人事必見!現役大学生による就活日記
学生はここで判断する! 企業の印象を左右する3つのポイント
2019.03.22

こんにちは、亀山です。今回は、私たち学生が企業を見極める際のポイントについて書いていきたいと思います。
3月1日の就活解禁を迎え、人事担当者の方が学生と接する機会は増えているはずです。学生が企業をどんな視点で見ているか? その一例として参考にしていただければ幸いです。
※前回記事:アイデンティティは「町工場の息子」 現役早大生のリアルな就活事情
【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら
面談で学生を30分以上待たせた人事担当者
最初に、私が出会った人事担当者の中で最も印象の悪かった方とのエピソードを紹介します。その人事担当者は、某メガバンクの方です(仮にそのメガバンクを「A社」とします)。
私は金融業界を志望していることもあり、先日紹介したキャリアアドバイザーにA社の人事担当者との面談を設定していただきました。面談が決まった後には、A社の中期経営計画を読み事業内容や今後の展開について予習しました。
面談日時は平日午後に1時間とのことだったので、当日は、大学から一旦帰宅しスーツに着替えて電車に乗り、A社の最寄り駅に面談予定の20分前には到着。10分前には受付に連絡しました。面談までの10分間では、A社の資料を確認しながら待っていました。
約束の時間になり「そろそろかな」と思いましたが、面談の部屋には通されません。10分経ちました。「少し遅れたに違いない。そろそろか」。まだ部屋には通されません。20分経ち「日にちを間違えたかな」とカレンダーで日時を確認しました。
10分、20分と時間が経つにつれ、A社への期待や面談に対する不安は、怒りに変わっていきました。「学生相手だから約束を守らないで良い。そう考えているな。舐めている」。そう思い帰ろうとした瞬間、「お待たせ。○○銀行は時間も守れない会社だと思ったでしょう? ごめんなさいね」と部屋から社員さんが現れました。
彼が今回の面談相手です。結局、彼の話を聞きましたが、企業説明よりも自分自身の自慢話が多く、体系立った説明ではなかったため分かりにくかったです。また、面談の目的についても共有されず不信感が募りました。
この日ほど、金融機関系企業の説明会で聞く「この仕事は人で勝負できます」という言葉に皮肉を感じたことはありません。
こちらは会員限定記事です。
この記事の続きを読むには、@人事へのログインが必要です。
{{error}}
会員登録がお済みでない方は
こちらから登録を行ってください。
執筆者紹介

ペンネーム:亀山 早稲田大学商学部の3年生。大学では、経済現象を分析するための数学・統計学を学ぶ。1,2年生の時には雑誌の広告枠を販売する法人営業に、3年生からはwebマーケティング業界で長期インターンに取り組む。企業選びの軸は「中小企業経営者を支える仕事であるか」。趣味は読書。特に小説や哲学書を読む。※情報は2019年3月時点のもの。
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。

「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
企画
【INTERVIEW】株式会社ベンチャー広報 三上毅一 氏
メディアと企業をつなぐ架け橋 ~広報のプロが語る「取材獲得への5ステップ」
人事や総務を担当する一方で、広報業務も兼務している担当者は少なくない。特に中小企業やスタートアップでは、限られたリソースの中で効果的な広報活動を行うことが求められている。しかし、メ...
2025.04.21
-
企画
人事のキャリア【第31回】
人はロジックではなくハートで動く(株式会社パートナーズ・清家良太さん)
新卒から一貫して人事の道を歩み、現在は経営者として100社以上の企業の人事顧問を務めた経験を持つ清家良太氏に、人事としてのキャリア形成やスキルアップ、そして「人はロジックではなくハ...
2025.04.16
-
企画
中小企業の組織改革:後編
経営革新の持続可能性と個人の成長:HTCの継続的アプローチ
HTC株式会社の取り組みは、中小企業の人事担当者や経営者にとって画期的な事例だ。全従業員が参加する月次会議を通じて、自ら目標を設定し、組織全体として120%の成果を目指すことで、持...
2025.04.14
あわせて読みたい
あわせて読みたい

人気の記事

国内・海外ヘッドライン

THE SELECTION
-
THE SELECTION特集
【特集】ChatGPT等の生成AIが一般化する社会で必須の人材戦略・人的資本経営の方法論
-
THE SELECTION企画
人事のキャリア【第25回】
皆がうらやむような会社づくりに取り組む(アイロボットジャパン・太田浩さん)
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
「副業」新時代-企業の向き合い方 特集TOP
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION特集
「令和時代に必須! ハラスメント対策最前線」
パワハラと指導の違いは? 6種類のパワハラを佐々木亮弁護士が徹底解説(中)