リスキリング時代に先手を取れる統合型ラーニングソリューション【LOGOSWARE Xe】

企業の研修・教育の分野では、近年、技術やビジネスモデルの変化に対応するため、新たな分野の知識やスキルを吸収する必要があるという意味で、リスキリング時代と呼ばれている。
ロゴスウェア株式会社（茨城・つくば）が提供予定の「LOGOSWARE Xe（ロゴスウェア・クロスィ）」は、SaaS型のeラーニングソリューションの１つ。平等な学習機会を作るために、さまざまな機能を併せ持っている。
今回、導入のメリットやポイントを押さえながら、現代の研修制度の問題解決についてもマーケティングマネジャーの植竹純子さん（下写真）にお話を伺った。【2023年6月6日取材：池田亮貴、文：須藤大智、編集：鈴木詩織】

人事担当者をサポートするさまざまなアプリケーション

「LOGOSWARE Xe」は、次世代の統合型ラーニングソリューションです。
社員教育に必要な複数のシステムを1つに統合して提供します。

「Microsoft 365」の社員教育版のようなものと考えていただけるとイメージしやすいと思うのですが、「Microsoft 365」は1つのアカウントで「Microsoft Teams」や「Excel」などオフィスワークのさまざまなシステムを横断的に使えて便利ですよね。管理する側も「Microsoft 365」だけ管理すればよいので負担が少ないです。

社員教育はどうかというと、異なるシステムだったり、ローカルで管理されていたりと、バラバラに管理されていて、人事担当者の負荷になっています。
LOGOSWARE Xeは複数のシステムを1つに統合してご提供するので、人事担当者の負荷を減らせます。

例えば、「Platon Xe（プラトン・クロシィ）」で学び、「Libra Xe（リブラ・クロシィ）」で自習する。
集合研修や議論をする際は「Platon Xe」で予約して、「GigaCast Xe（ギガキャスト・クロシィ）」でWebミーティングやWebセミナーを実施する。つまりパッケージの中のアプリ同士を連動させて、これまで点在していた学習システムを一つにまとめられるわけです。
人事担当者にとっては、これまでかけていた手間や負担がなくなり、その他の仕事に手が回るため、社内システムの効率化ができます。

ただし、現在はまだ第１弾のご提供のため、提供は「Platon Xe」と、教材コンテンツ作成ソフト「LOGOSWARE SUITE（ロゴスウェア・スイート）」です。
第２弾では、これらに加えてデジタルライブラリ「Libra Xe」、ライブ配信システム「GigaCast Xe」を提供予定です。

学びの3ステップを一括管理

「LOGOSWARE Xe」は、単なるeラーニングシステムではなく、インプット、議論、アウトプットまでの3段階を一覧で見ることができるシステムです。
この3段階を弊社では「学びの3ステップ」と定義しています。

従来のコンプライアンス教育では、国や社内のルールを伝えるのが目的だったので情報のインプットだけで十分でした。
しかし、リスキリング時代は誰もが新しい仕事や価値を創造して新たな業務に適応させなくてはいけません。つまり「覚える」ことに加えて、「知識や知恵を習得する」ことが必要なのです。

この「知識や知恵を習得する」ために効果的なのが「インプット」「議論」「アウトプット」の「学びの3ステップ」です。

実際にすでに「インプット」→「議論」→「アウトプット」学びの3ステップを行っている企業様も多くあると思いますが、eラーニングと集合研修、レポートなど、それぞれの項目をバラバラに管理しているケースが多いです。一人ひとりの社員がこれまでどのような研修や教育を受けてきたかが分かるシステムを企業自身で作ることはとても難しく、労力がかかるためです。管理がバラバラであるために、同じことを2回繰り返してしまったり、前提がない中でレベルの高い教育をやってしまったりと、時間や労力を無駄にしてしまう恐れもあります。

社員の能力向上に注力できる

「LOGOSWARE Xe」を利用することで、人事担当者は、散在していた研修や教育の体制、個々の成長度合いなどの把握にかかっていた時間を、社員の能力をあげる工夫に使うことができるという価値を得られます。それだけでなく、成果と教育がどのように結びついているのかが分かれば、データを分析しながら、次にどのカリキュラムを受けさせればいいかを根拠に基づいて判断できます。

また、「覚える」ことは一般的な教材でも可能ですが、一般的な知識を覚えるだけでは業務に生かせません。業務に適応する学びを実現するためには、企業が自社に合った教材を内製することが重要です。
この教材は実際の業務現場でしか作成できません。そのため現場の社員でも簡単に教材が作成できる教材作成ソフトもご提供しています。
教材作成ソフトの「FLIPPER（フリッパー）」「STORM（ストーム）」「THiNQ（シンク）」はPowerPointやPDFさえあれば、簡単にコンテンツを作れますので、誰でも簡単に使いこなして教材を内製できます。
実践的な教育には動画が欠かせないので、動画教材が簡単に作れる新しいツールの開発も進めています。

企業内大学化を目指して

リスキリングは社員だけでは実現できません。企業と社員が共に協力して実現していくものです。そのためには企業側がリスキリングの仕組みや環境を整える必要があります。
リスキリングを促す場として企業内大学というものが注目されており、大手の企業では企業内大学をすでに導入されている企業もあります。
しかし、企業内大学を構築するのは、大変な作業です。
「LOGSWARE Xe」はそれをサポートします。どんな企業でも「企業内大学」を構築できるように発展していきます。

「LOGOSWARE Xe」が考える企業内大学のコンセプトは、教室で授業を受け、図書館で自習をするというものです。
「Platon Xe」でカリキュラムが組まれた教育を受け、「Libra Xe」で自らが知りたい情報を探して学びます。

また、社員同士で学び合いができる仕組みも検討しております。
そのほかにも、社員が自ら次に学ぶ分野を選択できるような、選択型研修も導入予定です。
人事の方や上長が受けさせたい教育を社員に割り当てることも大切ですが、自律的な学習の一歩を支援することで、学ぶ姿勢が身につき、さらなる成長が期待できます。一人一人の社員が何に興味があるかを把握できるため、次のステップに成長するためのコンテンツも選択しやすくなります。

企業内大学は最終的な理想の姿ですが、いきなりそこにはたどり着けません。
まずは学びの3ステップでリスキリング教育の第一歩を踏み出すことが重要です。

※情報は取材時点。記事内の画像は株式会社ロゴスウェアより提供。

サービス紹介: 「LOGOSWARE Xe」で、リスキリング時代に先手を取る

「LOGOSWARE Xe」
新たなシステムを社内に取り入れる際に必要不可欠な社内教育。そのスタートであるインプットから、実践ができるようになるアウトプットの段階までを一括管理してくれるパッケージ型の商品。人事担当の負担が軽減することはもちろんのこと、効率よく、そして効果的に学べるシステムとなっており、リスキリング時代への対応を支援する。

詳細および資料請求はこちら
URL： https://xe.logosware.com/

会社情報

ロゴスウェア株式会社
本社:つくばオフィス
〒305-0817　茨城県つくば市研究学園５丁目２０−２
代表取締役社長CEO:石神　優
設立:事業内容:2001年7月
従業員数：62名（うちパート・アルバイト3名） （2022年11月現在）
・デジタルライブラリ： デジタルブック作成ソフト、およびライブラリシステムの開発と販売
・eラーニング： 各種学習コンテンツ作成ソフト、および学習管理システムの開発と販売
・オンラインLIVEセミナー： ライブセミナー配信システムの開発と販売
・制作サービス： デジタルコンテンツ制作サービス
HP：https://www.logosware.com/

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