HR Twitter研究vol.6
人事担当者必見のSNSテクニックとノウハウ。パネリストによる質疑応答座談会
2021.02.02
2020年10月23日に開催されたフォロワー数1万を超える人事、広報担当者などがパネリストとして登壇したイベント「#ツイトーークHR」のレポートの最後は、パネリストが参加者の質問に答えた質疑応答の様子を抜粋して紹介する。各パネリストの講演内容に負けず劣らずの人事・広報のSNS活用ノウハウ・テクニックがここでも披露された。※情報は取材時点
【特集トップ】HR Twitter研究 ツイッターを活用し採用、広報、人脈づくりで成果を出す方法
パネラー紹介
- 山森拓実(アチーブメント株式会社・人事)→https://twitter.com/ach_yamamori
- オクシン[奥山新也](株式会社エムフロ・新規事業担当兼人事)→https://twitter.com/OKU_MAYA
- 末廣樹理菜(株式会社ピアズ・人事兼社長秘書)→https://twitter.com/jurinasuehiro
- 西本卓真(京都大学4年生・株式会社ウィルゲート内定者)→https://twitter.com/mooot04241
- 小澤美佳(株式会社ニット広報兼人事)→https://twitter.com/mica823
※本文内では敬称略で表示しています。
面白いツイート、創造力はどこから湧いてくるのか?
小澤:これはやっぱりツイッター芸人、オクシンさん。どうですか?
オクシン:ネタに関しては、どうですかね。どうしたらプロフに誘導されるかみたいなのを軸に考えてて、結構YoutubeとかTikTok、インスタとかあらゆるSNSを見たりとか。
あとはプロフクリック誘導が上手いツイートが結構あったりするんですよ。本当に上手いのは、「フォロワー数」とか「フォロワー」とかそういうのを一切使わずにやるやり方がある。そういうのも見て、自分の自己体験で取り入れられそうなものであったりする時に、それをもろ活用しまくる。
他のフォロワー数の多い人は、やはりプロフクリックを狙ったやり方を知ってるので、フォロワー数の多い方をフォローする。「あ、これ狙いに行ったな」「ああ、これやってんな」とか、大体見ていたら分かるようになってきます。僕はもうほとんど全部やってるんですけど。
一同:笑
オクシン:僕の(ツイッターを)見ると一番早いですよ。「どんだけ誘導さすのよ」みたいな。誘導するか、しないかの戦いみたいになってますからね、見てる方と。「俺は今回は見ません」なんてリプが来ますし。「すいません、今回は面白くなかったですね。ごめんなさい」とか言ってごまかしますけど。
いろんな媒体を見たりするのは結構、一番分かりやすい。初期段階として利用すればいいのは、いろいろ書いて、「こういう風になったのは全部プロフに書いてある」とか「全部固定ツイ―トに書いてある」とか(をツイートする)っていうのがテクニックの一つとしてすごく良いかなと思います。
あとは最近、「フォロワー数があともうちょっとで3,000人です」とかってツイートされる方が結構いらっしゃると思うんですけど、それって全部情報を開示してしまってるんですよ。
ツイートでめちゃくちゃ大事なのは、“未完成が完成”って状態なんですね。要するに、「あと50人で目標達成します」みたいな方が、“あと50人フォローしたら何人になるんだろう?”っていう心理を生むんですよ。だから、ツイートで完了させない。わざと未完成にして、切り取って見えなくするっていうツイートを心掛けるだけで、プロフクリック数は劇的に上がりますね。「わざと、未完成にする」というところを意識すると良いと思います。はい、以上です。
山森:近いところでいうと、引用リツイートは、片面の意見を言っておいて、もう片面を言わせるようにするとかありますよね。(意見は)両面あるって分かってるんだけど、あえて片面を強めに言うことによって、引用リツイートで「いやいや、こっちもあるよね?」っていう風になるっていう。
オクシン:そうです、そうです。
山森:あんまりやると、炎上っぽくなったりする、叩かれたりするっていうのもありますよね。
オクシン:なりますね。だから覆面を考えたりとか。
山森:上手く余白を作らないといけないですよね。
オクシン:そうなんです。だから、「このツイートをしたらどういうリプが来るだろうな」というのを、あくまでも想定してツイートすると良いと思いますよ。最近、結構それをやってるんですけど、全然想像通りのリプは来ないですね(笑)
炎上リスクのツイートは会社にどう説得しているのか?
小澤:山森さん結構、これは意識されてますか?
山森:僕はどっちかというと、信頼されるまではあんまり派手なことはしないようにしていて、積み重ねで「もう山森なら大丈夫だろう」っていう信頼を勝ち取ってから、ちょっとずつTikTokとかでふざけたことに手を出している感じです。わりと僕はそれこそリスクとかを考えてやっているので、オクシンさんほど派手なことは正直できないっていうところはあったりします。
小澤:じゅりあんは意識していますか?
山森:炎上わりとしてる人ですから(笑)。ちょっと聞いたほうがいい。
小澤:そっかそっか、リスク管理どうしてる?
末廣:自分は炎上経験があるんですけど、社員にどう統制するかみたいなところに関しては全くしてなくって、それぞれが思うままに書いてもらっているんですね。
それをなぜ会社として許せるかというと、根本でピアズが理念経営をやっているからです。そもそも価値観だとか、スタンスというところが合っている前提があります。それが個人だとしても、それはもう会社の価値観っていうところがあるので、変に逸れたことっていうのはそもそもあまりないし、逆にそこが合っていない方は会社を辞めたりだとか、ツイッターを社名を挙げてまでやろうって気持ちにならないので、基本的には大丈夫かなと思っています。
あと、私も炎上して結構心を痛めた時もあったんですけど、その時に言っていることは、言い方が結構強くて賛否両論あっただけで、言ってることの本質は間違えてはいないよねっていうところがあります。そもそもうちの会社の理念として「無意味な常識をぶち壊す」みたいなのがあるので、うちの会社自体が万人受け狙ってないんですよ。会社の人からは、「もう一発花火上げたら?」みたいな感じで、逆に煽られてるので(笑)
もちろん会社としては、炎上した時にどういう風な対応を取るかは裏側でしっかり、経営側で作っているものはありますけど、社員に対して「これは言っちゃだめだよ」というのは特に伝えてないです。
小澤:なるほどなるほど。ありがとうございます。
やっぱり今って、「大企業はツイッターやるな」「個人アカウントでやるな」「名前出すな」というような、まだまだ規制がある会社が多いと思うんですね。もちろん、株価に影響するとか、情報漏えいだったりリスクもあるので。
分からないでもないけど、本質的ではないよねとは思っています。そういうことをやれば透明性などを高くしながらちゃんとクリーンな会社になりつつ、みんなが言いたいことを自分の視点で話すみたいになる。
それこそが私は会社としてのブランディング、一人ひとりがブランディングをやっていけたらすごくいいんじゃないかなって思います。
山森さんやじゅりあんのあの感じとか、私はすごく理想的だなと思いながら、羨ましいな、いいなーと思っていました。
末廣:結局は、会社が社員のことを信頼してくれているのがすごく大きいなと思っています。
IRの情報とかも全然、このツイッターの力があるからこそ拡散して、むしろしっかりそこに貢献したいという気持ちがあるので、そこは会社と社員間の信頼関係かなと思っています。
相互フォローのメリットと平均インプレッション、エンゲージ率を教えてください。
山森:メリットはやはり交流が活発になります。別に相互フォローじゃない人たちがダメではないということでは全然ないんですけど、相互フォローではない人のほうが、特定の人とだけ繋がっていくタイプのアカウントなのかなと思っています。
僕や美佳さんも相互フォローをするようにしていると、フォロワーさんとの交流がすごく増えていくなという印象があります。デメリットでいうと、相互フォローの数がすごくいるので、正直追いきれないし、そこは、厳選して特定の人と付き合いたいっていう人からしたらすごく大変なんじゃないかなとは思っています。ただ、交流は活発にできるというのはメリットな気がします。
あと、フォロワーの絶対数が増えるは相互フォローだと思います。
凡人って言い方は悪いんですけど、特別な才能がなくても、相互フォローでちゃんと交流していけば絶対伸びるっていう意味では、確実に“万アカ”になりたい人には相互フォローがすごく良いなと思っています。
平均のインプレッションはそうですね…どうですか美佳さん? 日によりますよね? 伸びなくなってきません? めちゃくちゃインプレッションが伸びなくなっていくんですよね。
僕の場合、フォロワー数が2,000とか3,000くらいの時は、インプレッションって普通に5万とか超えていたんですよ。今5,000超えようと思ったらめっちゃ大変ですよ。
美佳さん5万とか軽く超えられます?
小澤:いやいや、全然いかない。
山森:1万とか?
小澤:1万いくかな。いかなかったりも全然します。
山森:いかないことありますよね。普通に。
小澤:あります、あります。
山森:いいね数がめちゃくちゃいってるのに、1万いかないみたいな。
小澤:あります。
山森:500いいねとかいってるのに、全然じゃん!? みたいなこととかが起きるという感じです。
美佳さん、補足ありますか?
小澤:相互フォローする・しないとかは、もはや思想の問題だと思っていて。変な話、1万人のフォロワーさんがいらっしゃって、私もフォローしてっていう風になると、あんまり関係ないんですよね。もはや。
誰をフォローしているとかはあんまり関係なくて、「好きだ」って言ってもらったら、「私も好きです」っていう、お互いの意思表示ぐらいでしかないと思っています。
例えば、タイムラインに出てくるのも、別にフォロワーさんだからというわけではなくて、結局、その時にそのタイミングで接触をしている人がタイムラインの上のほうに出てくるというアルゴリズムになってはいるので。
正直、思想の問題かなとは思うので、私は「お互いに好きです」っていう関係性で繋がっていくのが理想だし、素敵だなって思っているのでこうやってますが、一方でオクシンさんみたいに、「いや、そうじゃなくて、僕はポリシーで自分の選んだこの人っていう人しかフォローしません」って言いながら、万アカになってるというのはすごいなと思います。
山森:まじですごいなと思います。僕も無理。
小澤:無理です、無理です。
山森:フォロー数500とかで、「万」いってる人、マジすごいなって思います。
小澤:すごい。やばい。考えられない。だから多分なんですかね、「ウサギとカメ」の話じゃないですけど、多分ウサギなんですよね。相互フォローの伸びに関して言うと。
でも絶対にオクシンさんのほうがこの後、10万とか、もっともっと伸びていくんだろうなとは思うので、私にはできないなっていう感じですかね。
忙しい中で1日どのくらいの時間を取ってツイートしているのか?
小澤:じゅりあんは1位になるために結構時間を使っているんじゃないかなと思いますけど、どうですか?
末廣:私、そもそも携帯依存症でして、iPhoneのスクリーンタイムで(計測してみたら)1日、本当に13、14時間くらい。
小澤:すごい。
オクシン:もう半分じゃん。
小澤:睡眠時間除いたら全部じゃない?
末廣:だから多分ずっと携帯見てるんですけど、今、スクリーンタイムを見たら、ここ1週間の平均でiPhoneを使っているのが1日あたり13時間で、そのうちツイッターは平均2時間半くらいです。
小澤:でも以外に少ない。もっとすごいかと思ってました。
小澤:学生の西本君はどのくらい見ているもんですか?
西本:ツイッターでいうと3時間くらいですかね、僕は。
小澤:結構見てる。何をそんなに見てる?
西本:検索とか結構したりしますね。ツイートの検索だったり。
さっきオクシンさんがおっしゃられていましたけど、僕も結構ツイートを見るのが好きっだったりするので、そこを見たりはしてたりします。
小澤:自分がツイートするだけじゃなくて、人のを見にいってるってことですか?
西本:そうですね。
小澤:プロは? オクシンさんはどうですか?
オクシン:僕は3、4時間でしたね。ツイッターが3、4時間で、さらに最近はTikTokも3、4時間ですね。
山森:結局めちゃくちゃ見てるじゃないですかSNS(笑)
小澤:え!?、じゃあ6~8時間くらい毎日SNSを見てるってことですか?
オクシン:ずーっとTikTokで「型」を探してますね。自分でできる型を。
小澤:インスタもやってますよね?
オクシン:インスタもやってる。インスタもやってますけど、難しいですね。インスタはちょっとおざなりになっていて、TikTok・Twitterの2トップで毎日やってます。
小澤:へぇー。山森さんはどのくらいやってるんですか?
山森:僕は最近だめですね。最近はもう、ツイッターを見ている時間は朝と夜ぐらい。昼はリプをパパパって返しますが、ほとんど見てないと思います。
だから結局、1ツイートしかしない。1日1ツイートが平均なので、多分他の人より少ないと思う。1時間とか2時間くらいとかかな。
小澤:1日?
山森:そうですね。
オクシン:この1ツイートって何時ごろやられてます?
山森:朝だと6~7時…8時だと遅いかな。6時台か7時台の朝か、夜の21~22時の間くらい。
オクシン:いいですよね。
僕、最近思ったのが、6時か7時、12時か13時に打ったツイートがかなり伸びるっていうこと。
7時~9時は伸びるんですけど、大きな伸びが見込めなくて。
山森:朝ですか? 7時~9時って。
オクシン:そうです。500いいねくらいを狙いたかったら、6時~7時か、12時~12時半とかそれくらい狙うと。
山森:12時は伸びるんですか? 僕、今まで12時伸びたことないです。
小澤:私もない。
オクシン:伸びますよ。12時に打った後、それが19時くらいに伸びだすんですよ。
山森:そういう感じなんだ。
小澤:なるほどー。確かに。
山森:僕。21~22時とか夜にツイートするんで、朝も1回伸びる。結構それはやってます。2段階でやってます。
オクシン:人それぞれですよね。多分。アカウントにもよると思うので。
山森:それもありますよね。属性。
小澤:ちなみに最近めっちゃ少ないっすよ。それこそ、私も今、スクリーンタイム見てたんですけど、一番短いときは1日18分とか。今週は20分とか1時間弱。
山森:短い(笑)。それでも伸びてるじゃないですか。
小澤:もう、集中、集中って感じ。「朝と夜の行きと帰りの時間しかやらない」って決めてやったりしています。私、基本好きなんで、本気でやりだしたら下手すると5、6時間とか普通にやっちゃうから。
山森:いやそうなんですよね。
小澤:だから、「決めてやる」風にやってますけどね。でも、多い時は休みの日で3時間くらいとか。最近は少ないです。
オクシン:少ないですね。
山森:本当に使いこなそうと思ったら、何時間でもできてしまいますよね。
小澤:全然やっちゃう。
山森:僕も、学生を探しに行ったり、候補者探しに行く時とかの“攻めで使う”時は、めっちゃ使います。ずーっと見てます。
小澤:そうなりますよね。
学生のツイートはどんなところを見ていますか?
山森:学生のツイートは見てないですね。学生はフォローバックを基本しないっていうスタンスを大事にしてるので。要は見られたくない人も結構いると意識していて、見てほしい人は、「見てください」って来ない限りフォローバックしない。だから学生さんのツイートは見てないです。正直。
でも、いいなって人に対しては、何で関わっているかと言うと、本人が発信しているのが(タイムラインなどで)回ってきたりするレベルで頑張っているので、目立ってる子は結果的に気になってずっとマークしたりしています。
小澤:じゅりあんは見てたりする?
末廣:私も見てないですね。フォローもほとんどしていなくて、見るのは例えばキャリア面談をして、「ツイッターでもいろいろ情報収集できるよ」とか、「アウトプットの練習になるよ」ってアドバイスした時です。学生が「やってみます!」いう流れでフォローされることが多いので、その子に対しては、本当にツイッターでアウトプットしているかを見にいって、していたら「それはいいね」っていう風にしていくくらいですね。フォローはプレッシャーになるかと思いますし、見てないですね。
小澤:なるほど。じゃあ見てないといことですね。
山森:西本君とかは、今回ツイトーークに僕がお誘いしたと思うんですけど、フォロワー3,000人くらいいるじゃないですか。だから、前からそもそも気になってる子として存在してて。
そうやって1,000人とか2,000人超えてくる人とかは結構僕は気になってマークしたりします。
(オクシンさんへの質問)プロフクリックからフォロワー増は、フォロワー外の方への反応が大切な気がするのですが、いいね数、フォロワーさんとの反応の相関関係はありますか?
オクシン:最近、仕様変更があったみたいなんですけど、ツイートってタイムライン、ホームと最新で見られますが、ホームで見た際に今までは、「関係性の近しい人」「何十人がいいねしました」というのが、フォロー、フォロワーの人に表示されていたんですけど、今日(※2020年10月23日)見ると、「リプライされました」みたいなのが結構載るようになってきたので、「いいね」するより「リプライ」したほうがもしかしたらいいのかもしれない、みたいな情報があるので調べてみようかなと思います
フォロワーされてる方にプロフを見られたところで、正直、フォロー率って上がらないと思っています。
プロフクリックが多いツイート、いいねが多いツイート、リツイートが多いツイートといった「ツイートの型」みたいなものを準備して、やるのはリツイートが多いツイートと、プロフクリック数(率)が高いツイートです。
この2つの拡散性を一気に上げることを意識してやっていますが、成功したのは、50回くらいチャレンジして1回です。そんなもんですよ。なので、型をやっぱり覚える必要がありますね。「このツイートはこの時使う」「こっちはこの時に使う」みたいに。そうしたら大体困らないですね。
あと、ダメだったら過去の掘り出しですね。
過去のツイートを掘り出して飛ばす、みたいなことをやってます。だから、ツイートを作るのにそんなに時間もかかっていません。
今、フォロワーさんが少ない人は、壁打ちだと思って、ツイートを作って、作って、作って、全部データとしてエクセルでダウンロードしておいてください。そこでダウンロードしておけばいつでも使えるんで、そういうやり方をしてもらえれば良いかと思いますよ。
山森:2つ僕からちょっと質問していいですか?
1つが、今までの中で一番プロフクリックが伸びたオクシンさんのツイートって何なんですか?
オクシン:僕が一番伸びたツイートですか。MAXは誤字脱字ですね(写真左)…。あ、この、彼女できましたの方ですね(右)。
山森:これ(右側)が一番なんですね、プロフクリックは。オクシンさんの彼女に皆興味あるのか(笑)
オクシン:40歳のおっさんの彼女にどういう興味持つのよみたいなのはありますけど。まず。
末廣:これは引っ掛かりましたね。
オクシン:引っ掛かりました?
小澤:これは引っ掛かったっていうか。何かあるんだろうなとは思ったけど、でもいいやみたいな(笑)
山森:疑われてる。疑われてる。
末廣:なんかアイコンとか、普段の感じからあんまり人間味とか(感じない)。私はちょっとたまに機械だと思っちゃうんですけど、その彼女みたいなエピソードってすごく人間っぽいじゃないですか。だからすごく興味が惹かれるなと思いました。オクシンさん、人間だ!と思って(笑)
オクシン:いやいや、人間ですよ。人間です、人間です。毎日ツイッターの研究ばっかりしてそうに見えますけど、人間ですよ。
末廣:すごくオクシンさんの彼女に興味ありました。
オクシン:本当ですか。じゃあ、彼女ツイートしまくりますよ。もう。
末廣:のろけツイート待ってます。
山森:あともう1個だけ質問いいですか?
僕はまだアカウントのフォロワーが増えている段階です。フォロワー数がまだ1,000人満たない時のツイートをリライトするのは効果的な気がするんですけど、そこから結構伸びてきて、フォロワー数が5,000とか6,000人になっている時のツイートをリライトするは効果があるのか? もし試したことがあれば知りたいなって。
オクシン:ああー。僕リライトしてツイートする時は3か月前のものからしかやらないです。大体3か月以内のものをやったらリプライで「これちょっと前に打ってましたよね?」みたいなのがくるんですよ。
山森:やだなそれ。
オクシン:まあまあ、嬉しいんですけど、そういうのが来たら「言わないでください」みたいなので誤魔化しながら、「邪魔しないでください」とかって言ってじゃれながらやるんですけど。
基本的にツイッターは6カ月分のデータしか保存できないので、必ずCSVでダウンロードしてください。
僕は去年の8月から1年2カ月分のツイートデータが全部残ってるので、困った時とかは人のタイムラインを見るとか、あとは自分の過去ツイートを見ます。それで、1年前のツイートでも今なら500いいねとか1,000いいね出せるようなものがざらにあるんですよ。「結構良いこと言ってるけどなー」みたいなものが。なので、データはちゃんと皆さん持っておいたほうがいいと。せっかくなんで。
山森:分かりました。ありがとうございます。
小澤:不思議なのが、昔ツイートした時は、1,000くらいのいいね付いて、「すごい、やったー」と思ったやつを、もう1回同じものを出したら、“しょぼッ”みたいな。
山森:それはありますよね。
小澤:あれ? 時代変わった? ズッコケるみたいな。
オクシン:あります。あります。よくあります。
小澤:ありますよね。何でかな、みたいな。
オクシン:あれ何なんですかね。タイミングなんだろうな。もう。タイミングでしかないと思います。
山森:影響力のある人に、たまたまリツイートされて伸びることありますよね。田端(信太郎)さんにリツイートされて一気にインプレッション伸びましたね。
小澤:私も田端さんにリツイートされたことありますね。あれは伸びますね。ありがたい。
会社名を出すことのメリットとは?
小澤:みんな出してますからね。じゅりあんとかまさに出しまくってると思いますけど。
末廣:出しまくってますね。メリットは私自身の知名度が会社の知名度に直結することですかね。それでしかないかなと思ってます。
先ほど美佳さんのプレゼンでもあったように、BtoBでベンチャーだと、別にこう、商品があるわけでもないですし、知名度があるわけでもないので、やっぱり広く知ってもらうことは、採用においても、営業においても大事だと思っています。自分自身を伸ばせば会社にちゃんと知名度として貢献できるっていうのが最大のメリットかなと思います。
小澤:これに関しては、山森さんが一番意識してやっていらっしゃるかなと思います。
山森:僕は採用担当なので、メリットというより、そのために(ツイッターを)やっているという感じですね。多分、末廣さんも同じだと思うんですけど。
僕のことを知ってもらいたくてやっているというより、僕がたまたまきっかけで、なんか変な奴いるなとか、面白いやついるなっていうところから、「じゃあ、この人って何の人なんだろう」って興味をもってもらえたら、たまたまその先にアチーブメントって会社がある。これで、全然良いので。
普段って、学生が会社のこと知る時はどちらかというと会社名から知って、「アチーブメントという会社があるんだ。じゃあ選考受けてみよう」という流れなんですけど、ツイッターでその入口をもう1個作っている感じで、自分自身を入口にしてるというのがありますね。
小澤:まあ、メリットだらけということですね。【おわり】
セミナー概要
セミナータイトル:ツイトーークHR Twitter活用で創り出す可能性 ~採用、広報、人脈に繋げるノウハウ~
開催日:2020年10月23日(金)21:00~22:30
開催場所:オンライン(Zoom)
受講料:無料
定員:200人
特集:HR Twitter研究
- 【特集トップ】HR Twitter研究 ツイッターを活用し採用、広報、人脈づくりで成果を出す方法
- Vol.1:人事がSNSを使ったら、採用・イベントでここまでできる【山森拓実】
- Vol.2:営業・採用に繋げるツイート&フォロワーを増加させるツイート【オクシン(奥山新也)】
- Vol.3:Twitter開始10カ月で2万ツイート。人事未経験者がTwitterをやってよかったこと【末廣樹理菜】
- Vol.4:21卒内定者が語る「Twitter告知イベントを通じて学んだこと」【西本卓真】
- Vol.5:Twitter・noteを駆使した広報のSNS戦略【小澤美佳】
- Vol.6:人事担当者必見のSNSテクニックとノウハウ。パネリストによる質疑応答座談会
関連イベント
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キャリア論の専門家と、TwitterやTikTokで10000名以上のフォロワーを獲得しているインフルエンサー達が個人ブランディングについて徹底的に語る!
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