NPO法人エンカレッジ調べ
【インターン意識調査】19卒学生のインターン参加率は92% 約4割は参加を機に内定承諾
2018.07.26
大学生向けのキャリア支援を行うNPO法人エンカレッジは、7月26日に2019年度卒業予定の全国の大学生/大学院生を対象に実施したインターン意識調査の結果を発表した。
同調査によると、上位校学生のインターン参加率は92.0%、全体の38.7%の学生がインターンをきっかけに内定を承諾するなど、学生のインターンに対する意識の高さが明らかになった。以下、リリースより。
回答学生の67.2%が「MARCH」「関関同立」以上の上位校の学生
上図は、全体回答者の610名の在籍大学群別割合です、以下、それぞれの大学群に含まれる大学名の一覧でございます。
「早慶上智」:早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学
「旧帝」:北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学
「有名国立」:筑波大学・東京外語大学・お茶の水女子大・千葉大学・横浜国立大学・神戸大学
「GMARCH」:学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学
「関関同立」:関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学
全回答者に占める、上位校学生(GMARCH、関関同立以上)の割合は67.2%となっております。本レポートは上位校学生、また全国の地方学生のインターンへの意識がわかる調査結果となっております
TOPICS
①上位校学生のインターン参加率は92.0%
②6月30日の時点で内定承諾をしている学生の38.7%(189名)がインターンきっかけで内定承諾をしている
③学生が選ぶインターンのエントリー基準トップは「プログラムが魅力的かどうか」
①上位校学生のインターン参加率は92.0%
図はサマーインターンかウインターインターンどちらかに参加経験がある19卒学生の割合です。ほとんどの学生が最低1社のインターンを経験していることがわかります。
図は上位校学生のサマーインターン・ウインターインターンそれぞれの参加割合です。サマーインターン参加率は82.5%でした。上位校学生はウインターインターンよりも、サマーインターンに参加する傾向が強いことがわかりました。
また、サマーインターンの参加率は上位校以外の学生の参加率と比べて14.5%高い数字です。
②6月30日の時点で内定承諾をしている学生の38.7%(189名)がインターンがきっかけで内定承諾をしている
6月30日の時点で内定承諾をしている学生の38.7%がインターンきっかけで内定を承諾していることがわかりました。
内訳をみると16.4%(80名)の学生がサマーインターン、22.3%(109名)の学生がウインターインターンがきっかけで内定を承諾しています。
時期的に、一般的な本選考の時期と近くなるウインターインターンほど、内定承諾をする学生の割合が大きくなっています。
上位校学生で見ても39.4%(138名)と、全体とほぼ同じ割合でインターンがきっかけで内定を承諾していることがわかりました。上位校学生の特徴として、若干ではあるもののサマーインターンきっかけで内定承諾した割合の方が大きくなっています。
上位校学生を採用ターゲットにしている企業は早期から接触をはかることが重要と言えるでしょう。
③学生が選ぶインターンの参加基準トップは「プログラムが魅力的かどうか」
学生がインターンする企業を選ぶ際に重視する軸を調査しました。サマーインターン、ウインターインターンそれぞれのエントリー時に最も重視した基準を選択して回答する形式です。
選択項目は以下11項目です。
・企業の知名度
・選考へ直結する可能性
・知識・スキル・能力の向上可能性
・なんとなく
・企業の理念・ビジョン
・報酬の有無
・マーケット規模
・企業の人材育成・人材輩出力
・業界研究
・その他
サマーインターン、ウインターインターンどちらも「プログラムが魅力的かどうか」がトップとなりました。
インターン参加学生の声
実際にインターンに参加した後の学生の声の中には、以下のようなものがありました。
『業務体感ワークに加えて、自己分析ワークがあり、就活の参考になったし、学生のことを考えてくれているのだなと思い、好印象をもった。』
『プログラムの内容も、少人数にこだわって質の高いフォローをしてくれたのがよかった。限られた時間かつ必要最低限の時間の中でやらせるスタイルがいいと思った。』
インターン参加前後でプログラム内容への関心の高さがうかがえます。またウインターインターンでは「選考へ直結する可能性」(サマーインターンでは3番目)が2番目に選択されていました。
TOPIC②でウインターインターンきっかけで内定承諾をした学生の割合が高かったように、ウインターインターンでは学生も企業も、選考への意識が高まる傾向があることがわかりました。
この他、『インターン意識調査レポート完全版』では、
・インターンきっかけで本選考に参加した割合
・インターンきっかけで内定を獲得した割合
など、学歴以外にも地域ごとのセグメントデータや、好印象だったインターンに関する学生の生声を掲載しております。下記リンクからフォームをご記入の上、ダウンロードをお願いいたします。
http://go.reccoo.com/l/404912/2018-07-25/d1nskd
調査概要
2019年卒大学生意識調査
調査対象:2019年に卒業予定の大学生・大学院生
調査期間:2018年6月14日(木)~6月30日(土)
回答方法:WEBにて回答
有効回答数:610名(文系男子337名、女子273名)
【プレスリリース「「19卒学生のインターン参加率は92.0%」「38.7%の学生がインターンをきっかけに内定を承諾」-キャリア支援団体エンカレッジがインターン意識調査を初めて実施」(PR TIMES)より|NPO法人エンカレッジ・2018年7月26日】
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。
「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
note株式会社
「note pro」が「HRMOS採用」と連携。noteアカウントで求人票を公開しファンを採用応募者へ
note(東京・千代田)は4月25日、法人向け高機能プランnote proの利用企業が情報発信を採⽤につなげやすくするために、求⼈情報が表⽰できる新機能をリリースした。ビズリーチが...
2024.04.25
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
経済産業省
経産省が「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」を公表
経済産業省は、企業経営層向けに仕事と介護の両立支援が必要となる背景・意義や両立支援の進め方などをまとめたのガイドラインを公表した。仕事をしながら家族の介護に従事する、いわゆる「ビジ...
2024.04.25
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
一般社団法人日本ビジネスメール協会
「ビジネスメール実態調査2024」回答を4月30日まで受付中
一般社団法人日本ビジネスメール協会(東京・千代田)は現在、「ビジネスメール実態調査2023」の回答を募集している。回答の対象者は、現在、仕事でメールを使っている人で、有効回答者の中...
2024.04.25
あわせて読みたい
あわせて読みたい
人気の記事
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
株式会社futurelabo
244の新卒採用サービスを独自にマッピング。「新卒向けサービス・カオスマップ 2024年 上半期版」を公開
-
ニュース・トレンド
イベントレポート|Unipos「2024年新春特別ウェビナー」前編
人手不足時代を乗り越えるために。人的資本経営のベストプラクティスを探る
-
ニュース・トレンド企画
25卒採用トレンド、動向まとめ
【25年卒採用】企業規模に関わらず企業側は高い採用意欲が継続。「採用3.0」のトレンド到来、AIを活用した採用手法が浸透するか
-
PR企画
バックオフィスDX時代の旗手に聞く
マネーフォワードのAI活用を加速させるChatGPTの魅力とは
国内・海外ヘッドライン
THE SELECTION
-
PRTHE SELECTION企画
「置き型健康社食」がもたらす可能性とは
健康経営、採用強化、コミュニケーション活性化にも。 手軽に導入できる「食」の福利厚生
-
PRTHE SELECTION企画
街なかの証明写真機「Ki-Re-i(キレイ)」で、もっと社員の顔写真管理をラクに
社員証の写真、「最適化」できていますか? チーム力を強化する顔写真データ活用法とは
-
THE SELECTION特集
【特集】ChatGPT等の生成AIが一般化する社会で必須の人材戦略・人的資本経営の方法論
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
特集「人手不足業界の逆襲」~外食産業編~
「見える化」と「属人化」の組み合わせが鍵。 丸亀製麺が外食業界を変える日
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION会員限定特集
働きやすい職場づくり~サイバーエージェント編
「妊活支援」や 「働くママ・パパ支援」を、 一部の社員のものにしないためには?