勤怠、健康、タスク管理までワンパッケージでサポート【ビジネス・コンシェル ワークエコ】

通信サービスのイメージが強いソフトバンク株式会社（東京・港）だが、近年はさまざまなHRテックの開発・提供にも力を入れている。そのうちの一つ「ビジネス・コンシェル ワークエコ」（以下、ワークエコ）は、勤怠管理やストレスチェックのほか、アンケート、情報連携、タスク管理などをワンパッケージで行うことのできるスマホアプリケーションだ。同サービス担当の中井玲奈さんと早井美結さん（下画像）に、開発の背景や詳しい機能について聞いた。【2023年4月20日取材：池田亮貴、文：黄理愛】

初期費用なし、1IDあたり400円で日常業務にまつわるすべての機能が利用可能

ワークエコは、勤怠管理、ストレスチェック、情報連携やタスク管理、アンケート、評価サポートといったさまざまな機能がまるっとワンパッケージになったバックオフィス向けのサービスです。日常業務におけるコミュニケーションを円滑に運び、従業員の方々が安心して働けるようお手伝いするというのがコンセプトになっています。

導入は非常に簡単で、管理者側には使用するID数と開通希望日を選択のうえ購入手続きをしていただくだけです。初期費用はかからず、1カ月あたり400円/ID（月額）ですべての機能が利用できます。従業員側にはスマホアプリを入れていただき、情報を紐づける形になります。

管理者・従業員ともに使い勝手がいいサービスになっており、例えばアンケート機能は社内アンケートに活用いただけることはもちろん、従業員が業務の一環で外部企業へアンケートを行う場合にも応用が可能です。

また、アンケートは、直感的な操作で手軽に作成でき、URLやQRコードで対象者へ容易に共有できます。アンケート集計結果をリアルタイムで把握できるだけでなく、グラフやワードクラウド（※）を自動的に作成してくれるため、出力や分析にも便利です。

他にも、社内への一斉通知や安否確認機能など、管理者と従業員をしっかりとつなぐ機能が備わっています。

※ワードクラウド：フリーコメントの中からキーワードの出現頻度などを調べ、頻度に応じて文字の大きさや色などを変更して一枚の画像にして表示することができる機能

情報を一元化して従業員の状況を可視化。コミュニケーション不足の解消にも

サービス誕生の背景には新型コロナウイルス感染症の影響がありました。コロナ禍で一気にリモートワークの導入が進んだものの、従業員の状況が見えにくい、業務がしづらい、コミュニケーションが希薄になるといったさまざまな課題が見えてきたことを受け、どのような環境でも人々が安心して働けるようなサービスの開発に取り組みました。

弊社もリモートワークの導入が進んでいる企業の一つだと思うのですが、当初は上記の課題を肌で感じました。そうした課題にアプローチする機能を一つひとつ加え、あったら便利だと思う機能も付け足しながらサービス内容を充実させていきました。

これは1日の中でワークエコをどのように使っていただけるかの一例を紹介している資料です【下画像】。企業は日々、業務に付随したさまざまなコミュニケーションが発生します。それら一つひとつに対応した機能を単体で提供するサービスは世の中にたくさんありますが、ワークエコがあれば一つに集約することができます。

本来、コミュニケーションとは日々の仕事の流れの中で形成されていくもの。ポイントは情報共有にあると思います。情報を一元化できることがワークエコの大きなメリットですね。

ワークエコ一つでアナログからデジタルへの移行を手軽に実現

メンタルヘルスに関して、ストレスチェックの数値だけでは測れない部分があります。しかし、勤怠データやタスクの進捗状況など、ワークエコ上にある情報をかけあわせれば、従業員が悩んでいることを可視化する助けになります。

管理者がシームレスに従業員情報を活用でき、従業員もワークエコの中で日々のコミュニケーションを完結することできる。そうした利便性や効率の良さをより多くのお客様に実感していただきたいです。

もともとはリモートワークを導入している企業向けに開発されたサービスですが、最近は小売業や製造業をされているお客様からも良い反応をいただいています。店舗が離れている、一緒に働いていてもなかなか直接に話す機会を持てないといった、“コミュニケーションの空白”を認識されているお客様に評価していただいている印象です。

また、デジタル化を支援する側面でも支持されています。例えば、従業員全員のPCを常備しておらず、アナログでお仕事をされている企業では、引き継ぎをノートで行っていたり、個人のメールアドレスで外部対応をしているなど情報共有や漏洩の課題があります。

アナログで社内外の情報を運営管理されている企業は、ワークエコさえ導入してしまえばだいたいのことをデジタルに置き換えることができるため、デジタル化を目指す第一歩としてゼロベースから導入いただいているお客様も少なくありません。

30日の無料トライアルも。ECサイト、ポータルブログにて情報発信中

ワンパッケージというのは大きな強みなのですが、一方で「勤怠管理はすでに別のシステムを利用しているから、好きな機能だけを選べるようにしてほしい」とのニーズも一定数あります。現在、アンケート機能を重点的に活用されているお客様もいるため、そうした販売戦略も念頭には置いています。

同時に、ワークエコの具体的なイメージや魅力をもっと広げていきたいとも考えています。2年前には、ワークエコを手軽にそのまま購入いただけるECサイトを開設しました。購入後、従業員にアプリをインストールしてもらえばご利用いただけます。また、こちらのサイトから30日間の無料トライアルの申込みも可能です。

去年からは「SaaSポータルブログ」というオウンドメディアも始めました。

ワークエコの開発秘話や活用事例を紹介しており、今後さらに内容を拡充していく予定です。業務効率化やデジタル化に取り組んでみたいとお考えでしたら、ぜひこちらもご覧になってご検討いただきたいですね。

※情報は取材時点。記事内の画像はソフトバンク株式会社より提供。

サービス紹介：「ビジネス・コンシェル ワークエコ」が社員の働きやすい環境づくりをサポート

「ビジネス・コンシェル ワークエコ」
勤怠管理、アンケート機能から安否確認まで、あらゆる側面から企業と社員の満足度向上をサポートするワンパッケージの人事・労務管理システム。従業員はスマホアプリをインストールするだけ。1ID月額400円ですべての機能を利用できる。管理も一つのシステム内で行え、業務効率化に貢献。

詳細および資料請求はこちら
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事業内容：移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供
HP：https://www.softbank.jp/

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