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【寄稿】「Findy Team+ Award 2022」開催レポート


エンジニア組織の開発生産性が採用のキーに。生産性向上・効率UPの鍵とは

2022.12.02

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2022年10月25日、ファインディ株式会社は「Findy Team+ Award 2022」を開催しました。エンジニア組織のパフォーマンス向上を支援するサービス「Findy Team+」導入企業を対象に、エンジニア組織の生産性指標が高い企業と半年間で生産性指標が大きく向上した企業を表彰。組織規模別に30社を選出した「組織規模別部門」、生産性指標が大きく向上した5社を選出した「グロース部門」の合計35社を発表しました。

目次
  1. 「Findy Team+ Award 2022」選出企業
  2. 受賞企業の基調講演
    【1】KINTOテクノロジーズ株式会社
    【2】株式会社アンドパッド
    【3】株式会社星野リゾート
    【4】株式会社マネーフォワード
  3. ファインディ株式会社 会社概要

「Findy Team+ Award 2022」選出企業

【 Large Div. 】(対象:エンジニア組織が100人以上の企業)

株式会社アンドパッド、KINTOテクノロジーズ株式会社、株式会社ZOZO、合同会社DMM.com、株式会社ニューズピックス、株式会社はてな、株式会社マネーフォワード、メドピア株式会社、株式会社ゆめみ、ランサーズ株式会社

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

【 Medium Div. 】(対象:エンジニア組織が50〜100人未満の企業)

株式会社一休、株式会社うるる、株式会社グロービス、株式会社ココナラ、株式会社スリーシェイク、株式会社センシンロボティクス、株式会社BuySell Technologies、株式会社PR TIMES、株式会社ベガコーポレーション、株式会社メディアドゥ(FanTopチーム)。

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

【 Small Div. 】(対象:エンジニア組織が50人未満の企業)

株式会社M&Aナビ、株式会社エンペイ、株式会社Gaudiy、クラスター株式会社、株式会社SODA、株式会社ナレッジラボ、株式会社ネクサスエージェント、株式会社ユニラボ、ルームクリップ株式会社、ワスド株式会社

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

【 Growth Div. 】過去半年間で生産性指標が大きく向上した企業が対象

株式会社PR TIMES、ペイトナー株式会社、株式会社星野リゾート、株式会社マネーフォワード、株式会社ワンキャリア

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

受賞企業の基調講演

これまで見えづらかったエンジニア組織のパフォーマンスや課題を可視化することで、どのような課題に対して、どれくらいの成果があったのか。受賞企業の中から4社の基調講演を紹介します。

内製開発組織の急拡大で起きたことにどのように向き合ったのか

【1】KINTOテクノロジーズ株式会社
登壇者:KINTOテクノロジーズ株式会社 取締役副社長 景山 均氏

当社が内製開発組織を設立したのは、関連会社であるトヨタグループの社長が「モビリティカンパニーに転換する」と発表をしたことがきっかけでした。競合が多いこの領域では、内製で開発している企業が多く、顧客のフィードバックを受けながらクイックにプロダクトを改善していける体制が必要です。顧客満足度を高めることができるプロダクトを開発するためには、内製開発部隊の立ち上げが必要だと判断し、組織づくりを始めました。

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

特徴としては、何よりもスピード感を持って新しいプロダクトを出し、顧客視点で無駄なものを開発しない点です。我々はシステムを作ることが目的ではなく、システムやプロダクトでお客様に良いサービスを提供する。結果として、会社の成長として還ってきますので、ビジネスグロースに責任を持って、主体的にプロダクト開発をしています。

現在は組織の急激な拡大に伴い、新規案件やプロジェクトが次々と生まれてくる状況です。エンジニアやクリエイティブメンバー、データサイエンティストなど、さまざまな職種のメンバーが1つのプロジェクトで一緒に動くなかで、業務負荷を一律に把握することが困難でした。その中でも、エンジニアの業務負荷の可視化に悩んでいました。

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

そんな状況で、Findy Team+を選定した大きな理由はGitHubと連携をしていて、パフォーマンスを可視化しやすく、エンジニアのワークロードを見るのに適していると感じたからです。また、直感的に操作ができた点も大きなポイントでした。具体的な活用方法としては、マネジャーとエンジニアが、Findy Team+のデータを一緒に見ながら、アドバイスや課題を話すなど、定量的なデータを基にしたコミュニケーションをとっています。

今後はさらにデータを活用することで、リソースプランニングの精度を上げられるのではないかと考えています。対象プロジェクトに対し、どのくらいの人員をアサインし、期間はどれくらいかかるのか。意外と手間がかかる部分ですし、見込みが外れると影響も大きい部分なので、データを活用することで生産性向上に期待ができると思います。

また、現在はマネジャーを中心に生産性向上のアクションをリードしていますが、各メンバーや開発チームが、データを見ながら能動的に議論を重ね、自ら生産性向上に取り組んでくれるようになることも期待しています。

開発生産性の定量化は、新たな入社者のオンボーディングや受け入れるチームの負担の把握にも繋がる

【2】株式会社アンドパッド
登壇者:株式会社アンドパッド 執行役員VPoE 下司 宜治氏

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

株式会社アンドパッド 執行役員VPoE 下司 宜治氏

ユーザー数、約38.9万人の建築・建設業に特化したクラウドサービスの提供をしています。開発初期は2名程度で開発をしていましたが、現在は150人を超える体制になってきています。外国籍のエンジニアや新卒採用のエンジニアも増加しており、多様性がある開発組織です。

多様性がある分、文化面での課題などに直面することもあります。よくある話としては、事業が急成長し、どんどん人員が増えていることに加え、リモートワークの導入により横の繋がりが希薄化してしまう。誰が何をしているのかわからなくなったり、知らない間に人が増えている状態になったりしています。

そこで、生産性を上げる取り組みの一つとして1チーム3分の持ち時間で、成果を自慢する「自慢大会」を開催しています。発表内容は事前に記載をするため、誰でもどこでも見られる状態になっており、発表者の指定もないので、誰でも発表が可能です。良い内容はとにかく褒めて、横の繋がりを深めていくコミュニケーションの機会にもなっています。

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

Findy Team+を導入したきっかけは、適切なオンボーディングができているのか、新たに入社した人が活躍をしているのか、人数増加に伴い受け入れチームは負担を感じていないかを見たかったからでした。結果的に、Findy Team+を導入したことで、活動の状況が可視化できるようになりました。
他にも、チーム内の他のメンバーと比較して確認をしたり、新しいメンバーを入れた時にどのように良くなったのかを確認しています。基本的に、Findy Team+は「比較」として使っているため、生産性の良し悪しという「評価」には使っていません。これは全社に周知をしており、安心して開発ができるようにしています。

星野リゾートが挑んだエンジニア組織の内製化とコロナ禍での攻めのシステム開発

【3】株式会社星野リゾート
登壇者:株式会社星野リゾート エンジニアリングマネージャー 藤井 崇介氏

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株式会社星野リゾート エンジニアリングマネージャー 藤井 崇介氏

当社が開発に力を入れる理由は、独自の戦略を成り立たせるためです。宿泊事業なので、予約サイトや顧客満足度のサイトを作成していますが、種類が次々と増加しています。他にも販売支援や滞在情報、顧客情報管理、従業員の勤怠管理など、独自の戦略を立てるためにあらゆるシステムを作ってきました。

組織が急成長をする以前は、システム開発のほとんどを外注していましたが、技術の発展によりシステムの保守が困難になりました。スピード感が求められる中でファインディさんに協力いただきながら社内の開発体制を見直すとともに、エンジニアの採用強化にも取り組みました。

また、生産性の向上は我々にとって何よりも必要で、システムを改善し、顧客に対してより価値のあるものを提供しなければなりませんでした。要求に応えるためにはスピードと質が求められるため、エンジニア組織の強化とともに、社内の取り組みも大きく変化させたのです。

具体的には、経営陣にITの投資に対して大きく関わってもらうようにしました。なぜなら、ビジネスが発達するにつれ、たくさんの要求がある中で、優先度を決める必要があったからです。これからはシステムと一緒にやらなければならないことが増えることを見据え、経営陣にもITを理解してもらえるよう働きかけました。

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

さらに、IT人材が枯渇することを予測し、現場のスタッフたちにもITを活用してもらうようにしています。ノーコード開発やプロダクト開発に入ってもらい、業務の改善にも役立てています。そのおかげもあり、宿泊業にとって大きな変化を余儀なくされた2020年のコロナ禍でも6週間〜3カ月という短期間で、次々と新しいサービスを立ち上げることができました。
現在は多くの企業から「星野リゾートに宿泊施設を運営して欲しい」とお声がけいただいております。

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

私たちは、多くの人がシステムを作る時代が来ると考えています。そうなった時に、より生産性の高いエンジニアが求められると思い、少しずつ取り組みを始めています。Findy Team+を知ってから1週間で導入を決めたのは、何事もやってみて自分たちで考えることが重要で、結果は自然とついてくると考えているからです。
最終的には、世界で通用するホテル運営会社を支えるシステム制作を目指しています。そのためにはエンジニアの力も必要ですし、エンジニアの新たな価値も模索していきたいです。

開発生産性の定量的な把握により、より適切なアクション設定が可能に

【4】株式会社マネーフォワード
登壇者:株式会社マネーフォワード ビジネスカンパニー クラウドERP本部 副本部長 兼 大阪開発拠点長 大倉 圭介氏

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株式会社マネーフォワード ビジネスカンパニー クラウドERP本部
副本部長 兼 大阪開発拠点長 大倉 圭介氏

2021年の年末頃から、開発生産性指標の可視化に取り組み始めています。主力サービスの1つである「マネーフォワード クラウド会計Plus」の開発チーム人数が増加し、開発力が強化されている一方で、生産性の向上が想定よりも芳しくないという課題がありました。他に2つのプロダクトを進行している最中でもあり、全体の生産性を把握しながらアクションを取っていく必要がある状況でした。

それまでは、1週間の開発進捗を可視化するためにベロシティを指標にしていましたが、ベロシティは開発者の感覚で数字を出すものでもあったので、判断が難しかったのです。そんな時に、Findy Team+の導入が決まり、今日まで1年弱ほど運用をしてきました。

画像:「Findy Team+ Award 2022」開催レポート

2022年当初、「マネーフォワード クラウド会計Plus」のチームは混乱期を迎えていたこともあり、なかなかパフォーマンスが上がらない状況が続いていました。しかし、数字を見ながら改善点を議論するようになったことで、直近では生産性が向上しています。他にも、1週間ごとに開発の振り返りをするようにしました。Findy Team+で指標を確認し、どの数字が悪くなったのか、なぜ悪くなったのかを全員で深掘りをしていくことで、生産性向上に繋がっていると思います。

また、チームの生産性を上げるためには新しく入社したメンバーやジュニアエンジニアのオンボーディング、育成も重要だと考えています。そのため、Findy Team+の詳細比較機能を活用し、1on1で課題を探索しています。指標として活用することが望ましいと考えているので、評価に利用するのではなく、あくまでも現状を把握して課題を洗い出す目的です。

これまで雰囲気でやっていた開発生産性向上が、Findy Team+を導入したことで定量的に確認できるようになり、より適切なアクション設定が可能になりました。今後はさらに高い生産性を実現し、ユーザーに価値を届けていきたいです。開発メンバーの全員が成長と貢献を感じられるような組織の実現をしていきたいと思います。【おわり】

※情報は2022年10月25日イベント開催時点

ファインディ株式会社 会社概要

会社名:ファインディ株式会社 / Findy Inc.
所在地: 東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティ品川御殿山 5階
代表者: 代表取締役 山田裕一朗
資本金(資本準備金含む):22億5764万円
コーポレートサイト : https://findy.co.jp/
「Findy Team+」サービスサイト:https://findy-team.io/

【編集部注】
※本記事はファインディ株式会社による寄稿です。記事内の画像は同社より提供されたものを使用しています。

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