エン・ジャパン調べ
「ワークライフバランス」調査 雇用形態別の満足度第1位は契約社員
2019.01.24
エン・ジャパン(東京・新宿区)は、1月22日、同社が運営する日本最大級の派遣のお仕事まとめサイト『エン派遣』上で、サイト利用者を対象に実施した「ワークライフバランス」に関するアンケートの調査結果を発表した。
同調査によると、ワークライフバランスに対する満足度が最も高い雇用形態の第1位は契約社員であり、最下位がフリーランスであることが分かった。以下、リリースより。
調査結果 概要
★ ワークライフバランスの満足度は27%。昨年に比べ9ポイント上昇。もっとも満足度が高い雇用形態は「契約社員」、最下位は「フリーランス」。
★ ワークライフバランスの改善策、第1位は「働きに見合った報酬が得られる」。
★ 現在の勤務時間・勤務日数を長いと感じているのは「正社員」。短いと感じているのは「フリーランス」。
★ 9割が「次の仕事を検討する際もワークライフバランスを考慮する」と回答。
調査結果 詳細
1:ワークライフバランスの満足度は27%。昨年に比べ9ポイント上昇。もっとも満足度が高い雇用形態は「契約社員」、最下位は「フリーランス」。(図1、図2)
「現在(未就業中の方は直前)のワークライフバランスはいかがですか?」と伺ったところ、27%が「良い」と回答しました。昨年の同調査に比べ、9ポイント上昇しています。
雇用形態別で見ると、「良い」という回答がもっとも多かったのは、「契約社員」(35%)でした。次いで「派遣社員」(29%)、「アルバイト」(27%)が続きます。最下位だったのは「フリーランス」(19%)でした。
【図1】現在(未就業中の方は直前)のワークライフバランスはいかがですか?
【図2】現在(未就業中の方は直前)のワークライフバランスはいかがですか?(雇用形態別)
2:ワークライフバランスの改善策、第1位は「働きに見合った報酬が得られる」。(図3)
「ワークライフバランスが悪い」と回答した方に、改善策を伺いました。すべての雇用形態でもっとも多かったのは「働きに見合った報酬が得られる」(正社員:74%、派遣社員:57%、契約社員68%、アルバイト:67%、フリーランス:57%)でした。
雇用形態別でみると、正社員と契約社員は「やりがいを感じられる仕事を選ぶ」(正社員:40%、契約社員43%)、派遣社員は「生活の変化に関わらず働ける環境が整う」(46%)のポイントが目立ちました。
【図3】「ワークライフバランスが悪い」と回答された方に伺います。どのようにしたら改善すると思いますか?(3つまで選択可)
3:現在の勤務時間・勤務日数を長いと感じているのは「正社員」。短いと感じているのは「フリーランス」。(図4、図5、図6)
「現在の平均勤務時間や平均勤務日数についてどう感じていますか?」と伺いました。「ちょうどいい」の比率を雇用形態別に見ると、高い順に「アルバイト」(57%)、「派遣社員」(55%)、「契約社員」(50%)、「フリーランス」(48%)、「正社員」(40%)が並びました。「長い」は「正社員」(55%)、「短い」は「フリーランス」(25%)がそれぞれもっとも多い結果になりました。
現在の平均勤務時間を伺ったところ、「正社員」は「8時間以上」が65%(8時間~9時間未満:39%、9時間以上:26%)と、他の雇用形態よりも勤務時間が長い結果となりました。一方、「アルバイト」は「8時間未満」が85%(4時間未満:10%、4時間~6時間未満:42%、6時間~7時間未満:18%、7時間~8時間未満:15%)と、他の雇用形態よりも勤務時間が短いことが分かりました。雇用形態別の平均勤務日数もご紹介します。
【図4】現在の平均勤務時間や平均勤務日数についてどう感じていますか?
【図5】現在の平均勤務時間はどのくらいですか?
【図6】現在の平均勤務日数はどのくらいですか?
4:9割が「次の仕事を検討する際もワークライフバランスを考慮する」と回答。(図7)
「次のお仕事を検討する際、ワークライフバランスを考慮しますか?」と伺ったところ、91%が「考慮する」と回答しました。理由を伺うと、「資格取得のための時間を確保したいから」(25歳女性)、「心身に余裕がないと、家族にも影響をきたしてしまうから」(33歳女性)という声が挙がりました。仕事の充実が私生活の充実につながったエピソードもご紹介します。
【図7】次のお仕事を検討する際、ワークライフバランスを考慮しますか?
【プレスリリース『「ワークライフバランス」満足度調査 昨年に比べ、満足度が9ポイント上昇。 満足度がもっとも高い雇用形態、 第1位は「契約社員」、最下位は「フリーランス」。』(@Press)より|2019年1月22日・エン・ジャパン株式会社】
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