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「2022年度下半期 中途採用動向調査」株式会社リクルート


8割の企業が中途採用計画の人員足りず。充足できた企業は2割にとどまる

2023.05.18

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リクルートは5月15日、転職支援サービス『リクルートエージェント』の利用企業を対象にした2022年度下半期(22年10月~23年3月)の中途採用動向調査の結果を発表した。調査期間は2023年2月2~24日、11,537社の回答。
調査結果によると、採用計画ありの企業のうち採用充足企業は20.6%にとどまり、未充足企業は79.4%だったことが分かった。また、2023年度通期の中途採用計画を尋ねたところ、31.5%の企業が前年よりも採用を増やすと回答しており、前年比6.4pt増と採用を拡大する動きが出ていることも明らかになった。以下、リリースより。

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『リクルートエージェント』利用企業11,537社 中途採用の充足状況および採用計画
2022年度下半期 採用充足企業は20.6%(未充足 79.4%)
転職市場は構造的な人材不足が常態化

トピックス

  1. 2022年度下半期の中途採用充足状況
    ・採用計画ありの企業のうち採用充足企業は20.6%、未充足企業は79.4%
  2. 中途採用充足状況の経年比較(21年度上半期~22年度下半期)
    ・採用未充足企業の割合は80%前後の高い値で推移しており、人手不足が続いている
  3. 2023年度通期の中途採用計画(前年度比増減状況とその理由)
    ・31.5%の企業が前年よりも採用を増やすと回答(前年比6.4pt増)。採用拡大の傾向が見られる
  4. 2023年度上半期の中途採用計画
    ・16.8%が10人以上の採用を計画
  5. 解説 転職市場は構造的な人手不足が常態化

1.2022年度下半期の中途採用充足状況

79.4%が中途採用計画に対して未充足。充足できた企業は20.6%
回答企業11,537社のうち2022年度下半期に中途採用計画があった企業は94.7%でした。採用計画ありの企業10,921社の中途採用充足状況を見ると、採用充足企業(計画に対して100%以上採用できた企業)は20.6%という結果でした。採用未充足企業(計画に対して採用が100%未満であった企業)は79.4%であり、中途採用充足率が50%に満たない企業は46.0%となりました。

画像:2022年度下半期 中途採用動向調査(株式会社リクルート)

2.中途採用充足状況の経年比較(21年度上半期~22年度下半期)

直近4四半期の採用未充足企業の割合は80%前後の高水準で推移
本リリースでは、中途採用充足状況について直近の過去4四半期分のデータを以下にまとめました。採用未充足企業の割合は80%前後の高水準で推移しており、引き続き構造的な人材不足であることがうかがえます。

画像:2022年度下半期 中途採用動向調査(株式会社リクルート)

中途採用充足率「100%以上」の割合を、2021年度下半期と2022年度下半期で比較すると、業界別では、外食・店舗型サービス業界で4.0pt減少しております。一方で、物流・運輸業界や金融業界、公共インフラ・官公庁、IT通信業界でいずれも4.0pt以上増加しています。従業員規模別では、1,000人~4,999人以下の企業で4.1pt、5,000人以上の企業で11.8pt増加しており、従業員規模が大きいほど中途採用充足率「100%以上」の割合が高い結果となりました。

5.解説 転職市場は構造的な人手不足が常態化

今回、『リクルートエージェント』利用企業11,537社に、中途採用の充足状況および採用計画を聞きました。
・2022年度下半期中途採用計画に対して、未充足であった企業は79.4%%(4四半期連続8割前後で推移)
・2023年度通期の中途採用計画で、前年度より採用を増やす企業は31.5%%(前年比6.4pt増

上記の結果から、転職市場の構造的な人材不足の常態化が見て取れ、今後も人材争奪戦の激化が予想されます。
さらに今回注目したいのが、中途採用計画を強化する「業界」と「従業員規模」と「理由」の特徴です。
・業界の上位IT通信業界、コンサルティング業界、人材・教育業界(「大幅に増やす」「増やす」合計)
・従業員規模の上位5,000人以上の企業約4割が中途採用を前年度よりも増やす計画
・理由の上位5,000人以上の企業で「新規事業強化」「専門人材の確保」「多様性による組織活性」

こうした中途採用計画を強化する業界や企業が、既存事業の拡大だけでなく、新規事業の強化を目指し、社外の専門人材を迎え、多様なカタチで組織活性を目指していることは、働く個人にとっても大きな魅力です。それと同時に、単なる欠員補充としか映らない中途採用企業は、求職者からの魅力が相対的に低くなります。コロナ禍で自身の将来キャリアを見つめ直した求職者は、「変化に対する企業の戦略や方向性への不安」を契機に転職を検討し、新たな挑戦・専門知への期待や成長機会・多様性に伴走する職場などの観点から、現職比較・他社比較の上でシビアに転職先企業を選別しています。
自らの生き方・働き方に合った“多様な才能が活かされる職場環境”と、中長期のキャリア展望や成長機会がある仕事環境を、いかに未来の働く仲間に訴求できるかが、採用の成否を分けるカギとなるでしょう。

なお、本調査は、転職支援サービス『リクルートエージェント』の利用企業を調査対象としています。回答企業属性にご留意いただいた上でご参照ください。

【解説】

画像:株式会社リクルート HR統括編集長 藤井薫氏藤井薫(ふじい かおる)
株式会社リクルート
HR統括編集長。『リクナビ NEXT』編集長。

プロフィール(略歴)
1988年リクルート入社以来、人材事業のメディアプロデュースに従事。 TECH B-ing編集長、 Tech総研編集長、アントレ編集長、リクルートワークス研究所 Works編集部、リクルート経営コンピタンス研究所を歴任。デジタルハリウッド大学客員教授、情報経営イノベーション専門職大学客員教授、千葉大学客員教員。厚生労働省・採用関連 調査研究会の委員歴任。著書に『働く喜び 未来のかたち』(言視舎)。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:転職支援サービス『リクルートエージェント』の利用企業
有効回答数:11,537社
調査実施期間:2023年2月2日(木)~2月24日(金)
調査機関:リクルートエージェント

本件の詳細をこちらより御覧ください
2022年度下半期 中途採用動向調査(1MB)

【プレスリリース「2022年度下半期 中途採用動向調査」ならびに「2022年度下半期 中途採用動向調査」より|23年5月15日・株式会社リクルート】

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