「しゅふJOB総研」調べ
今年はどうする? 職場でのバレンタインデー、賛成はわずか15%
2018.02.07

株式会社ビースタイルの調査機関「しゅふJOB総研」は「職場でのバレンタイン」について、働く主婦層にアンケート調査を行った。調査結果によると、職場でバレンタインデーにチョコレートなどのプレゼントを渡したことがある主婦層は90.2%にのぼる一方で、職場でのバレンタインデーに「賛成」と回答したのは15%、「負担に感じる」という回答は合計で70%を超えることが分かった。以下、リリースより。
職場でバレンタインデーにチョコをあげたことが「ある」90.2%
義理チョコ文化が広まり、職場にもバレンタインデーは浸透している
調査結果によると、職場でバレンタインデーにチョコレートなどをあげた経験のある主婦層は90.2%にも及ぶことが分かった。
1970年ごろ日本でも普及し始めたバレンタインデーだが、製菓業界が販売促進のため「義理チョコ」などの新たな枠組を作り、購買層を拡大していったとも言われている。そうした流れを受け、今では職場でバレンタインデーにチョコレートなどを渡す慣例は浸透しているようだ。
フリーコメントでは、「大切なコミュニケーションのひとつだと思います」「あげた人が目立つから、あげない事が出来なくなる!」といった声が挙がっている。
今年、チョコレートなどをあげる予定の人「家族」が約8割
バレンタインデーは「周囲に日ごろの感謝を伝える日」に?
調査の結果「バレンタインデーにチョコレートなどをのプレゼントをあげる相手」としては、「家族」の割合が最も多く78.6%だった。また「家族」の次には、「自分へのご褒美」「友人・知人」「職場の同僚」が続き、バレンタインデーを「恋愛に関わるイベント」というより「周囲に日ごろの感謝を伝える日」といった位置づけと考えている人も増えてきているようだ。
職場でのバレンタイン「負担を感じる」71.5% 「楽しい」54.33%
「楽しい」と感じる人がいる一方で、時間的・金銭的負担を感じている人も
調査結果から、職場でのバレンタインデーを「楽しく、負担を感じない」と回答した人はわずか14.5%であった。一方で、「楽しいが、負担は感じる」「楽しくもなく、負担も感じる」と答えた人の合計は71.5%となった。時間的にも金銭的にも、「職場のバレンタイン」を負担と感じている人は少なくないようだ。また、「もらった側にお返しのことを考えさせるのが面倒である」といったことも、負担を感じる要因の一つとしてあげられている。
職場でのバレンタインに「賛成」15.4%、「反対」33.0%
主婦層では、賛成が反対を大きく上回る結果に
職場のバレンタインデーについては「賛成」が15.4%、「反対」が33.0%という結果になった。先ごろ、“義理チョコをやめよう”という新聞広告がSNSで大きな話題となったが、職場でのバレンタインデーに「負担」を感じている女性が少なくないことが、話題の広がりと無関係ではないのかもしれない。
フリーコメントでは、賛成と回答した人からは「何もない時に手作りケーキをプレゼントしても、いぶかられるのでちょうどいいと思います」といった声が、反対と回答した人からは「仕方なくあげて、仕方なくお返しする慣例……必要ないと思います」といった声が挙がった。一週間後に迫った今年のバレンタインデー。今後は、職場でのこの日の扱い方に、何らかの変化が起きていくのかもしれない。
(文・@人事編集部)
【参考・図の出典】
職場でのバレンタインデー、負担感じる 71.5% 働く主婦層に調査 ~しゅふJOB総研~(株式会社ビースタイル・プレスリリース)
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