コラム

残業ゼロを目指して


人前で話すのが苦手な人が、緊張を克服できるようになる「ある習慣」

2018.04.20

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残業ゼロを実現するためのビジネスハック術を紹介する、作家・佐々木正悟氏の連載企画。今回は、佐々木氏が実践する「人前で話すことが苦手な人が、緊張を克服する方法」をご紹介します。

【参考】書類整理の基本は書類をためないこと! 「『超』整理術」を簡単解説

目次
  1. 人前で話すのが苦手な人が、緊張を克服する方法
  2. 「あがる」とはどういう状態か
  3. 音声入力をする時の感覚は「あがる」感覚に似ている
  4. 「自意識過剰」な状態が、話すことを難しくする
  5. 音声入力を習慣化することで、緊張が克服されていく

人前で話すのが苦手な人が、緊張を克服する方法

「どうしても人前で話すのが苦手」という方は少なからずいらっしゃると思います。せっかく前日まで長い時間をかけて準備をしたのに、当日のプレゼンであがってしまって、言葉が出てこなくなってしまう。そんな経験をお持ちの方は、多いのではないでしょうか。

私はこれまでにセミナーや講演などで3桁を超える回数プレゼン経験を積んではいますが、それでも決して人前で話をするのが得意とは言えません。ただ、普段から「あること」を実践するようになったことで、人前で「あがる」ということはほとんどなくなっています。そこで今回は、私が実践する「ある習慣」をご紹介しようと思います。

「あがる」とはどういう状態か

「あがる」というのがどういうことかと言えば、具体的には「短期記憶の容量が極端に小さくなってしまう」ということです。

普段の会話中に話をするかぎりは、「自分がさっき何を話したか」であるとか「次に何を喋るか」で悩んだり、忘れ去ってしまうことはあまりないでしょう。しかし、講演中などはこれが頻繁に発生します。いわゆる「頭の中が真っ白になる」という状態です。

こうした事態を避けるため、講演時にはメモを用意する方もいらっしゃるかと思いますが、「できればメモを見ずに話したい」というのが大半の方の本音でしょう。それに、「メモを見る」ということが必要になるということは、頭の中が真っ白になりかけているわけですから、そもそもそういった状態になりたくない、という方も多いでしょう。そういった方にお勧めしたいのが、「音声入力の習慣化」です。

音声入力をする時の感覚は「あがる」感覚に似ている

 最近では、スマホなどの音声認識精度は上がってきていて、メディアなどで「スマートスピーカー」などの話題を聞くことも増えてきました。同時に、この「音声認識」を利用することで、iPhoneやAndroidなどに向かって「話をする」事で、口述筆記をする方も増えてきています。「『超』整理術」著者の野口悠紀雄氏は、最近では音声入力だけで書籍を執筆していることが知られています。

しかし、この音声入力に「なかなか慣れない」という人もいらっしゃいます。いざスマホに向かって話をするとなると、「頭の中が真っ白」になってしまって、喋ることを忘れてしまうというのです。

私自身、経験があるから分かるのですが、改めて音声入力をしようとしているときの感覚は、講演中に「あがる」感覚とよく似ています。つい先ほどまではたしかに頭の中にあったはずの「コンテンツ」が急にどこかへ行ってしまうのです。「マジカルナンバー4̟±1」などといって、短期記憶の容量にはそもそも限界があるとされますが、「あがってしまった状態」ではそれがますます小さくなってしまうのです。

「自意識過剰」な状態が、話すことを難しくする

これは、ぜひ試していただきたいのですが、普段からスマホなどで音声入力を活用していると、この「頭が真っ白になる」という現象が起きづらくなります。

しんと静まっている中で話すのが難しいのは、普段意識しない「間違えないようにしよう」「噛まないようにしよう」「うまく喋ろう」といったことを一気に意識するからです。つまり「自意識過剰」な状態です。

そして、「スマホに向かって話をすること」と「しんと静まった人前で話すこと」は、全く同じ環境とは言えませんが、実はよく似ているのです一言で言えば、「聞き耳を立てられている」感覚です。この環境では、人はもっとうまく、もっとよい話をしようと意識してしまい、過度に緊張してしまいます。

音声入力を習慣化することで、緊張が克服されていく

そして、スマートフォンで音声入力を繰り返すことは、過度な意識を取り除いてくれます。

音声入力では、ある程度きちんと発音しないと、うまく音声を認識してくれません。音声入力を習慣づけることは、「聞き耳を立てられている」状況で「きちんと話す」訓練になるのです。この経験を積むうちに、この状況に自分が慣れていき、人前で話す際にも、自意識過剰な状態が起きにくくなります。もちろん、スマートフォン相手と人前相手では違うこともありますが、実際に人前で話す経験をするより、ずっと簡単に訓練をすることができるのが利点です。

全く状況が同人前で話すのが苦手な方、プレゼンで失敗してしまうことが多い方は、ぜひこの習慣を試してみてください。

【編集部より】
仕事のスキルアップ術に関する記事はこちら。


自己啓発書評のまとめ記事はこちら。

執筆者紹介

佐々木正悟(ささき・しょうご) 心理学ジャーナリスト。「ハック」ブームの仕掛け人の一人。1973年北海道生まれ。「効率化」と「心理学」を掛け合わせた「ライフハック心理学」を探求。執筆や講演を行う。著書に、ベストセラーとなったハックシリーズ『スピードハックス』『チームハックス』(日本実業出版社)のほか『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』(中経出版)『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』(ソーテック)などがある。ブログ:佐々木正悟のメンタルハック

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