スタッフサービス・ホールディングス調べ
連休明けの仕事、8割以上が「辛い」、4割以上が「転職を考える」
2019.05.08
スタッフサービス・ホールディングス(東京・千代田)は、5月7日、ビジネスパーソン500名を対象とした「休み明けに関する調査」の結果を発表した。
調査によると、ビジネスパーソンの8割以上が連休明けの仕事を「辛い」と感じており、遅刻や仕事のミスなどトラブルが相次いで発生していることや、更には4割以上の人が転職を考えるきっかけになっていることがわかった。以下、リリースより。
「調査結果」
この調査は「連休明けに仕事が辛いと思うか」、「休み明けの遅刻経験の有無」、「連休が原因で恋人と喧嘩をしたことがあるか」など休み明けに関するさまざまな項目で調査を実施。「8割以上の人がゴールデンウィーク明けの仕事が辛いと感じている」という事実など、ビジネスパーソンの本音が見て取ることができる調査結果となっております。
調査結果トピックス
① 連休明けに仕事が辛いと感じる人は8割超え!42.8%がそのタイミングで転職を考える
辛くない人は「生活リズムをできるだけ維持する」「休みの間は仕事のことを考えない」を実践
② 休み明けにズル休みをしたことがある人は13.6%!“体調不良”と言って休む人多数
③ 休み明け、遅刻経験者13.0%!理由の1位は「寝坊(83.1%)」
④ 連休が原因で恋人と喧嘩してしまった人は10人に1人
⑤ 休み明けの辛さを軽減する方法は「特にない」という意見が多いなか、「楽しく働くことを想像する」や「達成感にワクワクしていることをイメージする」などポジティブな意見も!
①連休明けに仕事が辛いと感じる人8割超え!42.8%がそのタイミングで転職を考える
「3日間以上の連休明け、仕事が辛いと思うか」に対して、「そう感じる」「どちらかと言うとそう感じる」を合わせると、83.6%の人が辛いと感じていることが明らかになりました。また、どのタイミングで辛いと感じるかどうかも質問。最も回答数が多かったのは「朝起きた瞬間(66.0%)」でした。
令和初のゴールデンウィークは、10連休の会社が多く、近年まれに見る大型連休。連休は多くのビジネスパーソンにとってうれしいもの。しかし、連休が長くなれば、その楽しい時間に慣れてしまって仕事に行きたくない思いが強くなったり、休み明けに仕事が溜まったりと、反動は大きいと考えられます。
少数派である「休み明けの仕事を辛いと感じない人(16.4%)」を対象に辛さを軽減する対策について質問したところ、「生活リズムをできるだけ維持すること(広島県・37歳男性)」、「次の日に会社に行ってやる作業を寝る前に洗い出してみる(埼玉県・30歳男性)」、「休みの間は仕事のことを考えない(埼玉県・39歳女性)」といった意見が挙がりました。
休み明けに仕事が辛いと感じている人が多数いることが明らかになりましたが、さらに踏み込み、「3日以上の連休明けに退職、転職したいと思ったことがありますか」と質問。結果は、「何度もある(17.0%)」「何度かある(25.8%)」を合わせると連休明けに42.8%の人が退職、転職したいと思ったことがあるという実態が明らかになりました。
②休み明けにズル休みをしたことがある人は13.6%!“体調不良”と言って休む人多数
休みが続けばついついもう少し長く休みたいと考える人がいるはず。ズル休みをしたことがあるのかどうか本音を聞きました。その結果13.6%の人が、ズル休みの経験があるという結果が明らかになりました。
どんな理由を職場に伝えて休んでいるのでしょうか。「子どもの体調が悪いので(熊本県・36歳女性)」「身内の不幸(静岡県・29歳女性)」「通院のつきそい(神奈川県・44歳男性)」といった自分自身のことではない理由が見受けられました。
そんな中、最も目立った回答は“体調不良”や“風邪”“腹痛”などといった自分自身の体調に関する内容でした。
③休み明け、遅刻経験者13.0%!理由の1位は「寝坊(83.1%)」
休み明けに遅刻してしまったことがあるか」を質問。13.0%の人が遅刻してしまった経験があるという事実が明らかになりました。遅刻の理由として最も多かったのは、「寝坊(83.1%)」という結果に。続いて回答数が多かったのは、「行きたくなかった(15.4%)」でした。休みが続くと、仕事があるときの生活リズムが崩れてしまうビジネスパーソンが多いようです。
さらに、遅刻のほかに、休み明けに仕事において失敗してしまった経験があるかを質問。24.4%、4人に1人近くの人が失敗経験があると回答しました。
どのような失敗をしてしまったのか具体的に回答してもらいました。
「PC入力作業を大幅に間違えた」(愛媛県・49歳男性)
「疲労感があって休み明けに足を滑らし転びそうになった」(大阪府・44歳男性)
「電話でかむ」(大阪府・24歳女性)
「曜日感覚を忘れた」(東京都・29歳男性)
「違う会社へ電話をかけてしまった」(宮崎県・47歳男性)
「終わった仕事をもう一度やってしまった」(群馬県・44歳女性)
「連休明けてすぐにあった業務の締め切りを失念した」(富山県・32歳女性)
④連休が原因で恋人と喧嘩してしまった人は10人に1人
連休が原因で恋人や結婚相手と喧嘩した経験があるのかどうかの、調査を実施。結果は10人に1人以上(11.4%)の人が「はい」と回答しました。本来恋人と楽しく過ごせる連休のはずが思わぬトラブルを招くことがあるようです。
喧嘩経験有無だけでなく、その理由やエピソードについても具体的に回答してもらいました。
「どこも混んでいて行くところも限界があり時間がむだになったことで喧嘩になった」(大阪府・24歳女性)
「旅行先で喧嘩してしまった」(東京都・35歳女性)
「何をするのか決まっていなくて、相手が好き勝手に出かけてしまったため」(東京都・34歳女性)
「実家に一緒に帰るとは言っていないと、言ったことで揉めた」(熊本県・37歳男性)
「連休中の旅行について、なかなか話が進まなくて喧嘩になりました」(富山県・32歳女性)
「急な仕事が入って一緒に過ごせなくなった」(青森県・27歳女性)
「遅刻された。それにより渋滞に巻き込まれ予定通りにいかず帰宅もかなり遅くなった」(東京都・27歳男性)
<インターネット調査概要>
調査期間:2019年4月3日(水)~4月4日(木)
調査対象:20歳~49歳 働く男女500名
【プレスリリース 【ビジネスパーソンの休み明け本音調査】連休明け、仕事が辛い人8割超え!失敗、寝坊、ズル休みなど実態が明らかに。休み明けに退職、転職を考える人が4割以上!オー人事から見る】(PRTIMES)より|2019年5月7日・株式会社スタッフサービス・ホールディングス】
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