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「新語・流行語大賞」で2019年の人事業界を振り返ってみた。

2019.12.27

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2019年12月2日に、今年度の「新語・流行語大賞(※)」が発表されました。受賞した全11語のうち、「ONE TEAM」「計画運休」「軽減税率」など、昨年に引き続き人事業界でも話題になったキーワードが多く含まれていることが分かります。
※参照:第36回2019年ノミネート語(ユーキャン 新語・流行語大賞)

ハラスメントやダイバーシティ、災害対策など普段現場で起きている人事課題について考えるきっかけや気づきを与えてくれた、今年の新語・流行語について、編集部が制作した記事とともに紹介していきます。
※参考:「新語・流行語大賞」で振り返る 2018年人事業界の3つのトレンド

目次
  1. 年間大賞:「ONE TEAM」
  2. トップテン:計画運休
  3. トップテン:軽減税率
  4. トップテン:タピる
  5. トップテン:#KuToo
  6. トップテン:◯◯ペイ
  7. トップテン:免許返納
  8. トップテン:闇営業
  9. トップテン:令和
  10. 2020年、「価値観のアップデート」は必須に

年間大賞:「ONE TEAM」

今年の9月20日から11月2日の期間で開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会。日本代表選手の快進撃と、それにともなって日本全国から注目度が高まり、大会は大いに盛り上がりました。

ラグビー日本代表が掲げた「ONE TEAM」は、企業の人事担当者にとっても注目すべきテーマかもしれません。

ラグビーワールドカップ日本代表の大躍進に学ぶ、組織力最大化の絶対条件

ラグビーワールドカップ日本代表の大躍進に学ぶ、組織力最大化の絶対条件

約10年前の日本ラグビーを取材した経験を持つ@人事記者が、今回の日本代表の大躍進を受け、組織力強化に必要な条件を考察。そこで挙がってきたのは、「仲間を受け入れる」「無意識の偏見」「多様性」という3つのキーワードでした。ダイバーシティやチームビルディング、組織開発に通じるテーマとして読まれた記事です。

続きはこちら→ラグビーワールドカップ日本代表の大躍進に学ぶ、組織力最大化の絶対条件

トップテン:計画運休

台風15号・19号と、立て続けに史上最大レベルの台風の被害を受けた2019年。気象庁が発した「命を守る行動を」というメッセージも話題になりました。

この「計画運休」に関連して抑えておきたい情報は、自然災害時に企業として取るべき行動。そして、来年に控えた東京五輪期間中の通勤対策です。

台風19号、3連休に関東直撃の恐れ 台風時に企業が取るべき対策は?

台風時に企業が取るべき対応・対策は? マニュアル作成に役立つ知識集 アイキャッチ

地震とは違い、台風は事前予測が可能な自然災害です。しかし、台風15・19号の事前情報を受けても、どう行動すべきか分からなかった方も少なくないはず。そこで、台風の「発生前」と「当日」に取るべき行動や事前の対策などを具体的にまとめました。

続きはこちら→台風19号、3連休に関東直撃の恐れ 台風時に企業が取るべき対策は?

東京五輪の混雑予想「13駅で客が約2~4倍」通勤対策はどうする?

東京五輪の交通混雑

東京五輪期の期間中、代々木駅や新木場駅などの利用客が多い駅では、通常の3.6~3.8倍もの混雑になると予想されています。社員の通勤に混乱が出るのは必須。企業として、どのような対策を取ることが望ましいのでしょうか?

続きはこちら→東京五輪の混雑予想「13駅で客が約2~4倍」通勤対策はどうする?

トップテン:軽減税率

今年10月から、消費税率が10%へと引き上げられました。それに伴いう経過措置の「軽減税率」。同じ商品でもテイクアウトするなら10%、イートインするなら8%……などと、細かいルール付けにより混乱が広がっています。

この「軽減税率」によって企業の請求書作業にも変更が生じました。改めて、そのポイントをおさらいしましょう。

軽減税率制度とは? 対象品目の種類、請求書作業の変更点を解説

軽減税率制度とは? 対象品目の種類、請求書作業の変更点を解説

「軽減税率制度」を徹底解説した連載コラムの第1回。今回は基礎編として、消費税率の増税で事業者が気をつけるべきポイントと、新たに適用された請求書方式の2点について解説しています。

続きはこちら→軽減税率制度とは? 対象品目の種類、請求書作業の変更点を解説

トップテン:タピる

「タピる」とは、タピオカドリンクを飲む・タピオカを食べるという意味で使われる言葉。全国で続々と新店舗がオープンし、果ては「東京タピオカランド」が開園されるほど大きなブームとなりました。

しかし、これはどちらかというと若者中心の流行。タピオカ店の長蛇の列に並ぶ若い世代を見て、思わず「分からんわ~」とつぶやいてしまった方はいませんか?

タピオカドリンクに真摯に向き合ったら、世代間ギャップの課題にぶつかった

タピオカコラムメーン

この「どうせ若者のことは分からない」という考えは、職場のコミュニケーション不全につながる大きな要因とも取れます。流行りのタピオカドリンクを飲みながら、@人事のアラフォー記者が世代間ギャップを埋めるコミュニケーション方法を考察してみました。

続きはこちら→タピオカドリンクに真摯に向き合ったら、世代間ギャップの課題にぶつかった

トップテン:#KuToo

2017年のアメリカをきっかけに広まった「#MeToo」運動。この「#KuToo」はそれをもじったもので、日本の職場で女性社員のみにハイヒール・パンプスの着用を強いる慣習に異議を唱えたものです。

先日発表された「ジェンダー・ギャップ指数(※)」によると、日本の順位は153カ国中121位。性差別解消に向け、日本には未だ多くの課題が山積されています。

※参考:2019年「ジェンダー・ギャップ指数」日本が110位から121位へ(153カ国中)

東京医大が女性減点入試に至った理由と、唯一の解決法

東京医大が女性減点入試に至った理由と、唯一の解決法 アイキャッチ

昨年話題となった東京医大の問題も、日本の現状を象徴する1件でした。医療の世界の第一線で働く女性医師・筒井冨美氏がこの問題の背景を解説。さらに、女性が敬遠されがちな医療現場において、男女ともに働きやすい環境を作るための解決策を提案します。

続きはこちら→東京医大が女性減点入試に至った理由と、唯一の解決法

トップテン:◯◯ペイ

10月の消費税増税が後押しとなり、今年は「キャッシュレス元年」と呼ばれる一年になりました。PayPay、メルペイ、LINEペイ……さまざまな会社でキャッシュレス決済サービスの提供が始まり、今や乱立状態です。

人事担当者としては、このような新サービス提供を支える企業の裏側を覗いてみたくなりませんか?

変化しないと、生き残れない。メルカリが語る新卒採用の未来

変化しないと、生き残れない。メルカリが語る新卒採用の未来 アイキャッチ

フリマアプリの「メルカリ」、そしてキャッシュレス決済の「メルペイ」など優れたサービスを生み続けるメルカリ。その成長を支えているのは新卒採用の戦略でした。同社HRManagerの石黒さん、新卒採用担当の奥田さんに、メルカリの展望と未来の新卒担当者に求められることをお聞きしました。

続きはこちら→変化しないと、生き残れない。メルカリが語る新卒採用の未来

トップテン:免許返納

今年4月に東京・池袋で起きた凄惨な交通事故をきっかけに、高齢者ドライバーによる交通事故が多く報道されるようになりました。この事故以降、高齢者の運転免許返納の動きが都市部を中心に加速しています。

その一方、「高齢者雇用の義務化」が強化され、定年が65歳から70歳へと延長。企業としては、高齢者雇用についてより一層考えなければなりません。

学習院大名誉教授・今野浩一郎氏が語る 高齢者雇用の問題点と解決法

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@人事では、『高齢社員の人事管理』(中央経済社)の著者である今野浩一郎氏に取材。高齢者雇用の現状から問題点を指摘し、高齢者社員を戦力化するために必要な対策を具体的に解説します。

続きはこちら→学習院大名誉教授・今野浩一郎氏が語る 高齢者雇用の問題点と解決法

トップテン:闇営業

今年6月の「フライデー」の報道をきっかけに、お笑い芸人の「闇営業」問題が大きく取り沙汰されました。闇営業を行った芸人の大半が吉本興業に所属していたこともあり、本件への同社の対応にも注目が集まりました。

結果として、社長のパワハラ疑惑や同社の組織体制に批判が集中。今年の「ブラック企業大賞」にもノミネートされる始末……。しかしこの問題は他人事として終わらせられません。

吉本闇営業騒動。芸人を敵に回した社長会見に学ぶ企業崩壊の落とし穴

吉本興業“闇営業騒動”に学ぶ どの企業でも起こり得る企業崩壊の落とし穴

「名ばかり制度」や「〇〇のつもり」発言など、どんな企業でも起きうる小さな問題が積み重なって、今回の大きな騒動へと発展しました。そこで本記事では吉本興業が陥った3つの落とし穴を指摘し、組織づくりに必要な視点を解説します。

続きはこちら→吉本闇営業騒動。芸人を敵に回した社長会見に学ぶ企業崩壊の落とし穴

トップテン:令和

今年の5月1日、平成から「令和」へと改元されました。天皇退位に伴う改元は史上初とのことで、日本全国でもお祝いムード一色となりました。

改元以降に人事業界で話題になった出来事でいうと、カネカのパタハラ問題阪急電鉄の炎上広告24時間テレビへの批判など。前時代的な価値観が原因で起きた問題が多く、「常識のアップデート」がより強く求められるようになったと感じます。

企業こそ個性を表現しよう。パンテーン「#令和の就活ヘアをもっと自由に」にワンキャリアが協力した理由

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人事担当者にとっては、「新卒採用」に対する認識のアップデートも急務といえるでしょう。『#令和の就活ヘアをもっと自由に』プロジェクトの仕掛け人の一人、ワンキャリア・寺口浩大さんを取材し、就活が「没個性化」する理由や、人事担当者が今行うべき「新卒採用の転換」についてお聞きしました。

続きはこちら→企業こそ個性を表現しよう。パンテーン「#令和の就活ヘアをもっと自由に」にワンキャリアが協力した理由

2020年、「価値観のアップデート」は必須に

今回は、2019年「新語・流行語大賞」の受賞語について、人事業界の話題とともにご紹介しました。上記以外にも「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「後悔などあろうはずがありません」など、スポーツ界の話題も多く受賞しました。

人材不足の進行、さまざまな法改正、企業に求められる役割の変化など。一年を振り返り、企業を取り巻く環境は今まで以上のスピードで変化していることに気付かされます。

そんな中「今まで〇〇だったから」とこれまでの慣習に引っ張られていると、やがて企業価値の低下につなってしまう……今年起きたさまざまな企業問題を振り返れば、それは明らかだといえます。前述した「価値観のアップデート」は、2020年の必須課題となるでしょう。

【文・@人事編集部】

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