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【令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)】大学生の就職内定率は82.2%で過去4年の調査時点より低下

2021.01.21

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厚生労働省と文部科学省は1月15日に、2021年(令和3年)3月大学等卒業予定者の就職内定状況の調査結果を発表した。

調査結果によると2020年12月11日時点で大学生の就職内定率は前年同期比マイナス4.9ポイントの82.2%だった。直近の過去5年のデータで見ると、2017年以降は85%を超えていたが、2016年の80.4%に次ぐ低い数字でコロナウイルスの影響が出たと見られる。
他の学校別のデータでも前年同期比は低下していおり、短期大学女子で14.4ポイント低下の57.6%、高専男子で1.6ポイント低下の97.1、専修学校専門課程で11.7ポイント低下の64.4%だった。

グラフ:就職(内定)率の推移(大学)【令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)/厚生労働省・文部科学省調査】

グラフ:就職(内定)率の推移(短大女子)【令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)/厚生労働省・文部科学省調査】

グラフ:就職(内定)率の推移(高専男子)【令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)/厚生労働省・文部科学省調査】

グラフ:就職(内定)率の推移(専修学校専門課程)【令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)/厚生労働省・文部科学省調査】

以下、報道発表資料より。

令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)

【全体の概要】

  • 大学の就職内定率は82.2%(前年同期比4.9ポイント低下)。このうち国公立大学の就職内定率は、87.8%(同1.9ポイント低下)、私立大学は、80.4%(同5.9ポイント低下)。
  • 短期大学の就職内定率は、57.6%(前年同期比14.4ポイント低下)。
  • 高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職内定率は、それぞれ97.1%(前年同期比1.6ポイント低下)、64.4%(同11.7ポイント低下)。
  • 大学等(大学、短期大学、高等専門学校)を合わせた就職内定率は80.6%(前年同期比 5.6ポイント低下)。専修学校(専門課程)を含めると78.9%(同6.2ポイント低下)。

【男女別の概要】

男女別では、男子大学生の就職内定率は80.4%(前年同期比5.4ポイント低下)、女子は84.3%(同4.3ポイント低下)。
また、国公立大学では、男子:84.9%、女子:91.1%、私立大学では、男子:79.0%、女子:82.1%となっている。

【文系・理系別の概要】※大学のみ

文系・理系別では、文系の就職内定率は81.3%(前年同期比5.6ポイント低下)、理系の就職内定率は86.0%(同2.1ポイント低下)となっている。

【地域別の概要】※大学のみ

地域別では、北海道・東北地区の就職内定率が最も高く、84.0%(前年同期比5.0ポイント低下)となっている。

調査内容

1)調査経緯・目的
大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定の状況等について実態を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料を得るため、平成8年度より調査を実施。

2)調査依頼先 設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。
国立大学        21校
公立大学        3校
私立大学        38校
短期大学        20校
高等専門学校      10校
専修学校(専門課程) 20校
合計               112校

3)調査対象人員  6.250人
大学、短期大学、高等専門学校(※) 計 5,690人
専修学校(専門課程)          560人
(※) 母集団の男女構成比から短期大学は女子学生のみ、高等専門学校は男子学生のみを抽出

4)調査方法・内容
各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、 性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査を実施する。

5)調査時期及び  調 査 時 期   発 表 時 期
発表時期   令和2年10月1日 ・・・・・・11月17日
12月1日 ・・・・・・ 1月15日
令和3年2月1日 ・・・・・・ 3月中旬
4月1日 ・・・・・・ 5月中旬

【報道発表資料:「令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)を公表します」~より|2021年1月15日・厚生労働省・文部科学省】

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