株式会社チームスピリット
クラウド人事労務ソフト「SmartHR」と働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」が協業開始。人的資本経営の推進を目指す
2022.06.28
![](https://cdn-atjinji.freetls.fastly.net/wp/wp-content/uploads/2022/06/rs_shr-cpy_main_220624.jpg)
チームスピリット(東京・中央)は6月20日、働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」と株式会社SmartHRが運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」の協業契約を締結したことを発表した。人的資本への投資が重要視されている中で、人的資本経営の推進に貢献することを目的としている。
今回のシステム連携により「SmartHR」に登録している従業員情報を「TeamSpirit」で一元管理することが可能となり、より高度なデータ収集・分析ができるようになる。以下、リリースより。
協業の背景
2020年、米国証券取引委員会(SEC)が人的資本に関する情報開示を義務化し、2021年には欧州連合(EU)が2014年に義務付けた非財務情報開示指令の改定案を発表するなど、海外ではコロナ前から人的資本情報を含む情報開示をめぐる動きが進んでいます。それに伴い日本でも、企業の競争力低下や、生産年齢人口の急速な減少を受け、岸田政権が新しい資本主義実現のために人的資本への投資に力を入れる方針を掲げています。内閣官房は今夏にも人的資本情報の開示へ向けた指針を打ち出す予定で、また金融庁は23年度にも人的資本に関する一部の情報を有価証券報告書に記載することを義務付ける方針です。今回の「SmartHR」と「TeamSpirit」の協業は、日本の人的資本経営の推進に大きく貢献することを目的に実現に至りました。最新の従業員情報の収集および管理ができる「SmartHR」と、働く人の日々の活動のデータを集約できる「TeamSpirit」を自動連携させることで両者を組み合わせた高度なピープルアナリティクス※が可能となります。私たちはこの度の協業を通じて、政府が期待する日本企業の競争力強化に寄与したい考えです。
※ピープルアナリティクス:従業員関連データを収集・分析することで、組織課題を可視化し、解決に向けたアクションにつなげること
連携の概要
「TeamSpirit」の導入企業は「SmartHR」に登録している従業員情報を「TeamSpirit」に簡単に連携し、最新の従業員情報を「TeamSpirit」で一元管理することが可能になります。これにより初期導入や日々の入退社、組織変更等に伴う従業員マスタの更新作業を簡略化することができます。また、「TeamSpirit」上で日々収集されている勤怠・工数を主軸とした働き方のデータと「SmartHR」から自動出力した従業員情報を「TeamSpirit」のダッシュボードへの表示・データ分析が可能となり、人的資本経営に役立てることができます。
初期フェーズとなる今回の連携では、「SmartHR」から「TeamSpirit」への新入社員情報の自動取り込みが可能となりました。その後、組織(部署)情報の取り込み・完全自動化に順次対応予定です。
詳細はこちらのリンクをご参照ください。
https://www.teamspirit.com/ja-jp/lp/smarthr_tsi_alliance/
連携にあたってのコメント
今回の連携にあたり、両社は以下のようにコメントしています。
株式会社SmartHR 代表取締役CEO 芹澤 雅人
契約社が1,500社を超え35万以上のライセンスを持つ「TeamSpirit」と弊社「SmartHR」のシステム連携が実現でき、大変嬉しく思います。
日本の社会課題の1つに労働人口の減少があり、業務の効率化はもちろんのこと、人事データを活用した従業員1人1人のエンゲージメント向上が求められていきます。今回のシステム連携により、入退社や組織変更時の業務が大幅に効率化されることに加え、両サービスのデータを掛け合わせた分析が可能となります。私たちはユーザー企業さまの生産性向上に貢献しながら、労働にまつわる日本の社会課題の解決に貢献していく所存です。
株式会社チームスピリット 代表取締役 荻島 浩司
登録企業数が4万社を超える「SmartHR」と弊社「TeamSpirit」のシステム連携が実現したことで、従業員情報に勤怠データと工数(業務内訳)を絡めて把握・分析することが可能となります。これにより、例えば人的情報開示に資するデータを収集し経営に活用する、メンバーと上司が面談の中でデータに基づいて議論するなど、人的資本経営推進や働く人のウェルビーイング向上に貢献できると期待しております。今回の協業を契機にユーザー企業様へますます大きな価値を提供していく所存です。
サービス概要
クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
「SmartHR」は、労務管理クラウド4年連続シェアNo.1(※)のクラウド人事労務ソフトです。
雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。また、勤怠管理システムや給与計算システム等との連携により、様々なデータの一元管理も可能に。さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」などの人材マネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進。すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。
「SmartHR」は、煩雑で時間のかかる人事・労務業務から経営者、人事・労務担当者、従業員を解放し、企業の生産性向上を後押しします。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ『HRTechクラウド市場の実態と展望 2021年度』
サービス紹介ページ:https://smarthr.jp/
働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」について
「TeamSpirit」は、勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化したクラウドサービスです。複数の機能が連携して動くことで出社から退社までの働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みとなっており、収集したデータの分析により働き方の可視化をすることで、社員が取り組むべき重要な活動を洗い出し、生産性の向上につながる効果的なタイムマネジメントが可能になります。
モバイルにも対応し場所を問わずどこでも利用することができますので、近年増加しているテレワークなど多様な働き方にも最適なサービスです。
サービス紹介ページ:https://www.teamspirit.com/ja-jp/
会社概要
—————————
社名 :株式会社SmartHR
代表取締役:芹澤 雅人
事業内容 :クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売
設立 :2013年1月23日
資本金 :9,990万円
本社 :東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
企業URL :https://smarthr.co.jp/
—————————–
社名 :株式会社チームスピリット
代表取締役:荻島 浩司
事業内容 :働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」シリーズの開発・提供
設立 :1996年11月13日
資本金 :802,288千円
本社 :東京都中央区京橋二丁目5番18号 京橋創生館4階
企業URL :https://corp.teamspirit.com/ja-jp/
——————————-
・「チームスピリット」、「TeamSpirit」は株式会社チームスピリットの登録商標です
・その他各種サービス名は、各社のサービス名称、商標または登録商標です
【プレスリリース「クラウド人事労務ソフト「SmartHR」と「TeamSpirit」、システム連携により非財務情報の見える化を促す協業を開始」(PR TIMES)より|2022年6月20日・株式会社チームスピリット】
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