平成30年5月分一般職業紹介状況

製造業、教育、学習支援などが増加。5月の有効求人倍率は1.60倍に

2018.06.29

厚生労働省は平成30年6月29日に、公共職業安定所（ハローワーク）における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成した一般職業紹介状況を公表した。それによると、平成30年5月は有効求人倍率（季節調整値）が1.60倍となり、前月を0.01ポイント上回った。新規求人倍率（季節調整値）は2.34倍となり、前月を0.03ポイント下回った。以下、報道発表資料より。

一般職業紹介状況のポイント

図：「求人、求職および求人倍率の推移」（厚生労働省「一般職業紹介状況［平成30年5月分］について」より）

平成30年5月の有効求人倍率は1.60倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇。
平成30年5月の新規求人倍率は2.34倍で、前月に比べて0.03ポイント低下。

5月新規求人前年比5.5%増

正社員有効求人倍率（季節調整値）は1.10倍となり、前月を0.01ポイント上回りました。
5月の有効求人（季節調整値）は前月に比べ1.1％増となり、有効求職者（同）は前月に比べ0.5％増となりました。
5月の新規求人（原数値）は前年同月と比較すると5.5％増となりました。

産業別

製造業（9.2％増）、教育,学習支援業（9.0％増）、建設業（8.8 ％増）、生活関連サービス業,娯楽業（7.9％増）、運輸業,郵便業（6.9％増）、サービス業(他に分類されないもの)（6.7％増）、医療,福祉（6.5％増）などで増加となり、宿泊業,飲食サービス業（1.5％減）、学術研究,専門・技術サービス業（1.1％減）などで減少となりました。