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ウェブ面接サービス「インタビューメーカー」運営会社インタビュー


「ウェブ面接でHR領域を変革する」ブルーエージェンシー25歳社長の挑戦

2018.07.26

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人材領域をテクノロジーで変革する「HR Tech」という概念が注目を集めている。その中で、特に注目すべき分野の一つとして、「ウェブ面接」が挙げられる。

熾烈な人材獲得競争が続く中、多くの企業にとって、人材採用は真っ先に取り組むべき経営上の最優先課題だ。その実現のための手段として、「ウェブ面接」に注目が集まっている。

今回は、「ウェブ面接」について理解を深めるべく、国内導入実績No 1の「インタビューメーカー」を提供する株式会社ブルーエージェンシーの前田裕人代表取締役社長に話を聞いた。

株式会社ブルーエージェンシー代表取締役 前田裕人氏

開発会社を経て2015年、立ち上げメンバーとしてブルーエージェンシーに参画。インタビューメーカーβ版のリリースを手がける。2016年8月に代表取締役に就任。2017年7月インタビューメーカーを正式にリリース。東京都生まれ、25歳。

目次
  1. ウェブ面接を実現するサービス「インタビューメーカー」
  2. 企業側、応募者側の双方にメリットがある
  3. 人材領域をテクノロジーで変革する

ウェブ面接を実現するサービス「インタビューメーカー」

– まず、貴社が提供しているサービスの概要について教えていただけますか?

スマホやPCのカメラ機能を使って、リモートで面接をするツールを提供しています「スマホ面接」や「オンライン面接」と呼ばれることもあります。

株式会社ブルーエージェンシーの国内導入実績No 1「インタビューメーカー」

– 現在、どのくらいの数の企業が「インタビューメーカー」を導入されているのでしょうか?

ありがたいことに、現在1000社を超える企業様に導入いただいています

導入企業の約7割は中小企業様です。人材難で採用が難しくなっていく中、中小企業様は、応募数を少しでも増やしたいというお悩みを抱えておられます。ウェブ面接によって、応募者の心理ハードルが下がり、応募数を増やせることから、とてもお喜びいただいています。

全国に支社や店舗がある大手企業様にも、導入いただけるケースが増えて来ました。また最近では、大手企業様の関連子会社の方々をご紹介いただき、導入に至ることも少なくありません。

– なるほど。それでは、サービスの具体的な内容と料金体系を教えていただけますか?

株式会社ブルーエージェンシーの国内導入実績No 1「インタビューメーカー」 サービス内容 料金体系

サービスのプランとしては、ベーシック(月額39,800円)、アドバンス(月額79,800円)、プレミアム(月額149,800円)の3つを取り揃えています。

それぞれのプランの詳細については、上記の表をご覧いただければと思いますが、導入いただいている企業様には、プレミアムプラン(月額149,800円)をご利用いただくケースが多いです。

アドバンスプラン(月額79,800円)でも、ウェブ面接のシステム自体は利用可能ですが、プレミアムプラン(月額149,800円)にお申し込みいただくと、自動広告分析レポートなどの機能も利用できます。採用管理ツールとしても使えることを考えると、かなり安価な価格設定だと自負しています。

企業側、応募者側の双方にメリットがある

– サービスを導入する上で、企業側はどのようなメリットを感じているのでしょうか?

人事担当者の方からは、業務効率化の観点からメリットを感じていただくことが多いようです。インタビューメーカーがあれば、いつでもどこでも面接を行うことができるため、残業や出張、面接会場手配などに掛けていたコストが削減できます。

また、録画面接の機能は、一次面接で多く使われています。録画面接は、あらかじめ録画しておいた面接官の質問動画に対して、応募者も自分の回答を録画保存する機能です。リアルタイムのやり取りが不要なので、日程調整の手間がいらず、また一気にたくさんの人の面接に対応ができます。「基本的な受け答えで、判断が付く」とおっしゃる人事の方が多く、録画で十分だというフィードバックをいただいています。

その他、既存のカレンダーシステムと連携の上、面接のスケジュールを管理することができるため、応募書類や選考評価などの共有もスピーディーに実施することができます。求人媒体の管理を一括で行うことも可能となるため、採用にかかるコストを大幅に削減することができます。

さらに、ネット上で面接が可能になることで、これまでは応募に結びつかなかった遠方の応募者が増える傾向にあります。その結果、応募者数や面接の実施率が大幅に向上し、より多くの応募者にリーチすることが可能となっています。

採用に特化しているため、日程調整や面接の評価が容易に

よくskypeと何が違うの?と質問を受けますが、採用に特化して機能設計している点が異なります。日程調整ができる。通話中に、応募者画面に会社概要を表示させられる。面接官の画面に履歴書を表示させられる。面接中の画面で評価を入力でき、終了後集計が取れるなど、インタビューメーカーのみで採用が完結するようになっています。

– 逆に、応募者側はどのようなメリットを感じているのでしょうか?

時間と距離の制約がなくなることですね。地方から東京の企業を受けたい場合や、現職が忙しく転職活動に割く時間がなかなか取れない場合でも、ウェブの面接であればハードルが随分下がります。

録画面接は応募者の方にも好評です。24時間いつでも応募が可能となるため、気になる企業に気軽にチャレンジできるようになります。日程が合わないという理由で応募を諦めることもなくなります。

リアルタイムに面接をする場合でも、ウェブ面接ならば、対面より面接日程が調整がしやすいため、選考期間が短くなる傾向にあります。早く結果が出るというのは、双方にとって大きなメリットだと思います。

人材領域をテクノロジーで変革する

– 長期的には、この事業を通じて、どのような世の中を創って行きたいと考えていますか?

「ウェブ面接」の普及を通じて、人材領域をテクノロジーで変革したいという思いがあります。

「ウェブ面接」を通じて、これまで書類選考ならば不合格となっていた方でも、面接の機会を得ることができ、内定に繋がるケースも出てきています。弊社のサービスを活用することで、より良いマッチングが生まれ、人材の流動性が高まるのであれば、これほど嬉しいことはありません。

また、いずれは、AI(人工知能)を活用し、会話データや画像データを解析することで、より良いマッチングをサポートする様な構想も検討しています。

今後もインタビューメーカーを通して、すべての人に等しくチャンスを創出するお手伝いができたらと考えています。

【編集部より】
インタビューメーカーのサービスガイドはこちら

執筆者紹介

勝木健太(かつき・けんた) 1986年生まれ。幼少期7年間をシンガポールで過ごす。京都大学工学部電気電子工学科卒業後、邦銀に入行。法人営業、外貨バランスシート経営の企画、グローバル金融規制対応、各国中央銀行との折衝に従事。外資系コンサルティングファーム、監査法人でのブロックチェーン技術をはじめとするFinTech領域の戦略立案に従事した後、独立。

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