サービスピックアップ
“学びへの全員参加”で企業力を底上げ。1,000タイトル以上のコンテンツと「学びたくなる」仕掛け【学びプレミアム】
2023.09.05
デジタル技術やAIの発展により、求められるスキルが急速に変化する近年、社会人の「リスキング(学び直し)」に注目が集まっている。さらにコロナ禍以降、社員教育・研修のあり方も変化し非対面でのオンライン教育の需要をさらに押し上げた。
株式会社ライトワークス(東京・千代田)は拡大するeラーニング市場でサブスクリプションサービス「まなびプレミアム」を提供している。人材開発関連の各種サービス企画を担当するサービスディレクターの櫻井康一さん(下写真)に、多くの企業が抱えるeラーニングの課題やサービスの概要について伺った。
【2023年7月6日取材:池田亮貴、大城理江 文:井上美来】
「受け放題」のサブスクで自律学習を促す
「まなびプレミアム」は、私たちが保有する1,000タイトル以上のeラーニングコンテンツが受け放題のサブスクリプションサービスです。使いやすいユーザーインターフェースで従業員の「自律学習」を促進します。多くの社員を抱える企業でも導入しやすく、受講者はマーケティングやマネジメントなど、さまざまな分野のコンテンツから自分で選んで学習できます。
株式会社JTBや株式会社セブン-イレブン・ジャパンなど大手企業からの支持も受け、サービス開始からわずか1年強で利用者数10万IDを突破しました※。
※参考:「【JTBやセブン-イレブン・ジャパンも採用】リスキリングの新たな選択肢『まなびプレミアム』がサービス開始から約1年強で10万IDを突破!」(PR TIMES)
「自ら学ぶ」社員は多くないのが現実
自律学習については「うちの社員、すごく学ぶんです」とおっしゃる企業様は珍しいです。
ちなみに、学びを阻害する要因について200社以上の企業様にアンケートを実施したところ、
1位 社員のモチベーションが低い。上がらない。
2位 時間が取れない。
3位 社員自身が「学ぶ必要性」を感じていない。
という3つが代表的な声でした。
以前は「企業が人を育てる」形が主流でしたが、現在は「社員が自ら学び、育つ(企業は仕組みを整えて自ら学ぶ社員を支援する)」方向にシフトしています。しかし、実際には理想と現実のギャップがあり、多くの企業で学び直しの少なさや学習機会の不足を問題視することが多いです。したがって、私どもがコンサルティングサービスとしてご支援する際も、まず企業様を取り巻く環境や現状を踏まえた問題や課題の再確認から行っています。
全社導入を可能にする低価格
人材開発へ投資するにあたり、コストは最大の障壁だと考えています。
良い教材を安く調達したいというニーズがある一方で、高額になると断念するケースも多いです。
ただ、全社員に学びの環境を提供し自律学習を促すことは、企業全体の人的リソースの価値を高めていくために非常に重要なポイントです。ぜひ実現していただきたいため、社員1人あたり月800円、年間1万円以内で提供できる価格を設定し、ボリュームディスカウントも利かせています(上写真)。
この価格は衝撃的だと言われるのですが、決して安さをアピールしたいわけではありません。多くの企業が人材への投資対効果を求める傾向にある現在、我々は“まなび” を「一部の層だけが享受できる特典」ではなく「誰もが得られる機会」にすべきだと考えており、この価格を設定しています。
企業向けに特化
市場にある企業向けの学びのサブスクサービスは、個人向けから展開したものが多いと思います。しかし、私たちは企業向けに長らくビジネスを展開してきました。eラーニングの教材も20年以上制作してきたので、企業様が求める教材は量、質ともにひと通りそろっています。
各社の人材開発に寄り添い続けてきた我々ならではの受け放題サービスであり、企業様の人材育成・開発のサポートには最適だと思っています。実際に提供する教材のバランスとコストパフォーマンスの良さを、人事・人材開発部門などからも高く評価していただいています。
全社研修で全体の底上げと原石発掘
投資をする以上は その効果を最大化しなければいけないのですが、よく使われる打ち手が「選択と集中」です。
指名選抜や手挙げ制で公募した、いわゆる優秀でやる気がある社員への投資を指しているのですが、私たちはそれだけでは不十分だと考えています。なぜなら全体の底上げと埋もれている原石の発掘ができないからです。
一般的に、組織において「2:8の法則」や「2:6:2の構図」が変わることはないと言われています。そのため「8」や「6」を意識した施策を打ち、全体を底上げする必要があります。
※2:8の法則 集団の上位2割が成果の8割を生み出すという法則
2:6:2の法則 組織の中で意欲的に働く者が20%、平均的な者が60%、怠ける者が20%になるという法則
選抜型と非選抜型を良い塩梅で組み合わせることで、全社員に機会を提供して底上げするのです。
また、企業であれば埋もれている原石、つまり今まで見つからなかった「学びに意欲的な人」が必ず発掘できるので、その人をノミネートして選抜型研修に入れるという動きが理想だと考えています。
非選抜型のひとつとして「まなびプレミアム」があるわけですが、導入いただいたお客様から「今まで人事データ上では目立っていなかったのに、1カ月で30コンテンツ受講するような社員が複数出てきた。その社員に選抜型の研修を受けさせたところ、目の色も意識も行動も変わり、周囲への良い波及効果が出て驚いている」などのご報告をいただくと本当に嬉しい気持ちになります。
「スキマ時間」の「こっそり学習」も可能に
「まなびプレミアム」は、時間が取れないという声に対応するために、スマホでも問題なくご覧いただける仕様にしています。また、スキマ時間で学習ができるようにマイクロ化した動画で構成しており、これがモチベーションの向上にもつながります。
ちなみに、ある企業では「まなびプレミアム」を自由受講式(承認-申請フローが不要)にしたのですが、これによって「誰かにバレる」という障壁を取り除くことに成功しています。その企業様からは、「他の人に『今さら』と思われることを恐れて敬遠していた基礎的な内容でも、こっそりと学習しやすくなった」「学び直しを一番やってほしいミドルマネジメント層の受講が進んだ」「結果として全体のパフォーマンス向上に寄与している」という声もいただいています。
「まなび上手な人」を作るLearning Hacker
Learning Hackerは、「学習方法」や「学び方のヒント」に関する情報を手軽に吸収できる1本3分以内の動画コンテンツです。創業以来、LMS(学習管理システム)やコンテンツ制作に携わってきましたが、自律学習を促すためにはコンテンツ(学ぶ内容)を高品質にするだけでは不十分だと気づき、「まなび上手な人を作る」コンセプトで開発しました。
学ぶ人にフォーカスしながら世界中の論文を探しまくって厳選した情報を基に制作し、イラストやアニメーション、声の質や速度など細部までこだわっています。
このLearning Hackerは「まなびプレミアム」の中だけで提供しているとっておきのコンテンツですが、ご利用アンケートの結果を見ても「受講によって意識や行動が変わった」などの効果が顕著に出ています。
学びたくなる「仕掛け」が満載
単なるコンテンツの集合体ではなく、講座自体を楽しんで学ぶためのエンターテインメント要素も取り入れています。目標が明確な人は自分で検索して学ぶことができますが、そのような人は全体の2割弱に過ぎず、残りの多くは そもそも何を学ぶべきか分からないという悩みを抱えています。
そこで、探さなくても何かしらのコンテンツにすぐにアクセスできるような導線や仕掛けを設けて、「週にひとつでいいからコンシェルジュが勧めるコンテンツを見てみよう」とか「息抜きにブログを読んでみよう」などの意識の醸成につなげています。
管理と自律のハイブリッドも容易に
企業の人事担当者様とお話しすると、二言目には管理に対する不安を口にされます。
「まなびプレミアム」は私たちが提供する「CAREERSHIP(キャリアシップ)」というLMS(学習管理システム)と連携しているので、企業様側の労力を軽減しながら、管理と自律学習の促進(管理と自律のハイブリッド)を行うことができます。
また、導入企業様の協力でアンケートを取っているので、実際に行動変容がどう起きているのかも数字として明確に出すことも可能です。ファクトロジックに基づいて実績を示せるという点では、他の学びのサブスクサービスとは一線を画しているのではないでしょうか。
伝統的な「ザ・日本企業」にこそ使ってほしい
メインターゲットとしては3,000名以上の企業様ですが、もちろん50名規模の企業様でも使っていただけますし、実際にその規模で契約しているお客様もいらっしゃいます。
特に、伝統的な「ザ・日本企業」の皆さまに使ってもらいたいです。
こういった企業では年功序列の風土が残っており、ミドルマネジメント層のパフォーマンスに問題がある場合も少なくありません。例えば、「勤続年数が長く、役職についているものの、新たな環境変化についていけずパフォーマンスを発揮できない。でも終身雇用制度で守られている社員がいる」「リスキリングして欲しい人ほど学び直しという言葉そのものに対する勝手なネガティブイメージがあるのか、積極的に取り組んでくれない」そんな企業にこそ、先述した「こっそり学習」が大きく効果を発揮するのです。
アップデートし続ける「まなびプレミアム」
今後の展開として、まず従業員3,000名以下の企業様にも「まなびプレミアム」をお勧めしていきます。そして「まなびプレミアム」の認知を高めながら、さらにデータを蓄積し、その結果を多くの方にお見せすることを考えています。そのためにも利用される皆様の深層心理に刺さるような、自律学習の習慣がない人のきっかけにつながるような さらなる仕掛けが必要だと考えています。具体的には、今の「まなびプレミアム」の画面を残しつつも、別の切り口(興味・関心など)からコンテンツへの誘導を促すような仕掛けを準備中です。
何度も繰り返しているように、アクティブに学ぶ方は一般的なデータ上 組織全体の「2割」だと言われているのですが、「まなびプレミアム」を使っている企業様だと「2割2分」になっていると自負しています。
こうしたデータと全社導入しやすい価格を武器に、これからもたくさんの企業様に魅力をお伝えし続けたいと考えています。
※情報は取材時点。記事内の画像は株式会社ライトワークスより提供。
サービス紹介:1,000タイトル以上のeラーニング教材が定額受け放題
「まなびプレミアム」
1,000本以上のコンテンツと学びたくなる仕掛けで従業員の自律学習を促進。
LMS(学習管理システム)との連携で導入後の人材開発管理もサポート。全社導入しやすい価格も魅力。
詳細および資料請求はこちら
https://at-jinji.jp/service/584/1254
会社情報
株式会社ライトワークス
本社:〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-3 麹町KSスクエア
代表:代表取締役 江口夏郎
設立:2001年7月1日
従業員数:連結150人
事業内容:次世代型学習管理・人材開発プラットフォーム、及び付帯するコンサルティングサービスの提供
HP:https://www.lightworks.co.jp/
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