人事必見!現役大学生による就活日記
学生が感じる「魅力的な人事」と「そうではない人事」の違いとは?
2015.11.10
現役大学生による就活日記。第13回は、慶應義塾大学3年・大田さんの記事です。サマーインターンシップ後に人事から食事に誘われるようになった大田さん。食事会において、魅力を感じる人事とそうではない人事の違いとは、いったいどのようなものなのでしょうか?
【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら
再び変わる就活日程のなかで
こんにちは。大田です。
就職活動の時期が、17年卒から再び変更になりました。
早くから就職活動を始めていてなおかつ外資系を志望している私にとっては、あまり関係のないものですが、多くの17年卒の学生にとって「就職活動」という言葉が身近に感じられるほどの騒ぎになるくらい話題です。
最近、大学内ではゼミの論文が大変なようで(私はゼミに所属していないのでよく知りませんが)、アンケートに答えてほしいという連絡を多くもらいます。
大学の友人に就活について聞くと、「とりあえず、エントリーをたくさん出している」「外資も記念受験として受けている」という人が多く、情報交換ができるのは、サマーインターンシップで出会った就活友達だけです。
サマーインターンシップ参加後の人事との食事会
さて、就職活動の一環として「人事との交流」は、会社を選ぶ上で非常に参考になると感じます。今日はサマーインターンシップ参加後の人事との食事について書いていきたいと思います。
私は今、外資コンサルのESと筆記試験を控え、筆記試験対策に明け暮れています。そんな中、夏にインターンシップに参加した企業の人事の方から複数お声がけいただき、ランチやディナーに行く機会がありました。
食事会では、人事の方から「サマーインターンシップどうだった?」という感想、そして「これからどの会社を受けるの?」という本選考の状況を聞かれました。逆に私の方からは「社内の環境ってどんな感じですか?」というような、会社に関する質問をさせていただきました。
もちろん、一学生という立場で、偉そうに書くのは恐縮ですが、ここでは、正直にどんな会社に魅力を感じて、どんな会社に魅力を感じなかったのかという本音を書いていきたいと思います。
魅力を感じる食事会の特徴
魅力を感じる食事会の特徴は以下の通りです。
- 人事がいきいきとしている
- しっかりと自分のことを見てくれている
- 学生の立場に立って、就職活動についてアドバイスをくれる
社員さんが自社の仕事内容や会社に本当に魅力を感じているときは、自社の説明をするときに、目が輝く印象です。
ただ単にノルマのために採用活動をやっているのではなく、「こんなにいい会社なのに、なぜ入らないのか理解できない!」というような気概が伝わってきます。
また、サマーインターンシップという短い期間ながらも、自分のことをしっかりと見て本気でフィードバックをくれる会社には、「入ってもしっかりフィードバックをくれそうだな」という印象を受けます。
就職活動全般の話になった時も、私の立場になって「これをやりたいならここも受けてみるといいと思う!」というように、自社だけに可能性を絞らない提案をしてくださる方は、本当に自信があってすごいなと感じました。
魅力を感じない会社の人との食事の特徴
一方で、魅力を感じない食事会の特徴は、一言で表すと「テンプレートの食事会」です。
- とりあえず、質問をたくさんされるだけで、特にアトバイスもない
- テンプレートの会社説明をしていて、本当の魅力が伝わってこない
- 上から目線の講義形式でのアドバイス
アドバイスも、(おそらく事前に準備したような)就活の講義で聞くようなもので、その社員だからこそのオリジナル感を全く感じないのです。
サマーインターンシップに参加したからこそ、参考になるアドバイスをくれる人を自分としては大切にしたいと考えているため、残念に感じてしまいます。
会社のことを理解するには、欠かせない志望企業の社員さんとの食事。もちろん、ひとりを見てその会社の全てを理解したわけではありませんが、貴重な機会をしっかり活かしていきたいと思います。
執筆者紹介
ペンネーム:大田 慶応義塾大学の4年生。1年生の頃からビジネスに興味を持ち、長期インターンシップを開始。2年間マーケティングを担当。興味のある業界は外資戦略コンサルティングファーム、VC。趣味はテニス。 (※プロフィールは執筆時のものです)
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