第14回HR EXPO春(人事労務・教育・採用)|RX Japan株式会社第14回HR EXPO春(人事労務・教育・採用)|RX Japan株式会社

企画

会員限定


人事の10分読書vol.17『仕事の教科書』

2022.07.25

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

@人事が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、人事のスキルアップにつながる書籍の要約をお届けする連載企画「人事の10分読書」。
第17回は『仕事の教科書』(日本図書センター)を紹介する。

>>>「人事の10分読書」シリーズ

この記事は「会員限定記事」です。全文を読むには@人事の会員登録(無料)が必要です。

目次
  1. おすすめポイント
  2. 著者プロフィール
  3. 『仕事の教科書』の要点
  4. 【必読ポイント!】「仕事が遅い人」と呼ばれないためのスピードアップ術
  5. 「わかりづらい」から脱却するための文章化術
  6. 相手から「Yes」を引き出すための提案術
  7. 一読のすすめ

「学び続けられる組織」が育つ。本の要約サービスflier

画像:本の要約サービスflier(フライヤー)本の要約サービスflierは、良書との出会いを促進する時短読書サービスです。ビジネス書のエッセンスを1冊10分で読める分量に要約しています。社員が負担なく効率的にビジネストレンドにキャッチアップできるため、自己成長に積極的な風土がつくれます。
▼累計250社が法人導入している書籍を通じた学びの場はこちら
https://bit.ly/3z2eQN3

おすすめポイント

仕事は大変なことの連続だ。要領のいい同僚ばかりチャンスに恵まれている気がする。誠意を込めて書いた文章が読み飛ばされてしまう。時間をかけて企画を練ったのに、ポイントがズレていると言われてしまう――。本書は、そんな大変なことばかりのビジネスの世界でも、希望をもち続けながら働きたいと願う「あなた」のために書かれた一冊だ。

著者の北野唯我氏は、これまで「売上1兆円グループの大企業」「世界三大外資系戦略コンサルティングファーム」「スタートアップ」という、異なる3つの分野の経営戦略に携わってきた。それらの経験から「ビジネスとは精神的な活動ではなく、フィジカルな作業の連続」であると気づいたという。そして、そんなビジネスの世界を生き抜く技術を伝授するために、本書を執筆したそうだ。

本書は、北野氏が「自分が若い頃に戻れるなら、つぎはこうする」といえる仕事術を出し惜しみすることなくまとめた、その名の通り「仕事の教科書」である。習い事の上達には技術の習得が欠かせないのと同様、仕事にも技術が必要だ。本書を読んで、仕事のスピードをあげるための考え方や、チャンスをゲットする構文、最強の提案フォーマットの書き方などといった技術を身につければ、仕事の進め方と成果が大きく変わるだろう。全ページカラー&イラストつきのため、楽しくするすると読み進められるのもうれしい。本書を読み、どこでも通用する仕事術を身につけて、長くきびしい仕事人生を乗り切ってほしい。

【矢羽野晶子(ライター詳細)】

著者プロフィール

北野唯我(きたの ゆいが)
1987年、兵庫県生まれ。神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社。その後、ボストンコンサルティンググループを経て、 2016年、ワンキャリアに参画。現在、取締役として、人事領域・戦略領域・広報クリエイティブ領域を統括。 2021年10月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。
また、テレビ番組や新聞、ビジネス誌などで「職業人生の設計」「組織戦略」の専門家としてコメントを寄せる。
「すべてのプロセスにいる、いま挑戦しようとしている人に捧げる本」をモットーに、作家としても活動。著書に『転職の思考法』(ダイヤモンド社)、『天才を殺す凡人』(日本経済新聞出版社)、『分断を生むエジソン』(講談社)などがある。

『仕事の教科書』の要点の要点

  1. 仕事における最大の武器は「スピード」である。仕事を速くさばける人は量をこなせるし、丁寧に取り組んで質を高めることもできるからだ。
  2. わかりやすい文章をつくるには【動詞の法則】と【短文の法則】と【共通感情の法則】が有効だ。
  3. 提案においては「問いの立て方」がポイントとなる。ペインを探す、最大の問いを設定する、問いを分解する、の3つのフローで考えよう。

【必読ポイント!】「仕事が遅い人」と呼ばれないためのスピードアップ術

スピードは最大の武器

仕事ではよく「量か、質か」と言われるが、若い頃は量でも質でもなく「スピード」を重視すべきである。なぜなら、仕事を速くさばける人は量をこなせるし、丁寧に取り組んで質を高めることもできるからだ。スピードは仕事における最大の武器なのである。

「若い頃は」としたのは、仕事のスピードは、ビジネス人生の最初の数年間で決まることが多いからだ。ゆっくり働くことに慣れてしまうと、スピードをあげることはむずかしい。いまあなたが何歳であっても、できるだけ早く「スピード重視で働くこと」を覚えるべきだ。

タイミングの法則

kk_flier17_220725 (4)

ビジネスの世界では「仕事が早い=タイミングが早い」である。仕事が早いと評価されるためには、タイミング、つまり「いつやるのか?」という視点が重要だ。

具体的な方法としては、【タイミングの法則】を理解し、使いこなすこと。つまり、次の「3つのすぐ」を意識し、実行することだ。

  • すぐやる:依頼された日のうちに、ほんの少しでも作業に手をつける
  • すぐ出す:期限よりも早くに提出する
  • すぐ答える:その場で暫定回答をしたうえで、1週間以内など期限を決めて正式回答する

上司やクライアントが部下や若い人になにかをお願いするとき、期待しているのは「タイミング」であり、レベルの高い業務ではない。「3つのすぐ」を身につければ、相手の期待に応えられるだろう。

また、ビジネスでは「信頼」が重要だ。信頼を獲得する方法は、【タイミングの法則】を使いこなすことにほかならない。「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」を繰り返して信頼を獲得していくと、いつしか「あなたにしかできない仕事」をつくるチャンスに恵まれるだろう。

仕事のスピードを上げる3つの法則

仕事をこなすスピードを上げるには、【目標の法則】【分解の法則】【計測の法則】の3つが有効だ。

【目標の法則】とは、必ず目標をもって仕事に取り掛かるべき、ということだ。多くの人は「仕事を速くこなすために、まず知識を身につけよう」と考える。しかし、理想の進め方は「まず目標を明確にする→効率的な計画を立てる→行動に移す」の順番である。「18時までに業務を終わらせる」などと目標を明確にし、目標と現状の差分を埋めるための計画を立てて行動していく。「行動→計画→目標」ではなく「目標→計画→行動」の順番で取り組む習慣をつけよう。

こちらは会員限定記事です。

この記事の続きを読むには、@人事へのログインが必要です。

{{error}}

メールアドレス

{{ errors.first('user_id') }}

パスワード

{{ errors.first('password') }}

会員登録がお済みでない方は
こちらから登録を行ってください。

無料会員登録

編集部おすすめ関連記事

pr_smp_1small

■「組織に一体感って必要?」人事の常識を疑え! 曽和利光×北野唯我
人事のバイブル『人事と採用のセオリー』の著者の曽和利光さん、ベストセラー『天才を殺す凡人』『転職の思考法』の著者の北野唯我さん。今回は特別企画として、人事業界のキーパーソン2人が@人事読者からの疑問、質問にタブーなしで答えます!
【おすすめポイント】
・人事は「一体感欠乏症」に陥っている
・社員が何に喜び何を嫌がるのか、「マーケティング」できていますか?
・組織に影響力がある「ハブ人材」を巻き込んでいますか?
【@人事編集部(株式会社イーディアス)】

@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。

@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。

今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料

@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。

「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」

「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」

そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

あわせて読みたい

あわせて読みたい


資料請求リストに追加しました

完全版 HR系サービスを徹底解説! HR業務支援サービス完全ガイド 勤怠・労務管理 採用支援 会計・給与ソフト など