人事必見!現役大学生による就活日記
学生がサマーインターンで得た4つの気づき
2016.09.29
初めまして。慶應義塾大学3年の義樹です。今、私はサマーインターンシップも一通り終わりホッと一息といったところです。この夏休み中は日系3社(銀行・損保・人材)のインターンシップに参加しました。エントリーシートや面接など、参加するまでにそれなりの労力を割きましたが、インターンシップに参加することで得られたものも数多くありました。その中でも私が特に重要と考えている4つをピックアップし、それぞれについて述べていきたいと思います。
【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら
(1)自分の強み・弱みを知ることができた
1つ目はトップ就活生の中での自分の実力のレベルを知ることができたことです。自分で言うのもおこがましいですが、サマーインターンシップに参加している学生は自分の周囲の大学生と比べ、思考力・行動力など多方面に長けた人が多いような印象を受けました。そういった学生とともにインターンシップに参加し課題に取り組む中で、自分に足りない、また自分が長けている能力などを知ることができました。
またエントリーする上での自己分析で、自分のことをある程度分かっていた気になっていましたが、インターンシップに実際に参加することで自分に関する理解をさらに深めることができました。さらにインターンシップに参加している学生の傾向は業界・企業によって大きく違ったので、参加するたびに違った自分が見えてくることがありました。異なる業界のインターンシップに参加しておいて良かったと感じています。
(2)会社の社風を知ることができた
2つ目は各企業の社風を知ることができたことです。よく言われていることではありますが、インターンシップに参加することで、説明会や面接ではわからないその企業の社員や社風をより深く知ることができます。
ただ注意しなければならないのは(私の場合だけかもしれませんが)、5日〜10日間だけのインターンシップではその企業の良い面ばかりが目についてしまうということです。企業側が自社の良いところを見せたいというのは当たり前のことなので、全体的に良い面を強く前面に押し出したインターンシップが多かった印象でした。悪い面も知りたいならOB訪問、もしくはインターンシップ中の懇親会などで聞き出す方が良いのかもしれません。
(3)気の合う友人ができた
3つ目は友人です。同じインターンシップに参加している学生というのは、ある程度その業界、その企業に興味を持っている学生であり、就活に関して自分と似た価値観を持った学生が多いです。だからこそ、必要としている情報も似ていて、それに関して効果的な情報交換ができます。それだけでなく、就活に関する悩みなどを忌憚なく話し合える気の置けない友人ができることがあります。私の場合は参加した3社のグループ全てにおいてLINEグループができていて、インターンシップが終わった後でも飲み会に行っています。昨年就活をしていた先輩に話を聞くと、このインターンシップでできた繋がりは就活が終わるまで、また就活が終わっても続くものであると聞いているので、この繋がりを大事にしていきたいと思います。
(4)メンター(社員)とのつながりができた
4つ目は社員さんとのつながりです。たいていのインターンシップは各チームに一人メンターがつき、様々なアドバイスをいただけます。このメンターとはインターンシップ中にともに課題に取り組むこともあり、非常に仲良くなります。メンターさんが気さくすぎるあまり、社員さんであることを忘れてしまいそうになる企業もありました。メンターは実際にその企業で働いている方なので、お話をするとその企業の非常に深いところまで教えてもらえます。インターンシップ終了後もたまに連絡が来たりしますので、就活に関する相談などを受けていただけることが多いです。また、私はまだその時期に達していないのでわかりませんが、インターンシップに参加した学生は面接が解禁される前に、面談という形で社員と再び会う機会が設けられることがあるとも先輩から聞いています。この面談如何で実際に先に内定を出している企業もあるようです。いわゆる”インターンルート”ですね。
上記のようにインターンシップに参加することで得られるものは多く、もう少し多くの企業のインターンシップに参加してみても良かったかな、と感じることもあります。この度インターンシップで得られたものを、さらに活用していきたいと考えています。
執筆者紹介
ペンネーム:義樹 慶應義塾大学の3年生。サークルの幹部などを経験するも物足りなさを感じ、2015年8月から1年間の交換留学を経験。興味のある業界は総合商社・銀行・損保。趣味は旅行。
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。
「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
企画
人事必見!現役大学生による就活日記
「もしもう一度就活するとしたら」学生が語る、就活の後悔と改善点
こんにちは、大田です。私はすでに就活を終えていますが、もし自分がもう一度就活をするとしたらどうするか? (多くの人は)一度しか経験しない就活ですが、就活の振り返りを兼ねて考えてみた...
2016.06.27
-
企画
人事必見!現役大学生による就活日記
現役大学生が、内定を取るまでを振り返る
こんにちは、大田です。私は17年卒の就職活動をすでに終えています。 そこで今回は、私の就職活動を振り返ってみようと思います。【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら目次 私の就職活...
2016.06.24
-
企画会員限定
人事の10分読書vol.37『図解 「いいキャリア」の育て方』
@人事が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、人事のスキルアップにつながる書籍の要約をお届けする連載企画「人事の10分読書」。第37回は、青田努氏の著書『図解 「いいキャリア」...
2024.03.21
-
企画会員限定
人事の10分読書vol.36『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』
@人事が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、人事のスキルアップにつながる書籍の要約をお届けする連載企画「人事の10分読書」。第36回は、石角友愛氏の著書『AI時代を生き抜くと...
2024.02.20
-
PR企画
エントリー数前年比1.6倍、内定承諾率が大幅改善 。「note pro」がいま採用担当者に選ばれる理由とは?
採用市場では応募者数の確保や内定者のフォローが大きな課題の1つになっている。そうしたなか、採用サイトではないメディアプラットフォーム「note」の法人向け高機能プラン「note p...
2024.02.05
あわせて読みたい
あわせて読みたい
人気の記事
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
株式会社futurelabo
244の新卒採用サービスを独自にマッピング。「新卒向けサービス・カオスマップ 2024年 上半期版」を公開
-
ニュース・トレンド
イベントレポート|Unipos「2024年新春特別ウェビナー」前編
人手不足時代を乗り越えるために。人的資本経営のベストプラクティスを探る
-
ニュース・トレンド企画
25卒採用トレンド、動向まとめ
【25年卒採用】企業規模に関わらず企業側は高い採用意欲が継続。「採用3.0」のトレンド到来、AIを活用した採用手法が浸透するか
-
PR企画
バックオフィスDX時代の旗手に聞く
マネーフォワードのAI活用を加速させるChatGPTの魅力とは
国内・海外ヘッドライン
THE SELECTION
-
PRTHE SELECTION企画
「置き型健康社食」がもたらす可能性とは
健康経営、採用強化、コミュニケーション活性化にも。 手軽に導入できる「食」の福利厚生
-
PRTHE SELECTION企画
街なかの証明写真機「Ki-Re-i(キレイ)」で、もっと社員の顔写真管理をラクに
社員証の写真、「最適化」できていますか? チーム力を強化する顔写真データ活用法とは
-
THE SELECTION特集
【特集】ChatGPT等の生成AIが一般化する社会で必須の人材戦略・人的資本経営の方法論
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
特集「人手不足業界の逆襲」~外食産業編~
「見える化」と「属人化」の組み合わせが鍵。 丸亀製麺が外食業界を変える日
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION会員限定特集
働きやすい職場づくり~サイバーエージェント編
「妊活支援」や 「働くママ・パパ支援」を、 一部の社員のものにしないためには?