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コラム

リクナビNEXT編集長・藤井薫「超・人材争奪戦時代の解」


採用の在り方はどう変わるべきか。リクルートキャリアが変革する【人中心のAI採用】とは?

2018.11.30

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今、採用・転職の現場で何が起きているか。キーワードは「シフト」「メルト」「ビルト(経営・現場・人事の三位一体のHRM体制作り)」です。

今回、7月に東京ビックサイト、10月にインテックス大阪で開催された人事業界最大の展示会『HR EXPO』で、来場者の方々にお話を抜粋して紹介させていただきます。【写真:『第4回HR EXPO』より。2018年7月12日@人事編集部撮影】

執筆者紹介

藤井薫(ふじい・かおる)(リクナビNEXT編集長)
181130_rnb_011988年、リクルート入社以来、人材事業に従事。TECH B-ing編集長、Tech総研編集長、アントレ編集長を歴任。14年からリクルートワークス研究所兼務。2016年4月、リクナビNEXT編集長就任。リクルート経営コンピタンス研究所兼務。
現在、「はたらくエバンジェリスト」として、多様なテーマ(AI全盛時代の採用戦略、多中心時代のHRM、アントレプレナー・パラレルキャリアの生き方など)をメディア、講演で発信中。近著『働く喜び 未来のかたち』(言視舎)。

人材不足が加速。採用における「主権」は個人へシフト

「働く」ということが、今、100年に一度といえる転換期を迎えています。AIの台頭により、「第四次産業革命」が加速。世界中のリーダーが、新たな時代のビジネスモデルや人々の働き方を模索しています。

そうした中、日本では人口が急速に減少へ。2025年には2015年と比較して、働き手が557万人も不足すると予測されています。労働力減少と高齢化が進むことで、人は80歳まで働く時代になります。職業寿命は「60年」まで伸びる一方、企業寿命は「20年」というデータも出ています。企業の持続成長と、個人の多様な働き方を共進させるために、まさに今、働き方をリデザインする必要に迫られているといえるでしょう。

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そこで浮かび上がるキーワードは「シフト」=「個人への主権の移動」です。働き手の希少価値が高まっていく中では、企業より個人に主権が移っていく。もはや大手企業でもあぐらをかいてはいられない時代なのです。

では、社会構造が変わりゆく中で、転職市場に何が起きているか。有効求人倍率は右肩上がりが続き、特にデジタルトランスフォーメーションを促進するエンジニアなどは5~6倍の倍率に跳ね上がっています。人事・マーケティング・営業などでも、これまでにない発想やノウハウを求め、「自社にはいない人材」の採用を図っています。これらを背景に、採用・転職では「壁」が融解を起こしています。

「異業種への転職」「40歳以上の転職」「大手企業からベンチャー企業への転職」など、これまで存在した壁を越えた採用・転職が増えているのです。

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採用戦略は「人事主導」から「経営・人事・現場」の三位一体型へ

では、今働く人たちはどのように職場を選択しているのか。リクルートエージェントが転職決定者に行ったアンケート結果を見ると、「入社の決め手」として「新しいキャリアを身に付けられる・成長が期待できる」という項目が、「会社の規模・知名度」を大きく上回っています。

一方で「入社後に戸惑ったこと」をたずねると、「前職との仕事の進め方ややり方の違い」「職場ならではの慣習や規範になじめない」といった声が多数。また、選考段階で企業に開示してほしい情報は「配属される職場の具体的な仕事内容やミッション」、面談・面接の際に要望したいことは「配属される職場長と直接会話ができる場の設定」という回答者が多くみられます。

つまり、採用選考が人事担当者のみで進められ、経営者は最終面接で関わるのみで完結している点に問題があるのです。「人事と話したことと現場の実情が異なる」「経営者は熱く語っていたが、現場は温度感が異なる」などと感じるケースは多いようです。こうした乖離や違和感により、採用後に定着しない、期待したほど活躍できない、という事態を招いているともいえるでしょう。

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日本においては、「職務への適合」以上に「上司・集団への適合」が、活躍するための重要な要因。「就社」ではなく「就職」でもなく、「就職場」――採用・転職においてはそんな意識変化が起きているのです。

これまでお話ししたことをまとめると、変わっていく転職市場のキーワードは「メルト」=「採用・転職の常識の融解」。採用側は、異なる分野・次元から人材を迎えること、業界・年齢・規模の壁を越えること、求職者の職場選択軸の変容――といったことを意識し、採用戦略を練る必要があるのです。

こうした変化を意識できている企業は、採用のあり方を変革させています。「人事主導で母集団形成し、選考で絞り込んでいく」という定番スタイルから、経営陣や現場を巻き込むスタイルに変えています。経営陣は、ときには企業ブランドの打ち出し方を変え、求める人材への訴求力を高めています。一方、現場のリーダーやスター社員は土日に業界勉強会を開いて自らの言葉で体験や想いを語り、共感する仲間を呼び寄せています。

キーワードは、ビルト。経営・人事・現場、三位一体となった採用やHRMの体制作りが、人材確保・定着成功のカギといえるでしょう。

多忙な採用担当者が、短時間・簡単操作で欲しい人材にアプローチできるサービスを提供

長年にわたって企業の採用活動、働く人の就・転職活動を支援してきた私たちリクルートキャリアもまた、採用のあり方の変化に対応し、新たなスタイルを生み出しています。

「現場を巻き込むことが重要」というものの、人事も現場も多忙。働き方改革を迫られ、時間に余裕がなくなっている中で、いかに求める人材を引き付け、呼び寄せるかという課題に対し、最新のHRテクノロジーを活用したサービスをリリースしています。

その一つが『リクナビHRTech 転職スカウト』。転職意欲が高い登録者の中から、お勧めの登録者…つまりその企業が求めるキャリア・スキルを持つ人材をレコメンド(推薦)するシステムです。

繰り返しますが、今は100年に一度の転換期。シフトし、メルトする人材マーケットに対し、新たな「ビルト」=「会社参加の採用組織作り」に取り組んでいくことが、人事プロフェッショナルとしての命題です。私たちリクルートキャリアも、企業と一緒に学び、進化していきたいと思います。

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『リクナビHRTech 転職スカウト』とは

企業側は1クリックで、会いたい人材にアプローチが可能。1日5分、多忙な人事や現場リーダーも手軽に採用活動を行うことができます。HRTechサービスは数多くありますが、「機能を使いこなせない」という声もよくお聞きします。人事や現場の皆さんの「面倒くさくしないでほしい」の声に応え、「簡単操作」「瞬時に判断可能」を重視して開発しました。
https://hrtech.rikunabi.com/

レコメンドされた登録者について、自社が求める条件に合うかどうかの〇△×判定を繰り返していくうちに、求める人材像をマシンが学習。レコメンド精度が高まっていくため、使えば使うほど求める人材に出会える確率とスピードがアップしていきます。2018年11月時点で、約2万社が導入しています。【解説:藤井薫】

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