「DX時代」に新ビジネスを創出するための<新しい働き方>を考える
【新刊情報】『サブスクリプションシフト』著:荻島浩司氏
2020.02.14
「DX時代」に必要なビジネス戦略と働き方を探る
株式会社チームスピリット・代表取締役社長の荻島浩司氏による著書が、2020年1月14日に出版された。
タイトルは『サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略』。
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進み、新たなデジタル技術やビジネスモデルによって革新的なサービスが続々と生まれつつある。中でも、成長が著しい「SaaS」「サブスクリプション」のビジネスモデルについて解説しながら、DX時代に必要な「新しい働き方」についての著者の考えを紹介する。
以下では、著者の荻島浩司氏より「@人事」読者に寄せていただいたコメントをご紹介する。
著者・荻島浩司氏から@人事読者へのメッセージ
- サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略
- 荻島浩司(著)
単行本(ソフトカバー)
2020/1/14発売
翔泳社
今世界では本格的な DX(Digital Transformation )が進展しています。私はこのDXの意味を「新しいテクノロジー」+「産業のサービス化」による「新しいビジネスモデルへの転換」であると考えています。DXは今までのIT革命やインターネット革命とよばれるインフラ整備の時代を経て、全ての企業のビジネスモデルに影響をもたらす次の時代の産業革命とも言えるのです。
本書ではこのDXを実現した例としてSaaS/サブスクリプションのビジネスモデルを徹底的に解説しました。ソフトウェア産業の中で、受託開発会社は開発のための労働力を提供し、パッケージ開発会社はソフトウェアの利用権をCDに入れて提供するというように、目に見える商品を販売してきました。
しかしSaaS/サブスクリプション提供企業は、クラウドやAIなど新しいテクノロジーを使って、ソフトウェアが実現する目に見えない効能(ベネフィット)をサービスとして提供し、さらに利用期間に応じたサブスクリプションを販売するビジネスモデルに変えました。
このSaaS/サブスクリプションのビジネスモデルをどのように立ち上げるのか、ひいては世の中の産業をどのようにDX化するのかという方法に関して、経営者+実務者の観点で実践的に紹介しようというのが本書の目的です。
今でも日本の1人当たりGDPはOECD加盟国の中でも平均を下回り、国際的な競争力の低下が続いています。この状況から一発逆転するためには、全ての企業が来たるべきDX化の波に正面から立ち向かい、高い生産性を実現するために創造性を生かすことが求められますが、本書がそれを実現するための一助となれば幸いです。
AMAZONのカスタマーレビューでいただいたコメントの通り「経営者はもちろん年齢を問わず経営を目指す方へぜひ手に取って欲しい。」と考えています。
荻島浩司 プロフィール
株式会社チームスピリット・代表取締役社長
1982年デザインの専門学校を卒業、同年デザイナーとしてデザイン事務所に就職。コンピューターでデザインができたらもっと楽しそうだと考え、翌年プログラマーとしてソフトハウスに転職する。
その後、ネットワーク コンピューティング時代に合わせたPCを使ったファイリングシステムを企画し株式会社東芝に売り込み、その製品のヒットにより取締役事業部長としてネットワークソリューションの事業部を統括。
96年チームスピリットの前身となる、有限会社デジタルコーストを設立。インディペンデント コントラクターとして株式会社東芝および東芝ソリューション株式会社で銀行向けの債権書類(融資契約書)管理システムや、オペレーショナル・リスク管理システムのプロデュースおよびコンサルティングに従事。
2009年頃からのクラウドの台頭により、将来的にサブスクリプション型ビジネスの成長を予想し、自社のビジネスを受託型からクラウドサービス型へ転換することを決意。当時自社で勤怠管理と経費精算のシステムが必要となり、自分のニーズにあったシステムが存在しないことから、2010年5月クラウドで勤怠管理にSNSを組み合わせたサービス(アッと@勤務 Free)を開発し、無料提供開始。
このサービスの需要が想定以上だったことから、2011年3月さらに経費精算と工数管理を合体させたTeamSpiritのプロトタイプを開発。2011年10月 株式会社セールスフォース・ドットコムと資本提携し、2012年4月チームスピリット正式サービスを開始する。2019年11月現在で1300社、13.5万ユーザを突破した。
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