特集

HRテクノロジーのキホンとギモン vol.2


人的コスト削減×パフォーマンスの最大化! HRテクノロジー導入のメリット

2018.06.05

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本のHR業務におけるテクノロジー活用は、現場でのニーズはありますが、一部の領域を除いて進んでいません。一方で、ベンチャー企業を中心にHRテクノロジーサービスの開発が盛んに行われており、自社にマッチするサービスを選べる環境が整いつつあります。

前回の記事「「HRテクノロジー」とは? 中小企業が知っておきたい基礎知識」では、HRテクノロジーの基礎知識について解説しました。今回は、HRテクノロジーの導入が進んでいる背景と、導入のメリットについて解説していきます。

目次
  1. 「生産性向上」と「人材マネジメント」が今後の課題に
  2. HRテクノロジーの導入で、人的コスト削減とパフォーマンスの最大化を実現

「生産性向上」と「人材マネジメント」が今後の課題に

日本の労働人口は50年後に約4割減少すると言われており※2、労働力不足を解消するには、一人ひとりのスキルやチームのパフォーマンスを上げたり、コストを下げたりして生産性を向上させる必要がある。
※2 総務省の「労働力調査年報」(2016年)によれば、2016年の労働力人口は6,648万人で、2065年には3,946万人になると予測している。

「生産性向上」と「人材マネジメント」が今後の課題に

また、職業生活と個人の生活を一体化させるワーク・ライフ・インテグレーション※3を推進し、一人ひとりが楽しく働ける環境を作ることも重要になる。そこでポイントとなるのが、どのような人材を採用し、育て、付加価値を高めていくかという「人材マネジメント」だ。
※3 働くことと、生活することを同じひとつの人生の構成要素として考え、両方の充実を図る働き方。ワーク・ライフ・バランスを発展させた考え。

HRテクノロジーの導入で、人的コスト削減とパフォーマンスの最大化を実現

個人のスキル、適性、成績だけでなく、給与データやエンゲージメントなどあらゆるカテゴリの数値、テキスト、画像などさまざまなデータを多角的な手法で分析していくことで、適切な人材配置をはじめとした、個人と組織のパフォーマンスを戦略的に最大化させていくマネジメントが可能になる。

しかし、1つのデータを集めるにしても、多種多様で煩雑な人事業務をこなしながらでは、手間と時間を要する。その課題を解決するのがHRテクノロジーだ(図2)。図が示すように、HRテクノロジーにはさまざまなバリエーションがある。

「HRテクノロジー入門」P74の図を基に作成されたHRテクノロジーの種類の増加

【文・@人事編集部、監修:慶應義塾大学特任教授・岩本隆氏】

【編集部より】
HRテクノロジーのキホンとギモン、これまでの記事はこちら。

「HRテクノロジー」に関する記事と動画はこちら。

@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。

@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。

今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料

@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。

「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」

「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」

そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

あわせて読みたい

あわせて読みたい


資料請求リストに追加しました

完全版 HR系サービスを徹底解説! HR業務支援サービス完全ガイド 勤怠・労務管理 採用支援 会計・給与ソフト など