HR Twitter研究 Vol.4
21卒内定者が語る「Twitter告知イベントを通じて学んだこと」【西本卓真】
2021.01.29
株式会社ウィルゲートの21卒内定者・西本卓真さんが、「内定者」という属性の意義をどう捉え、自ら企画したイベントで何を発信していったのか。西本さんが語ったイベントを通じて学んだことは、人事や学生といった立場によらないSNS活用全般に通じるものだった。
2020年10月23日に開催されたフォロワー数1万を超える人事・広報担当者などが登壇したイベント「#ツイトーークHR」の講演内容から抜粋して紹介する。※情報は2020年10月23日取材時点
【特集トップ】HR Twitter研究 ツイッターを活用し採用、広報、人脈づくりで成果を出す方法
パネラー紹介
- 山森拓実(アチーブメント株式会社・人事)→https://twitter.com/ach_yamamori
- オクシン[奥山新也](株式会社エムフロ・新規事業担当兼人事)→https://twitter.com/OKU_MAYA
- 末廣樹理菜(株式会社ピアズ・人事兼社長秘書)→https://twitter.com/jurinasuehiro
- 西本卓真(京都大学4年生・株式会社ウィルゲート内定者)→https://twitter.com/mooot04241
- 小澤美佳(株式会社ニット広報兼人事)→https://twitter.com/mica823
フォロワー数3,000人超えの内定者
西本:皆さんこんにちは。ウィルゲート21卒の内定者の西本卓真と申します。
ウィルゲートは、吉岡(諒)専務がウェブ業界で有名かなと思うんですけど、その会社の21卒の内定者です。
僕は現在こういう感じの(上写真)のプロフィールでツイッターを運用していて、3,156名くらいの方にフォローしていただいております。フォロワーが増えたきっかけっていうのが、(写真の)右のところにあるこのnote出したことで、そこからすごくフォロワーが増えたかなと思います。
このnoteが、現在PV数は2,400くらいで、スキの数が94くらいいただいてます。
そして、ツイッターのアナリティクスを「Googleデータポータル」というツールを使って分析なんかをしています。誰でも分析できたりするので、もし良かったらこのQRコードから飛べるので、ぜひご覧ください。
他にもツイッターでの活動としては、いろんなオンラインイベントを主催していて、就活生向けに行った「内定者ぶっちゃけ会」や、最近行った「内定者トーーク」っていう内定者向けのイベントなどを開いたりしています。
こういうところの話を絡めながら、今回は内定者からの目線からお話しできたらなと思いますので、本日はよろしくお願いします。
- 西本卓真(京都大学4年生・株式会社ウィルゲート内定者)→https://twitter.com/mooot04241
21卒生を繋げるイベントづくり
西本:僕は21卒の学生(内定者)を繋ぐイベントの開催に挑戦していて、今日はそこのところについてシェアしたいと思います。
まず最初に、僕が今日一番言いたいことを言いたいと思っていて、「気付いていない自分の強みを見つけることがいかに重要か」ということです。
僕自身もすごく、自分の強みを見つけていったことで、ツイッターの数字とかも伸ばしていったかなって思っています。
僕が開催したイベントの目的や概要を話して、そこから得た学び、これから実現したいことについて順を追って話していきたいと思います。
まず、イベントの目的から話していきたいと思います。
西本:内定者向けに行ったイベントは、入社前から横の繋がりを広げていくっていうところを目的として開きました。そうすることによって、お互いの目標に向かって切磋琢磨し合ったりとか、困った時に気軽に頼れたりとか。内定者経由で人脈を広げていけるところも利点かなと思っています。
イベントの概要としては、20時~21時の時間帯で開催して、3つのグループが(Zoomの)ブレイクアウトルームで分かれながら交流会みたいな形式で行いました。
イベントの参加人数としては、運営含んで13名の方に参加していただいて盛り上がることができました。参加人数よりも大事かなと思ったのが、この「開催しました」みたいなツイート(写真左下)なんですけど、インプレッションが13,577くらいまでいって。
山森:いってますね。
西本:はい。僕のツイッターのフォロワーが大体3,000人なんで、平均2,000インプレッションくらいなんですけど、このツイートは結構インプレッションが伸びて。
理由としては、いろんな方が引用リツイートで、「こういうイベントいいね」だったりとか、リプ欄とかでこの日に参加できなかった学生たちが「次は参加します」みたいなことを言ってくださったりして、それで盛り上がってインプレッションも上がってきたのかなっていう風に思っています。
山森:なるほど。
西本:これが結構、僕としては嬉しかったところではあります。
内定者イベントの開催を通じた学び
西本:このイベントから学んだことは、最初に言いましたが「強み」を生かしていくのが大事かなということです。
僕の強みでいうと、いろいろありますが、「内定者という属性があること」はすごく強みかなとに思っています。内定者の強みは、時間が比較的あるほうだと思うので、こういったイベントをはじめ、いろんなところに比較的挑戦しやすい点はあるかなと思っています。
また、社会人1年目、2年目の方ってまとまることって少ないと思うんですけど、「内定者」というくくりだと、すごく繋がりやすいっていうところがあると思っていて、そこも良いかなって思っています。
さっきも紹介しましたが、いろんな方に応援していただけるってところが僕は最大の強みかなと思っていて。本当に無条件に内定者っていうだけで、応援してくださるっていうか。そこはすごく(自分の強みとして)追加していきたいかなっていう風にこのイベントを通じて感じました。
そして、僕がこれから実現したいことみたいなを話していきたいと思います。
これは僕だけじゃなくて他の内定者の方も実践できると思っていて、内定者の今だからこそできることをやっていきたいと思っています。
西本:したいことは、以前開催した「内定者ぶっちゃけ会」のようなイベントをもう1度やってみたいと思っています。
内定者がぶっちゃけ談みたいなのことを話すイベントで、前回18名くらい来ていただいたんですけど、内定者が繋がりがあったらできますし、それを就活生に向けて発信していくっていうイベントをもう一回やりたいと思っています。
このイベントは就活生もそうですけど、内定者のほうにもすごくメリットがあると思っていて、普段他の内定者の内定した理由とかそういう深い話って聞かないと思うので、そういうところをシェアできるのもすごく良いかなという風に思っています。
あとは内定先の採用にも、すごくではないものの繋がっていくところもあると思うので、内定者同士でこういうイベントを開くっていうのは、意義のあることかなっていう風に思っています。
自分の強みを活かしながら影響力をつけ続けていくのが大事
西本:ツイッターをやり始めて10カ月ほどなんですけど、ここまでどういうことを考えながらやってきたのかといったことをお話します。
改めてお伝えしたいこと、最終的に言いたいのは、自分の強みを見つけていくのがすごく大事だということです。それが必要な理由としては、SNS全部で良いものが全て正しく評価されるわけではないと思っているからです。
いいぞ、いいぞ、って言ったとしても、それを伝えるっていうところをやらないと、結構広まっていかないところがあります。良さを広げていくためにも、山森さんもおっしゃていたように、影響力みたいなところは多少必要かなと思っているので、そういうところをつけていくことが大事かなって思っています。僕は内定者の立場で、そこの強みを生かしていきたいと考えてます。
これからもっと強みをいろいろ探していけたら良いかなという風に思うんですけど、僕の例としては、ツイッターとイベントの2つかなという風に思っています。
オクシンさんの前でツイッターの話が得意って言うのすごく憚られるんですけど。
山森:大丈夫。あの人はツイッター芸人だから。
西本:そうなんですけど(笑)、一応ツイッターの分析はある程度自分で得意だなという風に思っていて、最初の自己紹介でお見せしたnoteだったり、あとはツイートも。ツイッターの楽しさみたいなところを発信したりするので、そこですごく尖れるなっていう風に思っています。
そこにさらに、先ほど説明した、内定者の属性を生かしてくと、すごくポジション的にも取れているかなと思います。そこの強みを生かしながら、どんどんこれからSNSを頑張っていきたいと考えています。
僕、最初は別に内定者っていうだけで知名度はなかったんですけど、ある程度フォロワーも増えたと思うので、そこをやっていけたらいいかなという風に思っています。
(noteを見せながら)ちなみに分析はグラフを用いてやってて、こんなグラフが、僕のnoteを見るとすぐ10分くらいで作れるので良かったら皆さん作ってください※。
(※編集部注:1/28現在、該当のnoteは閲覧できません)
分からなかったらDMとかで聞いていただければ対応できるので、よろしくお願いします。
山森:これは結局何が分かるものなんですか?
西本:フォロワーとインプレッションの相関だったりとか、フォロワーとエンゲージメント率の相関だったりとか指標は自分で変えられて、そこをいじったりできます。
あともう一つ、いいなって思ってるのが、ツイートとそれに対するインプレッションとかエンゲージメントって書いてあるんですけど、これが検索できたりして、インプレッションがどのくらいなのかとか。
山森:なるほど。
西本:そういう複数絞り検索とかができたりする。これはアナリティクスはできないので。そこは良いかなと思ってます。ぜひ作ってみていただけたらなと思っています。
はい、まとめると、僕がnoteとか、例えば、内定者の結びつけたイベントとかを使って、これからもSNSを活用していきたいという風に思っています。
小澤:いやあ、すごい。内定者トークイベントとか、もうちょっと詳しく聞きたいと思っちゃいましたけど、またの機会にぜひ聞かせてください。【おわり】
《HR Twitter研究 Vol.5》Twitter・noteを駆使した広報のSNS戦略【小澤美佳】につづく
セミナー概要
セミナータイトル:ツイトーークHR Twitter活用で創り出す可能性 ~採用、広報、人脈に繋げるノウハウ~
開催日:2020年10月23日(金)21:00~22:30
開催場所:オンライン(Zoom)
受講料:無料
定員:200人
特集:HR Twitter研究(順次公開)
- 【特集トップ】HR Twitter研究 ツイッターを活用し採用、広報、人脈づくりで成果を出す方法
- Vol.1:人事がSNSを使ったら、採用・イベントでここまでできる【山森拓実】
- Vol.2:営業・採用に繋げるツイート&フォロワーを増加させるツイート【オクシン(奥山新也)】
- Vol.3:Twitter開始10カ月で2万ツイート。人事未経験者がTwitterをやってよかったこと【末廣樹理菜】
- Vol.4:21卒内定者が語る「Twitter告知イベントを通じて学んだこと」【西本卓真】
- Vol.5:Twitter・noteを駆使した広報のSNS戦略【小澤美佳】
- Vol.6:人事担当者必見のSNSテクニックとノウハウ。パネリストによる質疑応答座談会
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