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教育担当者を支える仕組みが充実。演習付きで実践的な自律学習を支援【etudes/etudes Plus】

2023.09.12

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執行役員 etudes事業管掌の高木康平さん(アルー株式会社)人材の流動性が高まり、リスキリングや自律学習が話題となっている。アルー株式会社(東京・千代田)は、豊富な階層別研修の実績をもとに、学習管理のためのシステム「etudes」と、etudesに豊富な教材を搭載した「etudes Plus」を提供する。
サービスの強みや今後の展望について、同社の執行役員 etudes事業管掌の高木康平さん(左写真)に話を伺った。【2023年6月12日取材:池田亮貴、文:鈴木詩織】

 

 

目次
    1. 「使いやすいLMS」プラス充実の研修コンテンツ
    2. より幅広い顧客に届けるeラーニング
    3. 自律学習でeラーニングを検討する企業が増加
    4. きめ細かい階層別研修に自信、コンテンツの追加も可能
    5. 集合研修との組み合わせで生産性向上
    6. 「困りごと」を解決できる研修へ
    7. 学習で企業の力を底上げし、「楽しく働く」未来へ
    8. サービス紹介:使いやすいLMSと豊富なコンテンツで学習支援・簡単管理

「使いやすいLMS」プラス充実の研修コンテンツ

簡単に言うと、etudesはLMS※という「箱」の部分、「使いやすいLMS」をコンセプトに掲げるプラットフォームです。etudes Plusは、そのetudesという「箱」の中に、アルー株式会社が約20年かけて作ってきた、大量の人材育成の研修のコンテンツをeラーニング化して入れて、受講していただけるようにしたサービスです。
したがって、社内でLMSを探している、もしくは何らかのeラーニングビジネスを目的にプラットフォームを探しているという場合にはetudesを提供し、コンテンツのご要望がある場合はetudes Plusのご利用を視野に入れていただくことになります。

etudesの説明(アルー株式会社)

「使いやすいLMS」etudes

etudes Plusでは、もちろんお客様が自社内で教材やマニュアルを制作して、同じプラットフォーム上に学習素材として載せることも可能です。

※LMS:Learning Management System(ラーニングマネジメントシステム)の略。学習管理システムとも言う。eラーニングを実施する際のベースとなるシステムのこと。

より幅広い顧客に届けるeラーニング

アルー株式会社は2003年創業で、基本的には社会人の人材育成をフィールドにして、集合研修を主に提供してきた会社です。etudesは2019年の9月に弊社の事業になりましたが、その時点ではLMSの事業だけで、コンテンツはありませんでした。

2019年当時はオフラインの研修が当たり前の時代ですから、基本的にはお客様から相談を受けて提案をして、弊社の持っている多数の学習コンテンツの中から、集合研修を講師付きで納品していました。自社が豊富に保有している学習の素材をeラーニングコンテンツ化さえすれば、eラーニングの事業もできる状態にはありましたが、2019年時点ではまだこれから力を入れようかと考えている段階でした。

ところが2020年にコロナウイルスの流行が始まり、対面での集合研修ができないという状態に。特に最初の緊急事態宣言が出たのが2020年3月末でしたので、われわれにとって非常に強い領域である新入社員研修が次々に中止になってしまいました。
それでも教育機会の提供は必要ですから、eラーニングコンテンツのニーズがぐっと高まります。その流れに対応する意味もあり、想定より早く、2年ほどで弊社の中にあるコンテンツのeラーニング化を急速に進めました。そして、etudesに教材を含めた形で提供するetudes Plusを2022年にリリースしたというわけです。

いずれはさまざな企業へ届くサービスに

弊社の集合研修事業は、公開講座の類をほぼ用意しておらず、一社一社の要望に合わせて階層別研修をカスタマイズして提供しています。主にお客様の会社にコンテンツと講師をデリバリーして研修する形態です。
直販で、カスタマイズした階層別研修というところを強みとする戦略でしたので、一定以上の社員数がないとお客様になりづらい、もしくは売上が成立しづらいという事情がありました。

そのため、お客様はエンタープライズ(大手企業)が多かった。われわれは、「夢が溢れる世界のために、人のあらゆる可能性を切り拓きます」というミッションを掲げていますので、長期的なビジョンとしてエンタープライズに特化した企業になろうとは全く思っておらず、どこかのタイミングでもっと幅広いお客様に価値を届けていきたいという思いがありました。
eラーニングはその手段の一つになっていると思います。

自律学習でeラーニングを検討する企業が増加

自律学習という言葉がこの数年よく言われますよね。自律学習という課題感を持った人事部のご担当者様の解決策の選択が何パターンかあります。

自律学習が課題となった時に、ご担当者様は「学び放題」系のサービスを導入しようと考えられることが多いのではないでしょうか。現在は、それで導入してみたもののなかなか受講率が上がらない、使ってもらえないといった話が聞こえてきます。

やはり自律学習とはいえ、学びの動機付けや、ちょっとした強制力、または受講を促すデザインが伴うもの、自分はどういうものを受講するべきかが見えるようなものが欲しいという要望が出た。あるいは、自律学習とは言うものの、「見て終わり」で良いのだろうかというような疑問が起こった。そういうきっかけで、自律学習用のサービスのプラットフォームを変えようという動きはあります。

etudesPlusの説明(アルー株式会社)

2つ目のケースも比較的多いと思います。
体制によりますが、人事部が人員不足で、毎年新人研修と管理職研修を実施するので精一杯というケースです。一方で若手の離職が増えている、またはもう少しその間の世代のケアをしたいが、これまでは研修という手法しか持っていなかったために、企画するパワーもない、新規の研修を行う予算も取れない。こういう場合に、われわれのetudes Plusなど、eラーニングのサービスが候補になることはあると思っています。リソースがあればやりたいけれども、できない。そう諦めていたところにうまくはまるのではないでしょうか。

また、昨今のいわゆるDXのような、社会のトレンドからも影響を受けることはあります。肌感覚として、デジタル化、最近では人的資本経営など、社会の潮流を受けて人事の方が「上から言われたからやらなければ」「トレンドだからやらなければ」と考えて検討を始められているケースもあると感じています。

きめ細かい階層別研修に自信、コンテンツの追加も可能

階層別研修については、新入社員研修や新任管理職研修をやらない企業様はほとんどないと思います。逆に、他の階層に関しては人事部の方々のパワーや予算に左右され、企業ごとに充実していたり教育機会を与えられていなかったり、まちまちなように思います。

弊社では、アルーコンピテンシーマップというものを定義しています。階層別にどういう能力が一般的に求められるかを定義し、全てそれに準じてコンテンツを作成しているのです。
例えば、リーダーシップというものの本質は一緒でも、新入社員と、若手社員、中堅社員やその上の管理職などでは、それぞれに発揮場面や求められる発揮行動のサイズが違いますよね。そのように、きめ細かい階層にフィットするように組み立てていますので、階層別研修にはかなり強みを持っています。そのため、手薄になっている階層への教育がやりやすいと思います。

長年、階層別研修を提供してきた実績とノウハウを生かし

弊社は歴史上、お客様のニーズを聞いて、それに対してコンテンツを作っていくような思想で事業を展開してきました。その結果自然と、研修や教材の内容がきめ細かくなっています。階層に対する“ちょうど良いあんばい”をお客様と探しながらやってきたという積み重ねがあり、お客様に合わせてカスタマイズできることを強みに階層別研修と長年向き合ってきましたので、他にはないような粒度、きめ細かさが実現できています。「あなたの世代にはこれを受けてください」という必然性を持って、人事部の方が自律学習を提供できるというところですね。
これがわれわれの圧倒的な強みです。

アルーコンピテンシーマップ(アルー株式会社)

アルーコンピテンシーマップ

業務に対応したコンテンツを追加

また、自社で作ったコンテンツも載せることができます。
昨今、リスキリングという言葉が流行していますが、リスキリングとは概念的に、「新しい職務に就くために新しい能力をつけることである」という前提に立てば、自社オリジナルの教育コンテンツを作って、受講できる状態にすることによって、教育の生産性を高めていくことは不可欠です。

例えば銀行の事務職だった方が営業サイドに行くことになり、全く経験がないという場合。思考力系のコンテンツも必要になるかもしれませんし、対人折衝力も必要になるかもしれません。ジェネラルなスキルとして必要になるから総合的に学ぶという考えは正しいでしょうが、一方でどこまで行っても「その会社のこの仕事に異動する」という状況で、われわれのような外部ベンダーからのコンテンツだけで100%学べるわけではないと思います。

異動者だけでなく、中途入社のオンボーディングなども全く同じです。したがって、自社の教材も載せられる、加えて教材の種類が動画でもスライドでも、場合によってはSCORM※の規格で作ったものでも、広く対応できるLMSが、社内教育の生産性を高めるためには欠かせません。全てを同じプラットフォームでできるということが、etudes/etudes Plusの価値ではないかと思っています。

※SCORM:Sharable Content Object Reference Model(共有可能なコンテンツオブジェクト参照モデル)の略称。ADL(Advanced Distributed Learning)という標準化推進団体により定義・公開されているオンライン教材の国際的な標準規格であり、この規格にのっとっていればほとんどのLMSで使用が可能。

集合研修との組み合わせで生産性向上

また、集合型の研修は、全体の最適解から、例えば2年目研修をやることは決まっていて、何をテーマにするかを考えるところから始めることがおそらく多い。「なんとなく全体的に思考力が課題かな」という感覚からテーマをロジカルシンキングに決めるようなケースがあるのですが、個人個人にとって本当にロジカルシンキングが今学ぶべき、一番優先度の高いものかというと、必ずしもそうではないわけです。

そのような状況から考えると、集合研修とeラーニングを組み合わせて、例えば集合研修の中で自己認識、自己理解、自分の課題設定を行い、それぞれが自分に合わせたテーマをeラーニングで学んでいくというようなブレンド型も有効でしょう。そういう面から、etudes Plusをはじめ、弊社のeラーニングコンテンツを使っていただくと、提供価値が広がると考えています。

研修の企画にeラーニングの教材も提供できる、例えば事前学習にeラーニングを設定して、集合研修の場ではディスカッションなど、集まらないとできないことだけに絞って時間を設定するなど、施策の生産性を高めるブレンド型の学習が選択肢になります。

インプットで終わりではなく、演習があることで知識が身に付き現場で生きる

また、etudes PlusはetudesというLMSに教材が載っているものですから、LMSの機能はそのままございます。したがって、受講の案内を出したり、事前課題を回収したり、事後課題を回収したりなど、管理側の負担を減らすことにも使えます。そういう点で、人事部様が本当にやるべき本来業務に集中するためのお手伝いができるという側面もあります。

もう一つの特徴として、われわれは、集合研修事業においても、創業期段階から「習うより慣れろ」、インプット型の講義ではなく演習型で続けてきたのですが、その思想をeラーニングにも持ち込んでいます。
他社さんのコンテンツの多くは、動画でインプットをして、簡単なテストがついている、という形だと思いますが、etudes Plusの教材にはしっかり演習が入っているのです。ハードですがきちんと身につけてもらえるような設計、その思想を、お客様からは評価いただいています。今や欲しい知識を手軽にインプットするだけならYouTubeなどでも充実しているものが多い時代ですから、極めて差別化が効いていると思っています。

実践につながりやすい設計(アルー株式会社)

「困りごと」を解決できる研修へ

コンテンツ自体がもともとエンタープライズ向けにやっている研修の中で磨き上げてきたものですので、当然eラーニング としてもエンタープライズの方には適していると思います。しかし、学習の本質自体は、エンタープライズだから、中堅企業だから、という点で生じる違いはさほどありません。

学習コンテンツ自体は、業界も会社の規模も選ばないものです。ただ一方で、30人、50人の規模の会社であれば基本的に目が届くので、学習の管理をする必要性が出るのは一定の規模以上、イメージで言うと300人以上ぐらいの会社さんなどと相性が良いのではないでしょうか。

今後必要なこととしては、今のところの弱みでもありますが、職種を問わない、共通に必要な階層別教育のような領域の教材は充実している一方、専門性の高い分野については教材をあまり持っていません。ところが現在は、ITなどかつては一部の人の学習内容だったものが全員のものになってきています。研修でもDXなどを扱うようになっており、教材のジャンルの拡充は、今後必要ですし、やっていくつもりでいます。

個人がいま解決したい課題とコンテンツ内容が寄り添うように

また、受講する方からすると、個人の困りごとと研修の内容が直結しないという課題があるのではないでしょうか。例えば、「僕は今すぐロジカルシンキングを学ばないとピンチである」と思う人はいない。けれども、人から話が分かりづらいと言われるから、分かりやすい話しかたを身につける必要性を感じている人や、メールが長い、読みにくいと言われている人は世の中にいるはずです。

その根本原因としては、ロジカルシンキングという構造化の能力や、いろんなルールが共通していますが、「ロジカルシンキング」という言葉と、個人個人が今解決したい課題が一致していない。そういう、個人の「困った」に合致して解決できるところまで、コンテンツの寄り添い方を工夫していければと思います。そういう点を確からしく提供できると、われわれのクオリティで人の役に立つことができるとイメージしています。

受講者の役割に合わせた提案(アルー株式会社)

学習で企業の力を底上げし、「楽しく働く」未来へ

われわれは自分たちの学習コンテンツに自信を持っています。etudes Plusの学習コンテンツを通して成果の出る学習を享受できる方を、企業の規模を問わず増やしていきたいと思います。
ただ、「日本人は勉強しない」とよく言われますよね。学習によって仕事のパフォーマンスが上がった実感をお客様と一緒に作り上げていって、それが一人ひとりの人生の充実、ひいてはお客様、会社さんにとっての全体のビジネスパフォーマンスの向上のきっかけになるようにしていく。企業全体の力が底上げされ、一人一人の自己肯定感が上がり、自信がつく。個人的には、そういうことを通して、楽しそうに働く人が増えると良いなと思いますね。

「楽しく働く」というイメージに一役買うのが、このeラーニング事業の果たす役割ではないでしょうか。ニュースの冒頭で、「リスキリング」がまるで接続詞のように使われるようなことも多いのではないかと思いますが、そこで思考停止せず、楽しく働ける姿が描ける世界を目指す、その役に立てたら――。人事部様が、本当にやるべき業務に時間を割くということが、このサービスやツールを通して、少しでも実現していくと良いなと思います。

※情報は取材時点。記事内の画像はアルー株式会社より提供。

サービス紹介:使いやすいLMSと豊富なコンテンツで学習支援・簡単管理

etudesPlusのサービスイメージ(アルー株式会社)

「etudes/etudes Plus」
約20年の人材育成ノウハウを基盤とする学習管理システム(etudes)および、同システム上で提供される「受け放題」の学習コンテンツ(etudes Plus)。使いやすいシステムとコンピテンシーマップに基づく学習テーマで、人事部の学習管理と社員の自律的学習を支援する。

詳細および資料請求はこちら
https://etudes.jp/
https://etudes.jp/etudes-plus

会社情報

アルー株式会社
本社:〒102-0073 東京都千代田区九段北一丁目13-5 ヒューリック九段ビル​2階 
代表: 代表取締役社長 落合 文四郎
設立:2003年10月29日
従業員数:190人 (連結/2022年12月末日現在)
事業内容:人材育成データ・機械学習技術等を活用した、社会人向け教育サービスの提供
HP:https://www.alue.co.jp/

【企画・制作:@人事編集部広告制作部】

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