従業員の充実と生産的な企業活動を推進

“ワーク・エンゲイジメント”を目指すコンソーシアム「Eng@WA(エンガワ)」

2015.10.07

株式会社岡村製作所とスマートメディカル株式会社は、“ワーク・エンゲイジメント”を目指すコンソーシアムEngagement at Work Association「Eng@WA(エンガワ)」を設立した。産学連携での研究や活動発表を通し、従業員の充実と生産的な企業活動を推進する。

ワーク・エンゲイジメントとは、産業保健心理学において提唱されている概念で、仕事に対して熱意と活力、没頭がそろって「従業員が充実している」状態を指す。コンソーシアム「Eng@WA」では、研究機関や民間企業と連携のもと、従業員が健康でいきいきと働くための研究を行う機会や場を提供し、その成果を社会へ応用、発信していく。これまで企業が着目してこなかった従業員の精神的、身体的健康について配慮したマネジメントを行うことで、従業員の生産性や職場満足を上げる取り組みを普及させるのが目的だ。

「Eng@WA」は人事マネジメント、オフィス環境、ICTの側面からワーク・エンゲイジメントを実現させるため、ハード、ソフトの両面からアプローチを行う。健康支援、行動マネジメントのあり方をワーク・エンゲイジメントの専門家である東京大学の島津明人准教授が、オフィス環境の面からはオフィス家具を提供する株式会社岡村製作所が、またメンタルヘルスの観点からはスマートメディカル株式会社の感情測定技術などを利用し、コンソーシアム活動の中心を担う。今後、研究者知見やIT技術、現場のノウハウなどのニーズも捉えながら会員を募り、多角的な側面からワーク・エンゲージメントの研究を行っていく。

岡村製作所“ワーク・エンゲイジメント”を普及するコンソーシアム「Eng@WA(エンガワ)」を設立｜共同通信PRワイヤー・10月5日