OKAN
OKANが新人事制度『ワーク・ライフ・バリュー ストーリー』をスタート
2019.07.05
“働く人のライフスタイルを豊かにする”をミッション・ステートメントに社会課題の解決に取り組むOKAN(東京・豊島)は、従業員個々人が、仕事内容だけではなく、健康、家庭との両立、自分らしい生活など、あらゆる価値観=「ワーク・ライフ・バリュー(WLV)」を満たすための休暇・報酬制度『ワーク・ライフ・バリューストーリー』を7月よりスタートさせることを発表した。
同制度は、社員個々人が年1回、手当(15000円)もしくは休暇(1日)を選択し活用することができる。以下、リリースより。
40の人事制度をスタート。個人が大切にしたいと思う価値観を理解し、従業員を支援
働き方の多様化する今、仕事・社会(家庭)・個人を取りまく価値観は多岐に渡り、人によって欲求の順位や、欲求の中で重視する要素が異なります。重要なのは、これらの問題を個人の力だけで解決するのはとても難しく、必ず「仕事≒会社」が理解し、その支援をする必要があるということです。
OKANでは、メンバー個々人にそれぞれのWLVを理解してもらい、日々の業務から一歩離れて自身の価値観を大切にする時間を持ってほしいと考え『ワーク・ライフ・バリューストーリー』を実施することに決めました。
制度の数だけオリジナルの“ストーリー”が生まれることから、『ワーク・ライフ・バリューストーリー』と命名。本制度では、メンバーのWLVを支援するために、個々人が手当(15000円)もしくは休暇(1日)を選択。従業員ごとにオリジナルの制度が出来上がります。(現在の社員数から約40の制度が出来上がる)
例えば、家族として今後どうやっていくかをゆっくり考える時間を作るための「家族会議休暇」や、非日常体験を通して日々に刺激をくわえる「WOW!手当」など、従業員の価値観の数だけ種類があります。
各々のストーリーは社内で共有することで、価値観を理解できる取り組みにしました。
株式会社OKANでは、理念への共感や仕事内容へのやりがいなど、満足度をさらに向上させるために必要とされる「モチベーター」。そして、健康・家庭との両立など生活基盤の安全性や同僚との関係性など、不満足を取り除くための要因、なくなった際のインパクトが大きい「ハイジーンファクター」。これらの仕事と生活と個人の調和を取る上で個人が大切にしたいと思う価値観『ワーク・ライフ・バリュー』を理解し、従業員を支援していきたいと考えています。
『ワーク・ライフ・バリューストーリー』制度概要
従業員個々人の仕事と生活と個人の調和を取る上で個人が大切にしたいと思う価値観『ワーク・ライフ・バリュー』の理解、支援をする制度です。年1回、手当(15000円)もしくは休暇(1日)を選択し活用することができます。
それぞれの価値観に合わせ、制度を「○○休暇」「○○手当」と命名することで、従業員の人数に応じ、多くのストーリー(制度)が生まれます。
<制度例>
●子供1on1休暇:子供には能動的に意思決定をするようにしてほしいから、子供との1on1の時間を作る休暇
●家族会議休暇:家族として今後どうやっていくかをゆっくり考える休暇
●WOW!手当:非日常の体験を通して日々に彩りを加える手当
●夫婦で会話休暇:夫婦で休日が合わないので、もっと話す時間を作るための休暇
●親父と話そう休暇:大学出てから帰る機会が減った実家に帰るための休暇
●ととのう休暇:1日使って、心身を整えるための休暇
●温泉休暇:人の少ない平日に時間を取って、家族でゆっくり旅行をするための休暇
●メンバー仲良し旅行手当:社内メンバーとのカジュアルコミュニケーションを促進するための手当
ワーク・ライフ・バリューとは?
仕事と生活の調和をとる上で、個人が大切にしたいと考える生活観や家族観などの価値観。多様な働き方と生き方を選択・実現できるようにするために、把握する必要があるとされる要因。
子どもの出産育児のために辞めざるをえない、不健康になってしまい働き続けられない、介護のために実家にもどらなければならない、いろいろな「生活=ライフスタイル」に関する理由が与える「仕事」への影響。
「働き方改革」は長時間労働の是正が出発点となっています。その中で「ワーク・ライフ・バランス」は、単に時間軸における「配分の調整」を意味しました。しかし、日本全体に「働き方を見直そう」「バランスを正そう」という共通認識ができあがった今、むしろ重要なのはその先にある、バランスを決める上で何を優先するかという視点です。そして、その優先度を決定づけるのが「ワーク・ライフ・バリュー」、すなわち仕事と生活に関わる個人の価値観です。
【プレスリリース「OKANが40の人事制度をスタート新人事制度『ワーク・ライフ・バリューストーリー』」(PRTIMES)より|株式会社OKAN・2019年7月2日】
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