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Z世代の第二新卒、約6割が退職原因を「自分にあった」と回答

2020.02.04

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UZUZ(東京・新宿)は1月29日に、入社3年以内を多く含む「Z世代」(1990年代後半~2010年生まれ)を中心に、「第二新卒を対象とした転職活動に関するアンケート」の結果を発表した。

発表によると、退職した原因を「会社側ではなく自分側にある」と捉えている回答者は62.91%に上った。また、具体的な退職理由については「仕事が自分に合わなかった(20.84%)」が最も多く挙げられた。以下、リリースより。

調査背景

2019年10月29日厚生労働省は、2016年(平成28年)3月に卒業した新規学卒就職者の就職後3年以内の離職状況を公表しました。大卒者の就職後3年以内の離職率は、直近20年間、ほぼ3割で横ばいとなっています。

rs_uzu_1_200131出典:厚生労働省「新規学卒就職者の学歴別就職後3年以内離職率の推移」

社会構造や世代、景気の変動がありながら、新規学卒者(大卒者)の就職後3年以内の離職が3割がずっと続いている現状に関して、入社3年以内を多く含む「Z世代」を中心に転職活動の意識調査を行いました。

Z世代とは

もともとアメリカで生まれた世代を指す呼称で、ほかにも「ミレニアル世代」や「X世代」という呼び方も存在します。各世代を区分する出生年は、以下の通りです。
X世代  1960年~1974年生まれ(2020年時点で46~60歳)
Y世代(ミレニアル世代) 1975年~1990年代前半生まれ(同26~45歳)
Z世代 1990年代後半~2010年生まれ(同10~25歳)
α世代 2010年以降生まれ(同9歳以下)

調査結果サマリー

・約7割の人が退職した前職に対して、入社時は「志望度が高かった」と回答
・第二新卒の退職理由に見られる共通点は、「合わない(仕事、社風)」と「忙しい(労働時間、ワークライフバランス)」
・第二新卒の約6割は、退職の原因は「自分側にある」と回答
・一度会社を短期離職している第二新卒が再就職する会社に求めるものは「休日(ワークライフバランス)」「人間関係」「給料」と安定志向の条件が中心となった

過去の調査結果

【2019年度版】第二新卒・既卒・フリーターの20代若手人材向け就職活動実態調査(2019/10/10公開)
https://uzuz.jp/news/release_191010/

調査概要

調査の方法:キャリアカウンセリングにお越しいただいた際にアンケートを実施
調査の対象:第二新卒として就職活動中の20代男女
有効回答数:523名
調査実施日:2019年9月19日~2020年1月8日

Q1.前職の職種は何ですか?(在職中の方は現職の職種をお答えください。)

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Q2.前職の業種は何ですか?(在職中の方は現職の業種をお答えください。)

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第二新卒として転職活動をしている523名のうち、前職もしくは現職が「営業(27.34%)」と回答した人が一番多い結果となりました。次いで「技術・専門職(14.98%)」「サービス(11.66%)」「事務系(11.28%)」の順番で多い結果となりました。その他の回答では警備員や塾講師などがあがりました。
また、業界では、「情報通信・インターネット業界(16.83%)」が一番多い回答となり、次いで「建設・不動産業界(10.13%)」「飲食・ホテル・観光業界(8.22%)」という結果となりました。その他の回答としては「イベント業界」「芸能業界」「アミューズメント業界」などがあがりました。

Q3.前職もしくは現職の入社時の志望度はどのくらいでしたか?

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第二新卒として転職活動をしている523名のうち71.89%の方が入社時の志望度が高かったと回答しました。約7割の人は、前職を退職していながら、入社前の志望度は高かったという事実がわかりました。

Q4.前職もしくは現職の退職理由は何ですか?1位~3位まで選択してください。(※上位3つのみ抜粋)

■回答選択肢一覧
・人間関係が良くなかった
・入社前に聞いていた条件と違っていた
・社風が合わなかった給料が低かった
・福利厚生が少なかった
・労働時間が長かった 希望した部門に配属されなかった
・評価制度に不満があった
・仕事が自分に合わなかった
・キャリアアップが出来なかった
・ワークライフバランスが取れなかった
・結婚や出産
・家庭の事情

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第二新卒として転職活動をしている523名のうち、前職もしくは現職の退職理由として、「仕事が自分に合わなかった(20.84%)」と回答した人が最多となりました。Q3で入社時の志望度が高かったと回答した人は71.8%だったことから、入社後のギャップが大きいことがわかります。
その他の回答としては「副業ができないため」「会社の将来性が見えなかったため」「手に職をつけたかったため」などがあがりました。

Q5.前職の企業規模はどのくらいでしたか?(在職中の方は現職の企業規模をお答えください。)

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第二新卒として転職活動をしている523名の前職もしくは現職の企業規模は今回も大きく差が出ない結果となりました。

Q6.前職もしくは現職の在籍期間はどのくらいでしたか?

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第二新卒として転職活動をしている523名の55.83%の方が1年未満で転職したことがわかりました。

Q7.退職したのはどちらに原因があったと感じますか?

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第二新卒として転職活動をしている523名のうち、62.91%の方が退職した原因は自分側にあったと回答をしました。仕事や社風へのミスマッチに関しては、「会社側」よりも「自分側」に退職の原因があると考えている方が多いと予想できます。

Q8.再就職する会社に求めるものは何ですか?1位~3位まで選んでください。(※上位3つまで抜粋)

・給料
・福利厚生
・休日の多さ(土日休みなど)
・勤務地
・希望の業界
・希望の職種
・良好な人間関係
・キャリアアップ
・社会的意義のある仕事
・教育制度
・会社の将来性
・会社の安定性
・会社の規模の大きさ
・知名度
・ワークライフバランス

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第二新卒として転職活動をしている523名のうち、再就職する会社に求めるものとして「休日の多さ(土日休みなど)」回答した人が最多という結果になりました。希望の業界業種や会社の将来性よりも、ワークライフバランスを重視していることがわかります。
その他の回答としては「服装が自由であること」「年功序列ではないこと」「研修がしっかりしているところ」などがあがりました。

【プレスリリース「【調査リリース】短期離職の原因は『合わない』と『忙しい』|『Z世代』の第二新卒向け転職活動意識調査」より|2020年1月29日・株式会社UZUZ】

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