=ゴールではない。採用後のキャリアアップでさらなる貢献を想定

「FLEMEE」の登録者は、事務やエンジニアのような主にパソコンを使用する職種が多いのが現状です。しかし、営業やマーケティングといった職種にも広げていけないかと考えています。実際には営業系だけはテレワークに対応していない企業も多く、課題は山積していますが、営業が好きな方やスキルのある方のために、私たちが選択肢を増やせないかと模索しています。

加えて、能力があれば即戦力としてスタートできる土壌ができつつあるので、ミドル層やジュニア層などにも機会を作っていけるかが大事だと思います。企業でも一部注目されていますが、障害者雇用をした後にその方がキャリアアップしていけるかといった部分が重要になってきます。今後は、採用後の成長にも関わることで障害者のキャリアの幅を広げること、ひいては企業へより貢献していけるようなサービス展開ができればと思っています。

※情報は取材時点。写真は株式会社オリィ研究所より提供。

サービス紹介:テレワークで障害者雇用問題と人材不足を同時に解決する人材紹介サービス「FLEMEE」

「FLEMEE」サービス画像(株式会社オリィ研究所)

「FLEMEE」
独自選考を通過したテレワーク就労に強みを持つ障害者人材と企業をマッチングすることで、成長企業の人材課題解決や社会貢献を後押しする。初期費用・月額利用料無料の完全成功報酬型の人材紹介サービス。

詳細および資料請求はこちら
https://flemee.orylab.com/

会社情報

株式会社オリィ研究所
本社:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-8-3
代表:CVO 吉藤 健太朗/CEO 笹山 正浩
設立:2012年9月28日
事業内容:コミュニケーションテクノロジーの研究開発および製造販売
HP:https://orylab.com/

【企画・制作:@人事編集部広告制作部】

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