カオナビ
カオナビ、次世代人材採用アシストサービス「TALENT FINDER」8/23提供開始
2018.08.28

リクルートキャリアの「リクナビHRTech 転職スカウト」と連携
カオナビ(東京都港区)は、日本で初めて、人材紹介会社の求職者データベースと社内人事システムの直接連携を実現した機能、次世代人材採用アシストサービス「TALENT FINDER」の提供開始を、2018年8月23日に発表した。
また、これに伴い第1弾として、リクルートキャリア(東京都千代田区、以下「リクルートキャリア」)の転職スカウトサービス「リクナビHRTech 転職スカウト」とのサービス連携を2018年8月23日より順次開始することも発表した。
今回はサービスの概要を紹介するほか、開発を担当したカオナビの企画戦略準備室シニアマネージャー平松達矢さんに取材。開発経緯やサービスの魅力を聞いた。
「TALENT FINDER」(タレントファインダー)とは
TALENT FINDERは、社員の実績・能力に基づいた人材を提携先の求人サービスで直接求人募集をすることができる新機能。人事管理ツール『カオナビ』上で“こんな人ほしい!”ボタンをクリックすると、社内で実際に活躍する社員の実績や経歴・パーソナリティをもとに募集要項を作成でき、即戦力となる候補者を見つけられる。
さらに、“このポジションに入る人がほしい”ボタンからは、ロールモデルにしたい社員を4人まで選定することが可能。選定した社員の人事データを、そのまま募集要項に反映する。また、人材を必要とする現場担当者は、人事や人材紹介会社を介することなく『カオナビ』上で直接求人募集をすることで、現場担当者と人事・人材紹介会社間の求める人物像の隔たりを防ぎ、効率的にマッチング率の高い人材を募集することができる。
・提供開始日:2018年8月23日(木) より順次
・利用条件 :カオナビ利用企業
※別途、人材紹介会社との契約が必要。
・価格 :無料
※本サービスを通じて採用に至った場合、人材紹介会社との契約条件に合致した費用が発生する。
・URL :https://www.kaonavi.jp/function/09/
・注意事項 :社員の人事データは、予め企業で設定した項目のみ、人材紹介会社へ送付される。個人が特定される情報は送付されない。
新サービス「TALENT FINDER」×「リクナビHRTech 転職スカウト」の連携によるメリット
「TALENT FINDER」と「リクナビHRTech 転職スカウト」の連携により、以下のメリットが生まれます。
<「TALENT FINDER」利用によるメリット>
1.人材を必要とする現場部門と人事部門の工数削減:
現場担当者が、人事部門を介することなく直接求人募集を出すことが可能となり、打ち合わせ等の工数が削減される。
2.求人票作成の時間短縮:
『カオナビ』上に登録されている人事データから募集要項が作成されるため、求人票の作成時間を短縮。
3.提携先の求職者データベースから条件に合う候補者を『カオナビ』上で確認することができる:
各求人サイトに都度ログインをすることなく、『カオナビ』上で最適な候補者を閲覧でき、手間が減る。
<「リクナビHRTech 転職スカウト」との連携によるメリット>
1.条件に合う候補者をAIがレコメンド:
リクルートキャリアの求職者データベースからAIが最適な候補者をレコメンド。企業は自社が求める人材に、より短時間で出会える可能性が高まる。
<「TALENT FINDER」と「リクナビHRTech 転職スカウト」のサービスの流れ>
1.『カオナビ』上で募集するポジションにマッチする社員を表示し、“こんな人ほしい”ボタンをクリック。
2.その社員の人事データをもとに求人募集要項が作成され、リクルートキャリアに情報が通知される。
3.リクルートキャリアの求職者データベースから、AIが条件に合った候補者をレコメンド。
4.『カオナビ』上でレコメンドされた候補者を閲覧することが可能。
プロダクト本部 企画戦略準備室 シニアマネージャー・平松さん「本当に求めている複合条件を、実際に存在する社員の情報をモデルにして採用活動ができるツール」
プロダクト本部企画戦略準備室シニアマネージャーの平松達矢さんは、本サービスの開発の経緯として、「人事の悩みの1つに『募集要項の作成に時間がかかる』というものがあります。要項の作成には、その部門のマネージャーに素案をお願いしたり、時間がないようだったら人事からヒアリングをしたり、と労力を伴います。特に、専門職であれば部門マネージャーのニュアンスを正しくつかみ、かつ魅力的な求人に仕上げるのはとても難しい。やっとできた!と思って募集するも、マネージャーが求める人物像と、人事が採用応募者に伝える人物像が一致せず、採用まで至らないケースもあります。そんなときにマネージャーが口にしていた『あの人みたいな人がもうひとりほしいんだよね』という言葉が、本プロダクトのヒントになりました」と説明する。
TALENT FINDERの魅力については「伝言ゲームによる情報の劣化を防ぐこと、マネージャーに聞いても直接は表現しにくい『本当に求めている複合条件』を、実際に存在する社員の情報をモデルにして採用活動ができるツール」と強調した。
TALENT FINDERは『カオナビ』を導入し、リクルートキャリアと契約を結んだ企業が契約できる。平松さんは「まずは本年度で200社の導入を目指す」と目標を掲げる。「『カオナビ』自体の導入は、2020年度までに3,000社を目指しています。TALENT FINDERの機能の追加で、より利便性を感じていただき、導入社数を増やしていけたら」と語った。
【取材・執筆: @人事編集部】
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