株式会社リクルート
【就職プロセス調査】23卒の内定率は7月1日時点で83.3%
2022.07.19
リクルート(東京・千代田)の就職みらい研究所は7月8日、2023年卒業予定の学生7,632人を対象に実施した「就職プロセス調査」の結果を発表した。調査実施期間は2022年7月1日~7月4日。
調査結果によると、7月1日時点の就職内定率は83.3%であった。6月12日時点より6.8ポイント増加しており、同研究所所長の栗田貴祥氏は「内定を取得して企業を絞り込み、進路を決めた学生が一定数いる様子がうかがえます」とコメントした。以下、リリースより。
調査結果の詳細
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2022/0708_11430.html
解説:進路確定する学生が増えているが、2022年卒の就職志望の学生では7月以降に就職先を確定した割合が4割超
7月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、83.3%(+2.8ポイント)※2と6月12日時点から6.8ポイント増加し、高い水準で推移しています。
各プロセスの活動実施率と実施量を見ると、6月中に「エントリーシートなどの書類提出」を実施した割合は23.4%で1~5月中に比べると低いですが、平均6.17社に提出しています。平均提出社数は3月中・4月中に次ぐ多さとなっており、活動を継続している学生が積極的に選考に向けた準備を進めたことが分かります。
内定辞退率は57.8%で前回から5.0ポイント増加、進路確定率は67.6%で前回から9.2ポイント増加。いずれも6月12日時点から順調に推移しており、内定を取得して企業を絞り込み、進路を決めた学生が一定数いる様子がうかがえます。周囲で就職活動を続ける人が減り、書類提出や面接を進める中で、納得できる就職先を決められるのか焦りや不安を抱いている方もいらっしゃると思います。
2022年卒の学生では、約6割の方が「就職活動開始前には知らなかった企業」に入社予定で、そのうち約半数が7月以降に就職先を確定していました。就職志望の学生全体で見ても、4割超の学生が7月以降に就職先を確定しています。
引き続き採用活動を実施する企業も多く存在します。厳しい暑さが続きますが、納得できる一社に出合えるよう、前向きに就職活動を進めていただきたいと思います。【所長 栗田貴祥】
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
(参考)就職確定先の就職活動開始前認知別に見る就職確定時期(2022年卒3月卒業時点)
進路確定率・就職内定辞退率
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:2023年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2023』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生7,632人(内訳:大学生6,258人/大学院生1,374人
有効回答数:大学生 1,303人/大学院生 412人
調査実施期間:2022年7月1日~7月4日
調査機関:就職みらい研究所
【プレスリリース「就職プロセス調査(2023年卒)『2022年7月1日時点 内定状況』」より|2022年7月6日・株式会社リクルート】
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