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【22年卒6月の就活状況】直近3年で最も低い活動量。コロナ禍で2~5月の選考前倒しの影響色濃く。入社意思決定も前年より早まる

2021.07.27

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マイナビ(東京・千代田)は7月27日、2022年卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施した「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況」の結果を発表した。

発表によると、22年卒生の6月の活動割合はコロナ禍前の20年卒(前々年)より減少し、直近3年で最も低かった。前年のコロナ禍の採用活動を踏まえ、今年は2~5月に前倒しで選考が進める企業が多く、5月までに学生が内々定を得て入社予定先を決める傾向が強まった。6月までに入社予定先を決めた学生のうち、5月までに入社の意思を固めたのは60.0%で、これは前年より8.1pt増加している。以下、リリースより。

「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況」

《TOPICS》

  • 22年卒の学生の6月の活動割合はコロナ禍前の20年卒(前々年)より減少【図1】
  • 6月までに入社予定先を決めた学生のうち、5月までに入社の意思を固めたのは60.0%で、前年より増加【図2】
  • 内々定先の最終面接が対面だった割合は42.4%。従業員規模が大きいほどWEB面接の割合が高い【図3、4】
  • 面接で聞かれたことがある不適切な質問は「兄弟姉妹や親族について」「両親や保護者の職業」。「子供ができても働き続けるつもりかどうか」は男子よりも女子の方が高い割合に【図5】

調査概要

22年卒の学生の6月の活動割合はコロナ禍前の20年卒(前々年)より減少【図1】

6月の活動状況は、前年同月と比較してほとんどの項目で下回り、特に面接に関しては、1次面接を受けた割合が25.3%(前年同月比11.9pt減)、結果通知を受けた割合が24.7%(前年同月比10.0pt減)、最終面接を受けた割合28.9%(前年同月比9.9pt減)と、それぞれ前年同月よりも10pt前後減少した。コロナ禍前の前々年同月(20年卒6月)との比較でもほとんどの項目で下回っており、6月の活動割合は直近3年のうち最も低い。前年の採用活動がコロナの感染拡大によって妨げられてしまった経験から、今年は2月~5月に前倒しで選考が進められた。そのため、多くの学生が5月までに内々定を得て入社予定先を決めるに至り、結果的に6月の活動量はコロナ禍前よりも低くなったと考えられる。【図1】

【図1】6月の活動状況

画像:【図1】6月の活動状況(「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況」)

*WEB面接を含む

6月までに入社予定先を決めた学生のうち、5月までに入社の意思を固めたのは60.0%で、前年より増加【図2】

6月末までに入社予定先を決めた学生のうち、5月末までに入社の意思を固めた学生は60.0%(「3月以前(14.7%)」+「4月(21.4%)+「5月(23.9%)」の合計)で、前年より8.1pt増加し、早めの意思決定が行われていたことが分かる。【図2】

【図2】内々定獲得後、入社の意思を固めた時期(入社予定先1,497社の分布)

画像:【図2】内々定獲得後、入社の意思を固めた時期(入社予定先1,497社の分布)(「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況」)

内々定先の最終面接が対面だった割合は42.4%。従業員規模が大きいほどWEB面接の割合が高い【図3、4】

就活生が得た内々定先の企業について、最終面接が対面とWEBのどちらだったか聞いたところ、対面だった割合は42.4%だった。この割合は従業員規模が大きい企業ほど低く、従業員数5,000人以上の内々定先の最終面接で対面だったのは26.3%だった。対面の面接を受けて感じたことは、「会社の雰囲気や社風を感じ取ることができる(45.4%)」という肯定的な回答が最も多かった。一方で、「交通費がかかる(44.5%)」「移動時間がかかる(43.5%)」「かなり緊張した(42.0%)」も高い割合を占めた。【図3、4】

【図3】内々定先の最終面接は対面式だったか、WEB面接だったか※(内々定先3,671社の分布)

画像:【図3】内々定先の最終面接は対面式だったか、WEB面接だったか※(内々定先3,671社の分布)(「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況」)

※モニター学生が内々定を獲得した企業について、1人当たり最大4社回答をした結果を、【社数】をベースに再集計した

【図4】対面式の面接を受けて感じたこと(複数回答)(上位抜粋)n=1,470

画像:【図4】対面式の面接を受けて感じたこと(複数回答)(上位抜粋)n=1,470「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況」)

面接で聞かれたことがある不適切な質問は「兄弟姉妹や親族について」「両親や保護者の職業」。「子供ができても働き続けるつもりかどうか」は男子よりも女子の方が高い割合に【図5】

面接で聞かれたことがある不適切な質問について聞いたところ、「両親や保護者の職業」が21.1%、「兄弟姉妹や親族について」が20.7%、と、不適切な質問をされた学生が一定数いることが分かった。また「子供ができても働き続けるつもりかどうか」を聞かれたことがある学生は全体の3.9%だったが、文系女子は6.5%、理系女子は5.8%と男子よりも高い結果となった。【図5】

【図5】面接で聞かれたことがあるもの(不適切とされる質問)(複数回答)n=2,024

【図5】面接で聞かれたことがあるもの(不適切とされる質問)(複数回答)n=2,024(「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況」)

画像:【図5】面接で聞かれたことがあるもの(不適切とされる質問)(複数回答)n=2,024(「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況」)

調査概要「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査 6月の活動状況」

調査目的| 大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法| インターネット調査
集計方法| 大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、
文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている

2022年卒:2021年6月12日時点

○調査期間/2021年6月24日(木)~6月30日(水)
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査対象/2022年卒業予定の全国の大学3年生および大学院1年生
○有効回答数/2,129名(文系男子374名 理系男子554名 文系女子579名 理系女子622名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。

※調査結果の詳細は会社HPのニュースリリース(https://www.mynavi.jp/news/)からご確認いただけます

【プレスリリース「『マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査6月の活動状況』を発表」より|2021年7月27日・株式会社マイナビ】

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