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「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」株式会社マイナビ


22年卒採用内定状況、7割以上の企業が「質」は満足。上場企業が「辞退の増加」で苦戦

2021.11.04

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マイナビ(東京・千代田)は11月1日、国内企業2,279社を対象に調査を実施した「マイナビ 2022年卒企業新卒内定状況調査」の結果を発表した。調査期間は2021年9月6日~10月5日。

調査結果によると、22年卒の募集人数枠に対して実際に内定した数を示す採用充足率の平均は前年比1.3ポイント増の83.6%だった。そのうち、採用内定者の「量・質ともに満足」と答えた企業は36.5%で、「質は満足・量は不満」は37.2%だった。
採用活動の印象を厳しかったと回答した割合は77.8%で、その理由を尋ねたところ、「母集団の確保」が52.0%で最多だったが、前年と比べると7.2pt減少している。一方で「辞退の増加」が前年から15.9ポイント増の41.3%と大きく増加し、特に上場企業では55.9%で辞退理由の中で最多だった。
マイナビは、「新型コロナウイルスの対策として導入されたWEB化により応募者は増えたが、志望度や応募後の“惹きつけ”が例年よりも難しかったと推察される」と分析している。以下、リリースより。

TOPICS
  1. 2022年卒採用の充足率は83.6%、「質」の満足度は73.7%【図1、2】
  2. コロナ禍でもスムーズに採用活動ができた一方で、「辞退」の増加が大きな課題に【図3、4】
  3. 入社後の「職務内容」を伝えるタイミングは、「入社前までのいずれか」とする企業が5割を超える【図5、6、7】
  4. 2023年卒採用は78.8%が実施する予定と回答。採用予定数は前年に引き続き「今年度並み」が最多で、「減らす」「全く見通しがたっていない」は減少【図8、9】
  5. 【調査概要】『マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査』

1.2022年卒採用の充足率は83.6%、「質」の満足度は73.7%【図1、2】

22年卒の採用充足率(内定者数/募集人数)は83.6%(前年比1.3pt増)で、内定者の「質」の満足度は73.7%(「量・質ともに満足(36.5%)」+「質は満足・量は不満(37.2%)」の合計)と高い傾向にある。また、採用活動の期間は「前年並み」が最多だが、活動開始時からWEB導入が進んだことで比較的スムーズに実施できたため、「短期化する(した)」の割合が前年より増加した。【図1、2】

【図1】「採用充足率」と「内定者満足度」の年次別推移

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

【図2】採用活動の期間 前年と比べてどうか

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

2.コロナ禍でもスムーズに採用活動ができた一方で、「辞退」の増加が大きな課題に【図3、4】

採用活動の印象については、厳しかったと回答した割合は77.8%(「前年並みに厳しかった(49.8%)」+「前年より厳しかった(28.0%)」の合計)で、企業側にとって採用しづらい厳しい状況が続いているようだ。「厳しかった」と回答した企業に理由を聞いたところ、「母集団の確保」が52.0%で最多だったが、前年と比べると7.2pt減少している。一方、「辞退の増加」が前年比15.9pt増の41.3%と大きく増加し、特に上場企業では55.9%で最多だった。新型コロナウイルスの対策として導入されたWEB化により応募者は増えたが、志望度や応募後の”惹きつけ”が例年よりも難しかったと推察される。【図3、4】

【図3】前年と比べて、今年の採用活動の印象

 

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

【図4】「採用活動が厳しかった」と回答した理由 (上位抜粋)

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

3.入社後の「職務内容」を伝えるタイミングは、「入社前までのいずれか」とする企業が5割を超える【図5、6、7】

22年卒入社予定者の配属先告知について聞いたところ、告知内容の程度は様々であるが、入社より前に告知する割合が5割程度だった。配属先を伝えるメリットを聞いたところ、「内定者の「わからないこと」への不安を払拭することができる」が最多で68.3%、「入社後の具体的なイメージができるので入社意欲を高めることができる」が次いで50.2%となった。新卒採用は中途入社と異なり、内定を出してから入社まで半年以上も期間が空くことが多く、また辞退の可能性もあるため、入社後の配属を決めづらい。しかし今回の結果からは、内容の程度はまちまちではあるものの、配属先を伝えることで、内定者が入社後の自分をより具体的にイメージできるよう努力している様子が見て取れる。【図5、6、7】

【図5】配属先告知のタイミング

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

【図6】<上記で「入社前に告知する場合のみ> 配属先はどの程度、告知するか

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

【図7】配属先を、入社前に告知することでどのようなメリットがあると思うか

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

4.2023年卒採用は78.8%が実施する予定と回答。採用予定数は前年に引き続き「今年度並み」が最多で、「減らす」「全く見通しがたっていない」は減少【図8、9】

23年卒採用計画について聞いたところ、採用予定数が決まっていない場合も含めると78.8%が実施すると回答した。昨年は新型コロナウイルスの影響で採用活動が遅れ、次年度の採用計画策定も遅れる傾向にあったが、おおむね順調に検討が進んでいるようだ。採用予定数については「今年度並み」が66.7%で最多だが、「増やす」が13.1%で前年比5.3pt増加、「減らす」が9.0%で前年比2.1pt減少している。【図8、9】

【図8】2023年卒採用計画の策定状況

 

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

【図9】2023年卒の採用数について

画像「マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査」(株式会社マイナビ)

【調査概要】『マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査』

調査期間/2021年9月6日(月)~10月5日(火)
○調査方法/マイナビ2022の利用企業担当者に対するWEBアンケート
○回答数/2,279社
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります

※調査結果の詳細
「22年卒採用の採用充足率は83.6%、『質』の満足は73.7% コロナ禍でもスムーズに採用活動ができた一方で、『辞退』の増加が大きな課題に」(キャリアリサーチ)

【ニュースリリース「『マイナビ 2022年卒 企業新卒内定状況調査』を発表」より|2021年11月1日・株式会社マイナビ】

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