特集

就職みらい研究所『就活白書2019』より


20年卒新卒採用の傾向と対策 ④2020年卒の採用情報提供・採用方法・形態

2019.03.04

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全5回にわたって20年卒採用のあり方についてひもとく「20年卒新卒採用の傾向と対策」。第4回は「20年卒採用では企業がいつ、どのような手法を使って学生と接触するのか」を明らかにする。特に、採用手法ではダイレクトリクルーティングをはじめとする「攻め」の採用へと切り替えが進んでいるようだ。

※今シリーズは就活みらい研究所が2月25日に発表した『就職白書2019』や記者発表の取材を基に作成しています。

シリーズ一覧
  1. 19年卒との採用スケジュールの比較
  2. インターンシップの実施
  3. 2020年採用の見通し
  4. 2020年卒の採用情報提供・採用方法・形態
  5. 外国人学生、エンジニアの採用、AI導入

スカウト型メール、リクルーターなど「攻め」の接触が増加

ポイント

・2020年卒の採用情報提供・コミュニケーションの実施予定について見ると、「自社ホームページ」が最も高く92.2%、次いで就職情報サイト90.2%であった。

・2019年卒と比べて特に増加したのは、「自社単体説明会・セミナー(Web)」15.0%(2019年卒差+4.5ポイント)、「ソーシャルメディア」14.3%(+3.6ポイント)であった。

編集部解説

スカウト型メールやリファラル採用、リクルーターの投入など「攻め」の接触方法が軒並み増加している(図1)。一方で企業の「就活情報サイト離れ」も如実に表れており、学生からのエントリーを待つ「受け身」の接触は衰退しつつある。

前年比で最も実施が増えたのはWebでの自社単体の説明会。対面での自社セミナーが微減する一方で、Web実施は4.5ポイント増の大幅な増加を見せた。

▼図1:2020年卒の採用情報提供・コミュニケーションの予定(全体/複数回答)2020年卒の採用情報提供・コミュニケーションの予定(全体/複数回答)

既卒者採用が増加。採用方法は企業規模によって違いが

ポイント

・2020年卒の採用の方法・形態の実施予定について、「職種別採用」(55.9%)が最も高く、次いで「大学・大学院卒業後3年以内の既卒者の採用」(40.5%)、「日本の大学・大学院を卒業する外国人留学生の採用」(30.8%)の順となった。

・2019年卒からの増加幅の大きいものは、 「大学・大学院卒業後3年以内の既卒者の採用」(2019年卒差+14.3ポイント)「海外の大学・大学院を卒業する日本人留学生の採用」(+10.2ポイント) 「採用直結と明示したインターンシップからの採用」(+9.3ポイント)の順となった。

・従業員規模別に見ると、300人未満企業は、「職種別採用」「通年採用」「部門別採用」など、全19項目のうち6項目で他と比べて高い。5,000人以上企業は、 「大学・大学院卒業後3年以内の既卒者の採用」 「日本の大学・大学院を卒業する外国人留学生の採用」「地域限定社員の採用」「海外の大学・大学院を卒業する日本人留学生の採用」「リファラル採用」など、全19項目のうち10項目で他と比べて高い。

編集部解説

人手不足の影響から、新しい採用手法が次々と生まれている。全体の傾向としては既卒者の採用、海外の大学・大学院卒の日本人学生、採用直結型のインターンシップが増加している。企業規模別では5,000人以上の企業が既卒者の採用、300人未満の企業は職種別採用が最も多かった(図2)。

就職みらい研究所の記者発表(2月25日)によると、「職種別採用」の項目では「実施するか不明」との回答が多かったため、相対的に「実施する」が減少しているように見えている。企業が従来の「総合職か一般職か」から方針転換するか、決めきれていない様子が伺える。

▼図2:2020年卒採用の方法・形態(全体/それぞれ単一回答)2020年卒採用の方法・形態 (全体/それぞれ単一回答)

「5.外国人学生、エンジニアの採用、AI導入」に続く。

図および「ポイント」は「『就職白書2019』のプレスリリース記事」より抜粋して紹介しています。

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