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社員の適性を人工知能で判定する「mitsucari」がサービス開始

2016.02.02

株式会社ミライセルフは、心理学テストと人工知能を活用した社員の適性判定サービス「mitsucari」を2016年2月2日より開始する。

「mitsucari」はアメリカUCバークレーの社会心理学をベースに100名以上へのインタビュー結果に基づいて独自開発された10分程度のテストで、社員の価値観や人柄を判定するシステムである。テストの回答結果は価値観を14項目7段階で、感受性と指向性を5段階で判定・データ化され、個人の特性を可視化認識することができる。さらにこれらのデータは人工知能によって会社の状況との相関関係が分析され、会社や部署に対する社員の適性を判断することが可能となる。また価値観の近い社員を判断することもでき、人事サイドの人的判断をサポートする。社内の適切な人員配置や採用活動における適性判断は企業と個人のミスマッチの防止や社員の定着率の向上、業務の能率性向上などのさまざまなメリットが想定されている。

ミライセルフはモルガン・スタンレーで採用リーダーを経験しUCバークレーでMBAを修了したCEOの表孝憲氏と、米国Google本社でソフトウェアエンジニアとしてトップ数％の人材として評価された経験を持つCTOの井上真大氏が共同創業したベンチャー企業である。「mitsucari」はβローンチとして転職者と企業の間で適性を判断するマッチングプラットフォームを提供してきたが、今回社員の適性を判定する人事サポートを含む形でリリース。これまで人事担当者の感覚に頼っていた人事から、主流となってきているデータや社員の持つ価値観を重視したカルチャーフィット型への転換をサポートしていく。

社員の適性をAIで判定する「mitsucari」がサービス開始　米国UCバークレー発の人工知能と社会心理学で社員の適材適所を実現