面接データを活用した分析が可能なWeb面接システム「インタビューメーカー」【株式会社スタジアム】

9月3日に＠人事が開催した、人事・総務担当者向けのアカデミックイベント「人事の学び舎Vol.11　2時間で分かるWeb面接システム一括比較オンラインセミナー」の登壇企業によるLightningTalkの様子をダイジェストで紹介する。LightningTalkでは、各社が提供するWEB面接システムの特長や機能、導入事例、利用料金のほか、参加者からの質問に回答した。

【レポート本編】Web面接システムの概要から最新サービスの活用法、サービスの選び方までを一気通貫で解説

株式会社スタジアムの「インタビューメーカー」は、「Web面接・録画面接」に特化したクラウド型サービスとして1,000社以上が導入している。導入によって、従来エントリーができなかった優秀な人材との出会いや、面接準備にかかっていた時間や費用の削減が実現できるメリットが享受でき、即効性のある打ち手が実行できる点が魅力だ。
スピーカーは同社の熊本康孝氏が務めた。

会社紹介

まず当社について説明させて下さい。株式会社スタジアムは9期目を迎えており、従業員は192名。事業所は東京、大阪、沖縄、シンガポール、北海道、福岡に展開しております。

インタビューメーカーの3つの機能

メイン機能は「録画機能」「Web面接」「Web説明会」の3つです。

録画機能

録画面接機能は、24時間365日実施可能です。実際お使いいただいている企業ですと、録画説明会をお見せいただいて、所感をいただく使い方、選考を行う使い方があります。

Web面接

Web面接機能は2つのプロダクトラインを設けています。オンライン選考のビギナーに特化したシンプルなUIの「im lite」、オンライン選考のエキスパートが使う「im classic」です。

シンプルなim ilteだとURLをクリックするとすぐ面接を開始できます。

一方classicだと面接特化型なので応募者情報も管理画面で蓄積できる仕様です。個人情報も入ってきますのでそこに対して評価シートを入れたり、ヒアリングシートでアンケートに答えてもらったり、SPIと連携しながら評価を見ながら面接ができます。また、細かい機能ですが面接官同士で応募者に見えないよう2人で会話して評価の相談をする、といった使い方もできます。

Web説明会

3つ目はWeb説明会機能です。
右上にプレゼンター映り左に資料を共有しながらコメントで質問ができる機能がございます。
インタビューメーカーが選ばれる理由としては3つの理由が挙げられると思います。

・サポート
・外部システムとの連携
・安心できるセキュリティ

サポートでは、企業様のサポートだけでなく求職者の様のサポートも手厚くさせていただいています。サポートデスクが土日合わせてお問い合わせに対応する、Web面接プレサポートとして、接続が不安な応募者に対し専任スタッフが事前にサポートする体制も整えています。

どうしてもWeb上でやることになるので、スマホのバージョンアップロードしていない方、電波が届かない方、など面接がうまく行かない事態がどうしても生じます。応募者サポートでは事前にそういった事態を防ぐための環境を用意することに拘って対応をさせていただいております。

他には外部システムとの連携があります。各管理システムとの連携も進めています。他にも随時進めています。管理をしながら連携をしてインタビューメーカーが使える状態を目指します。

セキュリティ面では、ISMSはもちろん、総務省がクラウドサービスを作るならここまで準拠してくれ、というオーダーがあり、そのオーダーを全てクリアしています。安心してご利用できるセキュリティが備わっています。

面接データを活用できる2つのサービス

このコロナ禍において、Web面接はすでにスタンダードになってきています。「面接ならzoomやTeamsなどの無料ツールでできてしまうよね」という流れもあります。私たちは面接サービスのプロとして面接に特化した形でサポートをします。プロダクトとしても面接に特化した形で提供します。

今後、第2フェーズで考えているのは、Web化された面接を実施するとデータが蓄積します。この面接データをどのように活用できるかが、今後の人材採用の鍵になっていくと思います。
そのデータ活用のためにご紹介したいのが弊社の2つのサービスです。

テクノロジーを活用した面接トレーニング「面接クラウド研修」

面接クラウド研修はテクノロジーを活用した面接トレーニングが可能です。インタビューメーカー上で面接のロールプレイングができます。ただロールプレイングするだけでなく応募者と面接官がロールプレイングで何を話していたかを、全て文字起こしできます。
また、音声解析と話者割合が分析できる機能もあります。面接官・応募者が何対何の割合で話しているのか可視化できます。7︙3が理想と言われていますが、面接官が話しすぎていると話を聞き出せていないので、面接官側の問題も分析できます。

あとは学生さんからのフィードバックや面接力を可視化することもできます。本当に優秀人材を獲得していく、となった時には、面接力が高くなければアトラクトもアセスメントも的確にできないだろう、というお悩みもいただいています。研修で活用いただくことのできるサービスです。

企業様によっては、熟練者の方からロールプレイングをやった後、面接力や良い面接の方法を可視化し、型化して全体展開していくという使い方をされています。

応募者の音声を分析して適性を可視化する「imアナリスト」

次はimアナリスト という応募者が話した音声の波形を元に候補者の適性を可視化するサービスです。

社員の離職率が高かったりパフォーマンスに問題があったり際に使っていただきます。声の波形なので恣意的な回答が困難です。適性検査の利用シーンで、候補者が営業に向いていなくても「営業向けの回答をした方良いかな」という考えが働いて、本当の適性が測れない可能性があります。音声のバイオマーカーでは151種類の声の分析が可能で、本音に迫った形の分析が可能です。

ただ解析するだけでなく、入社後のパフォーマンスと照らし合わせながら企業様ごとに分析させていただいています。入社後3カ月のパフォーマンスが高いという社員は面接時の音声のデータがどういうパラメーターが出ているか分析し、N数を溜めてばいけばいくほど活躍している層と似ている方たちをスクリーニングできる効果もあります。

我々は「面接屋」としてただWebで面接できますよ、というサービスに留まらず、入口から出口までプロダクトでテクノロジーを活用して価値提供をさせていただいています。

参加者からの質問と回答

＠人事池田：面接を通して得られるデータを活用することで、自社組織の層が厚くなる、ということが理解できました。質問が来ています。

音声データ活用について、貴社にサポートしていただけるのですか？

熊本氏：もちろんでございます。サポートさせていただきながら導入を進めていきます。基本的には、今、音声の活用を一緒にやらせていただいている企業様とは年間のプロジェクトとしてサポートしています。やはり企業様ごとにどんな課題解決をするか、どんな人物に対して分析し、データを蓄積するというのが必要になってくるサービスですので必ず伴走しながらやらせていただいています。

面接官の研修サービスについて、これは本物の学生とお話しているのですか？

弊社で働いているインターンやつながりのある学生団体の大学4年生の方々に協力してもらっています。研修もしっかりやっていて、本気でその会社を受けるというインプットを行った上で面接に臨んでもらうため、リアルに近い面接研修が可能です。

＠人事池田：学生団体とのつながりもあり、インタビューメーカーが企業ニーズだけでなく、求職者のニーズにもしっかりと応えて開発、アップデートされているサービスとういことが分かりました。【おわり】

登壇企業資料ダウンロード

株式会社スタジアムのHPよりお問い合わせください。

https://interview-maker.jp/

セミナー概要

セミナータイトル：２時間で違いが分かる　WEB面接システム一括比較オンラインセミナー
開催日：2020年9月3日（木）
開催場所：オンラインで開催
定員：30名
受講料：無料（@人事会員への事前登録が必要）
※@人事会員の登録を希望しない場合は、受講料5,000円となります。
主催：株式会社イーディアス 「＠人事編集部」
登壇企業：株式会社マージナル、株式会社マルジュ、株式会社スタジアム、タレンタ株式会社（登壇順）
セミナー詳細LP：https://at-jinji.jp/cp/seminar/vol11

セミナーレポート本編

【レポートまとめ】人事の学び舎Vol.11「WEB面接システム一括比較オンラインセミナー」　Web面接システムの概要から最新サービスの活用法、サービスの選び方までを一気通貫で解説

登壇企業によるLightningTalk

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