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社員研修事例


人事担当者必見! ユニークな社員研修プログラム14選

2018.09.12

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社員研修は、社員の業務遂行能力を向上させるだけでなく、企業理念や目標を共有することができる貴重な機会です。多くの企業で社員研修が導入されていますが、昨今、一風変わった研修を行う企業が増えています。

そこで、@人事編集部では、ユニークな社員研修の事例について調査しました。今回は、その中から14の研修事例をご紹介します。それぞれの事例を読み解くことで、みなさんの会社に適した研修の形が見つかるかもしれません。(※2018年9月3日調べ)

1.ヒッチハイク研修(株式会社イカイ )

ヒッチハイク研修株式会社イカイの「ヒッチハイク研修」は、本社から100km離れた場所へ車で移動し、ヒッチハイクをして本社へ戻るというもの。

この研修は、新入社員を対象に実施されています。ヒッチハイクをすることで経験できる交渉の成功や失敗から、仕事にも通用するコミュニケーション力や交渉力を身に付けることを目的にしています。

参照:株式会社イカイ/公式Webサイト

2.漫才研修(株式会社アップガレージ)

株式会社アップガレージの「漫才研修」は、新入社員同士でコンビを組み、本社スタッフと研修参加者全員の前でオリジナル漫才を披露するというもの。新入社員は、研修当日の朝にコンビを組む相方が告知され、現役の放送作家による「お笑い」についての講義を漫才研修受講し、3時間という時間制限の中でオリジナル漫才を創作します。

この「漫才研修」の1番の目的は、自分の殻を破ること。また、人前で漫才を披露する経験やお笑いのメカニズムを学ぶことを通して、同社の業務の中心である接客・営業に必要な「度胸」や「コミュニケーション力」を身に付ける狙いもあります。

参照:株式会社アップガレージ/就職ジャーナル

3.竹とんぼづくり研修(TDK株式会社)

竹とんぼづくり研修TDK株式会社の「竹とんぼづくり研修」では、新入社員3名が1チームとなり、「3秒以上滞空する」竹とんぼを作ります。竹とんぼの材料となる竹筒は、仮想マネーで購入。この費用をもとに販売価格を設定し、研修内の「仮想販売会」にて利益を出すことがこの研修のポイントです。また、この販売会には、「3秒以上滞空する」という条件をクリアしたチームのみが出展できるルールとなっています。

ものをつくることの原点・製品を開発設計し、販売し、利益を出す」というメーカーとしての使命を実体験するとともに、独創性・オリジナリティの大切さも学ぶことが狙いです。

参照:TDK株式会社/就職ジャーナル

4.無人島研修(日清食品ホールディングス株式会社)

無人島研修日清食品ホールディングス株式会社の「無人島研修(新任管理職向け)」では、3日間の完全なる無人島生活を行います。私物は全て没収され、1人あたり1日1食支給される「チキンラーメン」以外の食材は、全て自力で調達しなければなりません。

この研修の背景には、日清食品グループの「食足世平(しょくそくせへい)=食足りて世は平らか」という創業の価値観があるそうです。この研修を通して、日清食品グループの原点である「食の大切さ」を再認識することや、創造力や判断力、リーダーシップなどを身に付けることを目的としています。

参照:日清食品ホールディングス株式会社/公式Webサイト

5.セブ島研修(ギークス株式会社)

セブ島研修ギークス株式会社では、新入社員を対象に、セブ島にて3週間の研修を行います。日中は全員共通のカリキュラムでプログラミング技術の基礎や英語を学び、夕食後からは、出発前に課されたミッションをもとにチームビルディング課題に取り組みます。

この研修の最大の目的は、新入社員同士の強固な繋がりを形成すること。「慣れない異国の地で共に研修に取り組む」という経験を通して、帰国後も互いに助け合い切磋琢磨できる関係性になってほしいという会社の思いが込められています。

参照:ギークス株式会社/公式Webサイト

6.ウォーキング研修(国際自動車株式会社)

ウォーキング研修国際自動車株式会社(kmタクシー)の新人研修「ウォーキング研修」は、5、6人のチームに分かれ、真夜中に都内の観光スポットをめぐりながら、全長35kmを約12時間かけて歩きます

実際に自分の足で歩くことで地理感が養われ、「この道は狭いからタクシーは止めにくい」といった、実際の現場で役立つ知識の獲得につながります。過酷な経験をチーム一丸となって乗り切ることで、達成感に加え仲間との団結力も深まる内容となっています。

参照:国際自動車株式会社/公式Webサイト

7.森林整備研修(サントリーホールディングス株式会社)

森林整備研修サントリーホールディングス株式会社の「森林整備研修」では、同社のグループ会社を含めた約6,000名の社員を対象に、下草刈りや枝打ち、植樹といった森林整備活動を行います。サントリーは、「工場で汲み上げる地下水よりも多くの水を生み出す森を育む」ことをモットーに森林保全活動を長年実施しており、その活動の対象となっている、全国各地の「天然水の森」にてこの研修が行われます。

森林整備という体験から、同社のモットーである”自然との共生”の思いを共有し、「水と生きるSUNTORY」を実践することをこの研修の狙いとしています。

参照:サントリーホールディングス株式会社/公式Webサイト

8.農業体験研修(DACホールディングス)

農業体験研修DACホールディングスの「農業体験研修」では、入社2年目社員は田植え(春)・稲刈り(秋)を、入社3年目社員はリンゴの花摘み(春)・リンゴ狩り(秋)を行います。

代々日本人が築いてきた、「農業を通して構築する仲間意識」を若い社員に経験してもらうことが最大の目的です。また、農業体験を通して食べ物の有り難みを知り、農家の方々への感謝の気持ちを持ってもらうことも狙いの1つです。

参照:DACホールディングス/公式Webサイト

9.全員海外研修(株式会社EXIDEA)

全員海外研修株式会社EXIDEAでは、年に3~6回、1週間前後の期間で全社員に対して海外研修を実施しています。研修期間は、通常業務をこなしながら、現地のWEBマーケティングカンファレンスへの参加や、企業訪問などを行います。

同社は5カ国に渡り事業を展開しているため、現地を肌で感じ、より市場を知ることを目的にこの研修を実施しています。また、最先端の知識・スキルを身に付けることや、約1週間前後の期間を共に過ごすことによって、社員間のチームワークを形成することも狙いの1つとしています。

参照:株式会社EXIDEA/公式Webサイト

10.出前授業研修(コニカミノルタ株式会社)

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コニカミノルタ株式会社の「出前授業研修」は、新入社員が学校現場に出向き、子どもたちに理科・科学に関する授業を行うというもの。新入社員約9名が1つのチームになり、担当の学校への事前のヒアリングを通して、各学校のニーズに沿った「only one」の授業を目指します。

こちらの研修の目的は、近年社会的に懸念されている「理科離れ」を防ぐこと。科学を生業としている同社の社員から授業を受けることで、子どもたちの理解・関心を高めることを狙いとしています。また、キャリア教育の一環としても教育現場からのニーズが高く、新入社員によるキャリアについての講義から、生徒たちが将来について考えるきっかけを作ります。

参照:コニカミノルタ株式会社/公式Webサイト

11.ラジオ研修(アポロガス株式会社)

ラジオ研修株式会社アポロガスの「ラジオ研修」は、入社してわずか2週目の社員が、自分の名前がタイトルに入ったラジオ番組を持ち、パーソナリティを務めるというものです。ゲストの選定や打ち合わせ、原稿作りといった裏方の業務も、全て1人で行います。さらに、この研修には「1年間でラジオのファンレターを100通集める」というミッションも課されます。

この研修を通して「1人で考え、解決し、実行する」という一連の経験を踏み、自分で考え実行できる人材の育成につなげることを目的としています。

参照:アポロガス株式会社/公式Webサイト

12.独参研修(株式会社サービシング)

独参研修株式会社サービシンクでは、社員研修の一環として、青森県の曹洞宗 高雲山 観音寺の住職を月に1度会社にお招きし、社員と1対1で話す時間を設けています。

お客さまのサービスを考え抜くこと自体が商品である」と考える同社。和尚との対話(=独参)を通して、業種・業態を超えて物事の「本質」に向き合う真理が、社員一人ひとりの中に形成されることを目的としています。

参照:株式会社サービシング/公式Webサイト

13.ホームステイ研修(ジェイテックグループ)

ホームステイ研修ジェイテックグループの「ホームステイ研修」では、10月入社希望の新卒者を対象に、オーストラリアで半年間のホームステイを行います。この研修が一風変わっているのは、2件目以降のホームステイ先を自力で探し交渉する、という点です。

異国の地での生活を通して、語学力はもちろん、グローバルな感覚や自己発信力といった「ビジネスに直結する人間力」を身に付けることを目的としています。全社を挙げて「成長を求める人材」を応援するために、同社ではこちらの研修を採用しているといいます。

参照:ジェイテックグループ/公式Webサイト

14.お茶の作法研修(株式会社アゴーラ・ホスピタリティーズ)

お茶の作法研修株式会社アゴーラ・ホスピタリティーズの新入社員研修では、「お茶の作法」も研修の一環として取り入れられています。

同社のある大阪府堺市は、千利休に代表されるお茶の町です。地域に根付く文化・風習を、「世界に発信する」と同時に「次世代へ継承していくもの」と考える同社の思いからこの研修が行われています。

参照:株式会社アゴーラ・ホスピタリティーズ/公式Webサイト

研修の目的を明らかに

以上、14のユニークな社員研修をご紹介しました。一風変わったものばかりでしたが、企業ごとに明確な目的があり、それを達成する手段としてこれらの研修が行われているようです。

気になった研修があれば、こちらの情報を参考に、皆さんの会社でもぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

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