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就活直前2019卒ライフスタイル調査 最も信頼度が高いメディアは「新聞」

2018.02.06

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株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2018年1月30日に、2019年卒業予定の大学生・大学院生を対象とした「2019年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」を発表しました。本調査は今年で9回目となる。以下、リリースより。

TOPICS

・スマホの平均利用時間は1日3時間、動画視聴は1日36分

・情報源として最も信頼度が高いメディアは6年連続で「新聞」がトップ

・海外旅行経験は37.9%。男子33.1%、女子44.0%と女子は海外旅行好き

・「育児休業を取得する男性」を「“すごくかっこいい”と感じる女子」が初の5割超

・結婚したい年齢は、男子28.3歳、女子27.3歳。キャリア・家庭志向で1歳程度の年齢差

調査結果の概要

スマホの1日平均利用時間は174分(約3時間)、動画視聴は36分。スマホ利用の2割は動画に費やす


スマートフォン保有率は98.8%とほぼ全員が保有しており、1日の利用時間は174.4分(約3時間)利用している。男女別に見ると、男子より女子が27分長く、文系・理系の比較では理系より文系が29分長い。

スマホの動画視聴時間は、1日平均36.1分。スマホ利用時間のうち約2割(20.7%)動画視聴している。男女別では男子39.2分、女子33.8分と、男子が5.4分長い。文理では文系39.2分、理系31.8分と、文系が7.4分長い。

スマホ利用時間全体は女子が長い時間利用しているが、動画視聴に限れば、男子はスマホ利用時間の24.7%、全体の4分の1を動画視聴に割いており、男子の動画視聴好きが垣間見える。

最も信頼度が高いメディアは「新聞」。最も利用しているメディアは圧倒的に「インターネット」

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最も信頼度が高いメディアは「新聞(36.8%、前年比4.7pt減)」が最多。ただし、「新聞」を最も信頼度が高いとする割合は年々減少しており、5年前(49.2%)と比較すると12.4pt減った。代わって「本(雑誌、書籍など)」の割合が大きく増加(29.4%、5年前からは14.6pt増)している。

情報源として最も利用しているメディアは圧倒的に「インターネット(82.2%、前年比0.8pt減)」だが、「インターネット」が最も信頼度が高いとする割合は18.4%(前年比2.0pt増)で、5年前(21.8%)と比べて3.4pt減ではあるが、経年での大きな変化はない。

海外旅行経験は37.9%。男子33.1%、女子44.0%と女子の方が海外旅行好き。

海外旅行の経験割合は全体で37.9%だった。男子(33.1%)より女子(44.0%)のほうが割合が高く、理系(35.7%)より文系(39.2%)の方が割合が高い結果となった。ひとり旅の経験割合は全体で33.9%。女子(28.9%)より男子(37.8%)の方が割合が高く、文系(31.8%)より理系(37.4%)の方が割合が高かった。

一方、国内旅行の回数は、大学入学時から現在までの平均で6.5回だった。男女差はあまりなかったが、文系(平均5.5回)より理系(平均7.8回)の方が回数が多く、国内旅行1回あたりの平均費用は全体で3万3,188円。男子より女子の方が約5千円高かった。文理の差はあまりなかった。

「育児休業を取得する男性」を「“すごくかっこいい”と感じる女子」が初の5割超

社会人の働き方について「残業」「育児休業」「上司や顧客との関係構築」という観点で、それぞれ学生がどのように感じているのかを、「同性の社会人」「異性の社会人」に対する感じ方を調査した。

「子育てに専念するため育児休業を取得する男性」に対して「すごくかっこいいと感じる女子」の割合は、45.4%(17卒)→49.0%(18卒)→53.4%(19卒)と年々増え、今回初めて半数を超えた。

また、「子育てに専念するため育児休業を取得する女性」を「すごくかっこいい」と感じる割合は女子(51.8%)より男子(56.0%)の方がやや高いが、「子育てに専念するため育児休業を取得する男性」を「すごくかっこいい」と感じる割合は、男子(38.8%)より女子(53.4%)の方がかなり高い。
厚生労働省の調査によると、2016年度の男性の育児休業取得率は3.16%(平成28年度雇用均等基本調査)とまだまだ低く、男子にとっては自分が育児休業を取得することに現実味を感じにくい面があると言える。

「毎晩遅くまで残業し、トップの成績を上げている」働き方の好感度が減少

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残業に関する働き方の印象については、「毎晩遅くまで残業し、トップの成績を上げている」を「すごくかっこいい」と感じる割合は前年より減少し、「時間内に仕事を終え、一切残業しない」を「すごくかっこいい」と感じる割合は前年より増加した。
特に「毎晩遅くまで残業し、トップの成績を上げている女性」を「すごくかっこいい」と感じる女子の割合12.9%(前年比0.9pt減)は男子17.4%(前年比1.5pt減)より低くなっている。働き方改革への意識が、学生に年々浸透しているようだ。

結婚したい年齢は、男子28.3歳、女子27.3歳。キャリア志向・家庭志向で年齢差が発生

結婚をするなら何歳頃にしたいかを、選んだ年齢の分布で見ると、男子は28歳が前年よりやや増え(22.3%、前年比2.6pt増)30歳がやや減った(28.9%、前年比3.5pt減)。女子は27歳がやや増え(18.2%、前年比2.2pt増)26歳がやや減った(13.4%、前年比1.7pt減)が、調査3年間で大きな変化は起こっておらず、平均して卒業後5年ほどでの結婚希望となっており、実際の結婚平均年齢より若めとなっている。

キャリア志向か、家庭志向かで、結婚希望年齢に差が出るものなのか確認するため、「結婚・育児の設問の回答において重視したこと」の結果との相関を見ると、「収入」「家庭」より「自分のキャリア・仕事」を重視した学生は結婚希望年齢が「男子:28.9歳、女子:28.0歳」と遅めの結婚を望む結果であった。「将来持つであろう家庭」を重視した学生は「自分のキャリア・仕事」を重視する学生より、男子で0.8歳、女子で1.1歳早く結婚したいとの結果であった(男子:28.1歳、女子:26.9歳)。

【参考・図の参照】
就活直前2019年卒大学生・院生のライフスタイルを調査(株式会社マイナビ・2018年1月30日発表)

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