リーディングマーク調べ
早期化する就活のスタートダッシュ。一方で「最終企業決定の時期」の早期化は進まず
2019.11.15

リーディングマーク(東京・港区)は、10月、2021年卒の優秀学生層に対し、「就職活動における最終企業選択決定時期」に関する独自の意識調査を実施した。
同調査より、就活の動き出しが早まっている一方で、最終企業選択決定の時期の早期化は進んでいないということがわかった。その分、最終的な企業決定に関する検討期間が長期化していることが推測される。以下、リリースより。
【調査概要】
日本最大級の優秀層就活支援サービス「レクミー」や無償の適性検査「キャリアベース」を通じて、「採用を科学する」を推進する株式会社リーディングマーク(本社:東京都港区、代表取締役:飯田悠司、以下リーディングマーク)は、2019年10月、2021年卒の優秀学生層に「就職活動における最終企業選択決定時期」に関する独自の意識調査を実施しました。
学生の売り手市場が続き、就活動き出しが早期化する昨今、企業側も6月から大学3年生向けの合同説明会や、夏のインターンシップ企業説明会を開始するなど、選考に向けた流れを早めています。事実、夏頃から秋にかけて、学生の各社へのエントリー数は増加しており、企業は募集したインターン生の中から、グループディスカッションや面接を通じ、選考を進める傾向が見られます。
では実際に、学生は就活早期化の中でどのような動きをしているのか。「採用広報活動解禁日」である2020年3月1日に向け、最終企業選択決定時期は本当に早まっているのか。またそれが企業の採用成功確度にどのくらい影響するのか。21卒学生から答えを得るため、上位校優秀層*を対象に独自の意識調査を実施しました。
*上位校優秀層とは
東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関大学に通い、下記①、②の条件をいずれか、もしくはどちらも満たす学生
①外資系投資銀行・外資系コンサルティングファームを中心とした弊社指定難関インターンシップ参加者
②並びに弊社キャリアアドバイザーとの面談での高評価者(出現率約15%)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査内容:就活生の「最終企業選択決定時期」に関する意識調査アンケート
対象者:2021年卒予定全学生のうち、上位校優秀層61名
(男女比;男性72.3%、女性27.7% 文理比;文系66.2%、理系33.8%)
実施期間:2019年10月4日(金)〜10月11日(金)
実施機関:リーディングマーク
大学内訳:
【意識調査の結果】
・95%以上の学生が夏の企業インターンシップに参加している。
・就活開始時期が早期化しているが、最終企業選択は3月初旬で、検討のリードタイムが長期化している。
【学生の企業選定状況】
就活の開始時期は早期化したものの、そちらと比較して最終的に企業を決定する時期の早期化は鈍化しています。
【就活終了希望時期】
実際に「就職活動をいつ終えたいか」という設問で、終了時期を2月末までと希望する学生が約30%に留まり、むしろ5月から6月にかけて終了したい層の上昇率が最も高いことから、最終の意思決定時期も昨年と大きく変わらないスケジュール感で推移する見込みです。
よって企業は、早期化の流れに合わせて内定を急ぐというよりは、より確実に優良学生を獲得するため、少なくとも3月初旬までは、採用活動に力を入れ続ける必要があります。一定数の学生は企業決定において、まだ半年ほど検討の余地を残しています。企業の人事部門においては、引き続き粘り強く自社検討層を自社志望層に態度変容させるアプローチを続けることが、採用成功の鍵といえます。
【プレスリリース『「動き」は早め、「決断」は慎重 21卒優秀学生層の就活動向のリアル』(PR TIMES)より|2019年11月5日・株式会社リーディングマーク】
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