データの一元管理と勤怠や労務管理などと連動した業務効率化を実現するタレントマネジメント【sai*reco】

タレントマネジメントの考え方が身近になってきた一方で、その実現によって果たすべき目的が曖昧になっている企業も多い。それ以前のステップとして、膨大な人事データの収集や管理、分析ができる環境を構築する必要がある。
そんな状況を踏まえ、株式会社アクティブアンドカンパニー（東京・千代田）は、組織人事の情報を蓄積し、有効な経営情報としての活用を支援するクラウド型人事管理システム「sai*reco(サイレコ)」を提供する。サービスの特徴や企業が抱える課題について、HRテック事業部ビジネス開発部ソリューションチームの安川隆晃さん（下写真）に話を聞いた。【2023年6月29日取材：池田亮貴、文：早川みどり、編集：鈴木詩織】

人事データの一元管理と業務効率化を実現

「sai*reco(サイレコ)」は、社内にある人事情報を一元管理できるHRオートメーションシステムです。大きく分けると情報の管理をして一元的なデータベースを作る、人事業務の効率化を図る、という二つの側面を持っています。

人事情報をしっかりと管理し、データが加工できたり簡単に取り出せたりといった使える状態になっていない限りは、タレントマネジメントシステムを導入したとしても、戦略人事は実現できません。現状では、紙やエクセル管理になっていたり、複数のシステムを入れていることで情報が散りぢりになってしまったりして、データを有効活用することができずにいる企業も少なくありません。

従業員のあらゆる情報を一つに取りまとめる大きい箱のような形で「sai*reco」を導入していただくことで、データベースの作成を進められるのです。

項目数と時間軸で高精度のデータ管理

「sai*reco」が提供する人事情報の一元管理と業務効率化を具体的に説明します。
「sai*reco」は、項目やカテゴリを自由に設計できます。例えば住所や給与の振込先などの基本的な情報はもちろん、趣味やサークル活動といった情報まで、幅広い範囲の項目を設計し、カテゴリごとにまとめることが可能です。加えて、各項目に複数の履歴を持たせられるため、時間軸で情報を追えます。
項目数の多さと、時間軸での深み。このようなデータの持たせ方が、精度が高いデータベース化を実現します。

こうして整理されたデータベースを作成することで、ようやく情報が活用できるようになり、人事の方が戦略的に施策を考えられる状態にシフトチェンジしていけるのです。

目先の効率化ではなく全体の業務効率化を図る

人事担当者は、どうしても日々の人事情報の取りまとめや更新など、日常業務の負担が大きくなりがちです。「sai*reco」では、情報更新時にワークフローで申請を行い、承認されるとその情報が自動的にデータベースに反映される状態を作ります。申請・承認フローからデータを転記・更新するという作業を自動化することで、業務負担を軽減できます。

もう一つ大きな課題が、入社手続きや勤怠管理、給与計算、年末調整などルーティンで発生する業務の負荷です。
複数のシステムで管理している情報更新を個別で行う場合、かなりの手間が発生します。その点、「sai*reco」ならシステムの中にマスターのデータベースを作ることで、そこから他システムのデータを更新できるようになります。システムによっては、APIでつなげられるようになります。
このように情報の連動を自動化させることが、「sai*reco」が持つ業務効率化の側面です。

人事担当者が定型業務をアナログで行っていると、その業務フローをそのままシステム化したいというイメージしか浮かばなくなりがちです。しかし、データを一元管理できる状態をつくり、業務フローを見直し、必要なシステムを導入し、連携させることではじめて部分的ではなく全体的な業務効率化が可能になるのです。

「sai*reco」が選ばれる2つの理由

「sai*reco」が選ばれる理由は、大きく2点あります。

一つは、コストを抑えて導入できる点です。弊社のシステム利用費は市場の相場と比較して、およそ3分の2程度に抑えられています。

もう一つが、前述したとおり自由なデータベースの設計が可能である点です。お客様の今の課題だけでなく、今後実行したいことが増えた場合に変更・拡張しやすいため、長期的なデータの蓄積ができるのです。

タレントマネジメントの土台を作る

弊社は、人事担当者が単に目の前の業務をこなしていくだけではなく、経営戦略を実現する人事施策に取り組んでいくことを理想としています。人事が会社を形作っていく役割を果たすための手段として生まれたのが「sai*reco」です。

タレントマネジメントという言葉はあまりにも広義で、具体的な課題や施策については何をすればいいか分からないお客様も多いです。そうした状況を見て、弊社はまずは人事情報の一元管理と業務の効率化によって、人事が中長期的な課題や施策の検討するための時間を捻出してはじめて次のステップであるタレントマネジメントに進めると考えました。そのため、「sai*reco」はタレントマネジメントを行う状態に進むための土台作りをするシステムとしてご提案しています。

お客様の成功＝自社の成功と信じて

今後は、収集・蓄積した情報に基づいた組織設計やタレントマネジメントの高度化を「sai*reco」で実現したいと考えています。そのために、ダッシュボードなどのデータを見える化する機能などを追加していきます。離職分析といった部分的な課題解決ではなく、「sai*reco」で一元化した人事情報を柔軟に可視化することで、潜在的な課題解決の支援ができる状態を目標としています。

また、「sai*reco」と他システムとの連携の幅を広げることです。これにより、お客様の課題解決の選択肢を増やし、サービスの質を高め合える点を期待しています。

※情報は取材時点。写真は株式会社アクティブアンドカンパニーより提供

サービス紹介：攻める人事をサポートするHRオートメーションシステム「sai*reco」

「sai*reco」
人事情報を蓄積し、有効な経営情報としての活用を支援するクラウド型人事管理システム。システム上で情報を一元管理し、定型業務を自動化・効率化を可能にする。また、人事施策を直感的にわかりやすく可視化。組織シミュレーション結果はそのまま保存でき、人事情報の組織内の共有にも役立てられる。

詳細および資料請求はこちら
https://saireco.jp/

会社情報

株式会社アクティブアンドカンパニー
本社：〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11 飛栄九段ビル5階
代表：大野 順也
設立：2006年1月5日
事業内容：組織・人事コンサルティング事業、企業における従業員の採用手続き及び教育研修業務の受託、インターネット等を利用した各種情報提供サービス
HP：https://www.aand.co.jp/

【企画・制作：＠人事編集部広告制作部】