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新規学卒者の離職状況(平成24年3月卒業者状況)


大卒新卒者3年以内の離職率は約32%

2015.11.02

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厚生労働省が平成24年3月新卒者の卒後3年以内の離職状況について取りまとめた結果によると、大学卒業後3年以内の離職率は32.3%(前年0.1ポイント減)であった。離職の時期は1年目が13.1 %、2年目が10.3%、3年目が8.9%で、離職率自体は3年連続で高い水準で横ばい状態である。

事業所の規模別の大卒後3年以内の離職率は1000人以上の事業所で22.8%、500~999人29.3%、100~499人32.2%、30~99人39.0%、5~29人51.5%、5人未満59.6%と事業所規模が大きいほど離職率が低い傾向にある。また産業別では、「宿泊業・飲食サービス業」53.2%、「生活関連サービス業・娯楽業」48.2%、「教育・学習支援業」47.6%、「サービス業(他に分類されないもの)」39.1%、「小売業」38.5%と、各種サービス業を中心に大卒後3年以内の離職率が高かった。これらは、同時に発表された高校卒業者の3年後離職率にも共通した傾向がみられる。

卒後3年以内の離職率は、内定率が低い年の卒業者で高い傾向が見られるということも分析されている。大卒者内定率が前年の95.7%から91.8%へと大きく低下した平成22年より3年以内離職率は上がっており、30%を連続して超える動きが続いている。

報道関係資料 | 厚生労働省

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