ティール組織の解説、ホラクラシーやノーレイティング実践企業の事例紹介、人事評価のアップデートまで
【特集トップ】“評価しない組織”の衝撃
2018.10.10
ヒエラルキー型の指示階層を持たない組織形態「ティール組織」が話題となっている。マネジャー職が社員の働きを評価する一般的な会社組織とは対照的で、「現実味がない」と感じた人も多いのではないか。しかし、近年は社内の人事評価を行わないにも関わらず、ビジネスの成功を収める企業が登場している。
人口減少社会に突入し、個人の働き方が変化する中、企業は既存の人事評価制度のままで成長を続けることができるのか。“評価しない組織”への考察から、人事が評価制度をアップデートする方法を探る(特集は全6回で構成)。
嘉村賢州氏が語る ティール組織の誤解と企業への導入に必要な考え方
ティール組織とは、階層構造がなく、組織のメンバーがそれぞれ裁量権を持って行動する集団だ。一部では「ティールをやれば必ず生産性が高まり、業績が上がる」「ティールを導入するには、組織に優秀な人材を集めなければならない」との誤解も生じている。日本におけるティール組織の第一人者、嘉村賢州氏に、ティール組織の概要や誤解しやすい点、導入時の注意点を聞いた。
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「嘉村賢州氏が語る ティール組織の誤解と企業への導入に必要な考え方」
組織に階層構造を設けない。ホラクラシー経営の企業が「管理しないマネジメント」を成功させた理由
ダイヤモンドメディアは、創業当初から独自の人事制度を構築し、階層構造を設けない組織形態「ホラクラシー」を実践する企業だ。明確に「人事担当者」を設けず、給与を決める会議や人事制度の構築はその都度、有志の社員が対応する。同社で制度が形作られるまでの経緯、各社員が主体的に組織改革に取り組む理由をひもとく。
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「組織に階層構造を設けない。ホラクラシー経営の企業が「管理しないマネジメント」を成功させた理由」
ランク付けの評価からノーレイティングへ アドビシステムズの人事改革
2012年、アドビシステムズは世界約18,000人の社員に一斉に人事改革を実施。ランク付けをなくし、マネジャーが部下と継続的に面談し、日々の成長を評価する制度「チェックイン」に移行した。両者の関係性を密にすることで評価の結果や決定理由に納得感を高め、社員の満足度を向上させている。変革の歴史や、企業が人事制度を変える上で心がけるべきことを取材した。
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ランク付けの評価からノーレイティングへ アドビシステムズの人事改革
中小企業が取り組むべき人事評価制度のアップデート 5つの評価制度を紹介
ティール組織やホラクラシーの導入には多くの失敗と改善がつきまとうため、組織改革を成し遂げるには時間がかかる。そこで、まずは組織改革の一環として人事評価制度から見直してみるのはどうだろう。人事プロフェッショナルの永見昌彦氏が、旧来の年功序列とは異なる5つの評価制度の特徴、運用時の注意点を紹介する。
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中小企業が取り組むべき人事評価のアップデート 5つの評価制度を紹介
社員のモチベーションを高めるTips 65のユニークな制度やサービスとは?
社員のモチベーションを高めるTips として、人事評価を含めた各種制度とサービスを調査。「評価制度をすぐ変えるのは難しい」と考えている人事担当者向けに、評価制度よりも比較的導入しやすいインセンティブ、福利厚生系の制度やサービスをまとめた。今回は51のユニークな制度と14のサービスを紹介する。
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社員のモチベーションを高めるTips 65のユニークな制度やサービス
マネジャー職を撤廃! 互いに成長促進する次世代の人事制度「Natura」とは
ティール型組織を実現する企業として注目を集めるネットプロテクションズ。2018年4月には、「マネジャー役職の廃止」「ローテーション面談(ディベロップメント・サポート面談)」など、画期的な施策を含む新人事制度「Natura(ナチュラ)」をスタート。導入までの経緯や新制度の全体像、実践後の現状を、人事総務グループの河西遼氏に聞く。
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マネジャー職を撤廃! 互いに成長促進する次世代の人事制度「Natura」とは
質問の嵐、反対派との攻防…役職撤廃・給与全公開の組織ができるまで
赤字経営から約5年で完全黒字回復を達成したISAO。経営改善の鍵になったのが、役職・階層・部署をなくし、情報格差をゼロにした新しい組織形態「バリフラットモデル」だった。社員からの質問や疑問の嵐、改革反対派の存在など、組織改革の最中には多くの課題があった。ISAOのバリフラットモデルが定着するまでの「リアル」と組織改革のポイントを、代表の中村圭志氏に聞いた。
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質問の嵐、反対派との攻防…役職撤廃・給与全公開の組織ができるまで
成果主義は社員を大切にすることから。守島基博が語る「人事の盲点」
今や大半の日本企業が部分的(または完全)に、成果主義を人事評価や賃金制度に取り入れている。実は成果主義にはいくつもの落とし穴があり、気付かない間に社員の疑問や不満が膨れ上がっているかもしれない。人材マネジメント研究の第一人者、学習院大学の守島基博教授に「成果主義を成功させるための重要な視点」について聞いた。
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