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THE SELECTION

GOOD AGENT AWARD 2017 REPORT


「エージェントは企業と求職者の可能性を切り開く架け橋になれる」 アールストーン・小須賀陶子さんが大賞とオーディエンス賞の2冠

2017.12.18

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企業と求職者をつなぎ、質の高いマッチングを生み出す転職コンサルタントの活躍を表彰する「GOOD AGENT AWARD」が2017年11月10日、東京の日本橋三井ホールで開かれた(主催:株式会社リクルートキャリア)。全国から駆け付けた250人以上の転職コンサルタント、企業の経営者、人事担当者らが見守る中、金賞受賞者5名が取り組みを紹介するプレゼンテーションを実施。審査員が選ぶ大賞と、来場者が投票で選ぶオーディエンス賞を株式会社アールストーンの小須賀陶子さんがダブル受賞した(取材:@人事編集部、写真:葛西亜里沙)。

DATA

「GOOD AGENT AWARD 2017」
日時:2017年11月10日(金) 15時~19時(開場14時30分)
会場:日本橋三井ホール
東京都中央区日本橋室町2-2-1「COREDO室町1」 5F(エントランス4F)
主催:株式会社リクルートキャリア

gaa_8_171207.jpg【当日は、全国から駆け付けた250人以上の転職コンサルタント、企業の経営者、人事担当者らが参加した】

介在価値の高い事例の共有、優良エージェントと出会える場

今年で2回目※となる「GOOD AGENT AWARD」のエントリーは、昨年の2倍以上になる205件を数えた。全国の転職エージェントから、人事・採用担当者や求職者自身が気付けなかった課題を捉え、企業と求職者双方の高い満足度を生み出した好事例が数多く寄せられた。

AWARDは、転職エージェントにとって、普段はなかなか知ることができない他社の取り組みを知ることができる貴重な場だ。一方で、企業の人事・採用担当者にとっては、自社で転職エージェントを活用する際の参考情報を得ることができる。

当日は15時から基調講演やプレゼンテーション、表彰が行われたほか、受賞者や参加者を交えた懇親の場も設けられ、エージェント同士が活躍を称え合いながら交流を深めた。

※2011年から2015年までは「Most Valuable Agent Award」として行われていた。

開会の挨拶:「お互いが刺激し合い、高めあう場に」株式会社リクルートキャリア 事業開発室 執行役員 木塚 敬介氏

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木塚氏は来場者へあらためてアワードの開催目的を説明するとともに、自身の期待感を述べた。

「リクルートキャリアは『リクナビNEXT エージェントNetwork』『CAREER CARVER』を運営し、転職エージェントによる介在価値の高い、新しい繋がりを紡ぎだしています。

私も17年前にリクルートエイブリック(現リクルートキャリア)に入社して以来、人材ビジネスに関わっていますが、日々生まれる新しい繋がりを学べる機会をとても楽しみにしています。日ごろは同業のため、競い合う部分が多くあるかもしれませんが、本日は受賞された方々の成功事例を共有していただき、刺激をもらってお互いを高め合う場となることを望んでいます」(木塚氏)

基調講演:「人材を最大限生かし、日本経済の成長へ」経済産業省 産業人材政策室 参事官 伊藤 禎則氏

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伊藤氏は「働き方改革と求められる人材像 ~人事/転職エージェントのこれからの役割~」と題して講演。働き方改革の推進に向け、働き方改革と経営改革をつなぐキーパーソンが、企業の人事や転職エージェントであるとして、来場者に協力を呼び掛けた。

「企業の人材戦略は経営戦略そのものです。そして、今や日本の最大の希少材はカネではなく、人材です。人材という資産のROAを高めなくてはなりません。企業の人材投資回収スピードは間違いなく早くなっています。もはや30年かけて一人前に育てるという時代ではありません。

流動化の時代だと辞めてしまうからと、人材投資に躊躇する人事部長の方はいまだにいますが、人手不足という新しい時代では、人材投資に躊躇すればその瞬間、企業から人は離れていきます。流動化だからこそ、人材投資(リテンション)がカギをにぎるのです。

働き方改革、そして人材育成(人づくり革命)という大きな流れの中で、皆さんとぜひ一緒に『人財』という日本の数少ない資源を最大限に生かして、日本経済の成長につなげられればと思っています」(伊藤氏)

審査について

【審査員】

伊藤 禎則 氏 経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室 参事官
高橋 信太郎 氏 Indeed Japan 代表取締役 ゼネラルマネジャー
永井 雄一郎 氏 株式会社スマートドライブ 執行役員
藤本 あゆみ 氏 一般社団法人 at Will Work 代表理事
前原 路代 氏 株式会社ライアスサーチ 代表取締役社長

【当日の審査方法】

事前にリクルートキャリア内で厳正な審査を行い、応募総数205件の中から金賞と特別賞を選出。当日は、会場ステージで金賞受賞者による応募案件のプレゼンテーションが行われ、審査員が選ぶ大賞と、来場者がWeb投票によって選ぶオーディエンス賞の2つを選出する。プレゼンテーションの制限時間は12分間で、制限時間を超えると減点の対象となる。

【3つの審査基準】

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1.求人企業・求職者への踏み込み
企業や求職者のために、「そこまでやるのか!」と言われる、期待を超えたサービス提供を行うスタンスを取っているか。

2.求人企業の事業成長、求職者のキャリアアップ
採用や入社後の活躍により、企業の事業に影響を与えられたか、求職者のキャリアアップにつながったか。

3.マッチングの希少性、新規性
過去の事例に捉われず、「この求人とこの求職者をマッチングできるのか!」という想定外のマッチングを生み出せたか。

金賞受賞者によるプレゼンテーション

gaa_2a_171207 【金賞受賞者が12分間の制限時間をいっぱいに使いながら、自身が携わったマッチングの成功事例を発表。程よい緊張感のある中、時折会場に笑い声が響くような場面もみられた】

中卒でコンサルタント業界への転職を希望する20歳の求職者から、大企業の安定を捨て最後の挑戦にかける60歳。ビジネス現場での活躍を模索する特異な研究領域を持つ研究者や、出産・子育てを経て53歳で正規雇用を目指す女性など、プレゼンで登場する求職者のバックグラウンドやシチュエーションはどれも同じものはない。
しかし、共通しているのは求職者が困難な状況に直面していたこと。年齢や業界の慣習、既成概念、未成熟な市場など、さまざまな壁を乗り越えるため、時には寄り添い、時には生き方にまで踏み込んでいった様子に、参加者が熱心に耳を傾けた。

gaa_5_171207.jpg【5名の審査員がプレゼンの様子を真剣に見つめる】

【金賞受賞者】

「アカデミックな研究の場とビジネスの間の“溝”を埋めることで日本の現状を変える」

小須賀 陶子氏 株式会社アールストーン
クライアント:次なる成長市場としてロボット産業市場に注力し始めた企業
キャンディデイト:研究領域を活かしビジネスに貢献したい28歳の技術研究者
詳細はこちら→https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/7424/

「多角的な情報収集で業界全体の課題を特定。知財部門の強化で製造業の未来を切り開く」

橋本 尚弥氏 株式会社リクルートキャリア
クライアント:変わらない採用慣例。知財部に課題を抱える大手機械系メーカー
キャンディデイト:現職に対する閉塞感。圧倒的な社会起点を持つ5名の知財人材
詳細はこちら→https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/7342/

「推薦時の根回しから採用時の“詰め”まで徹底的に行い、60歳のチャレンジを支援」

鈴木 大輔氏 株式会社エグゼクティブリンク
クライアント:事業を加速するため上場を目指している設立40年の歯科技工所
キャンディデイト:“安定”を捨て、ラストチャレンジを希望する60歳男性
詳細はこちら→https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/7418/

「企業の掲げる人材採用条件を見直すことで、社会復帰した53歳女性の正規雇用を実現!」

上田 隆寛氏 株式会社アドバハンティングサービス
クライアント:リフォーム事業部の「女性店長」募集中! 地元中堅の建設会社
キャンディデイト:ライフイベントを経て正社員勤務を目指す非正規雇用の53歳女性
詳細はこちら→https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/7315/

「中卒20歳男性の入社により、世界最大級の経営コンサルティング会社の新組織が始動」

近藤 義男氏 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
クライアント:新組織設立にチャレンジする経営コンサルティング会社
キャンディデイト:自信が培った知見を企業に提供したい中卒20歳の男性
詳細はこちら→https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/7336/

(掲載は発表順)

表彰・結果発表:アールストーンの小須賀氏が大賞&オーディエンス賞のダブル受賞 企業と研究者の可能性を広げる

gaa_3_171207.jpg【大賞・オーディエンス賞のダブル受賞となったアールストーンの小須賀氏】

表彰では特別賞の3名と金賞を受賞した5名にリクルートキャリアの木塚氏より表彰状とトロフィー、花束が贈られた。

続いて、大賞とオーディエンス賞が発表され、両賞に株式会社アールストーンの小須賀陶子さんが輝いた。小須賀さんは2016年度も金賞を受賞しており、2年連続受賞さらには今回のダブル受賞の快挙を成し遂げた。
表彰後は審査員5名から講評があり、それぞれの取り組みについて評価した点やナレッジとして共有すべき点について紹介した。

また、アワードに出席していたリクナビNEXT編集長・藤井薫氏のコメントもあわせて紹介する。

大賞受賞者への講評:藤本あゆみ氏

企業と求職者の双方の可能性を広げた点を評価しました。元々ニーズがないところから、どうやってそれをニーズとして顕在化させるのか、実現するのかというところで、企業と個人の双方の可能性を広げるために、とにかく検証して、仮説を立てて行動していた点が素晴らしかったです。

以前から研究職やR&Dの人材が、日本でポジションがなく海外に流出している話を耳にしていたので、このようなチャレンジの仕方や可能性の広げ方があるということが、この事例をきっかけに広まっていくことを期待しています。

大賞・オーディエンス賞受賞コメント:小須賀陶子氏

この度は大賞という貴重な賞をいただきましてありがとうございました。ここに来るときに、今回支援したIさんから「ぜひ大賞をとってきてほしい」と送り出していただきました。この賞を受賞することによって、研究者の転職が大変なことを知ってもらえる機会になるのではないかと話をしていたので、こういう形で受賞できてとても嬉しく思っています。

転職エージェントの仕事は本当に次々と新しいものが生まれ、一生、飽きずに楽しく続けられる素晴らしい仕事だと思います。

リクナビNEXT編集長 藤井薫氏

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エージェントの役割は、相互の“マッチング”というより、“フィッティング”にシフトしていくと思っています。

マッチングは、企業の採用要件という固定的な基準に対して、年齢、転職回数や現在の保有スキルなど、個人では変えることができない過去の履歴を照合していく方法です。

一方フィッティングとは、求職者と企業側の双方が歩み寄れるように働きかけること。人生100年時代。職業寿命の長命化で、今後一人ひとりのライフプランは、ますます多様化していきます。子育て、介護や学び直しなど、生活上の制約に対し、転職前にいかに丁寧にフィッティングできるかが、転職後のパフォーマンスや定着に大きな影響を及ぼすことがわかっています。

今回受賞したエージェントの皆さんは、それぞれが情熱を持って、求職者と企業側双方のフィッティングを高めようと働きかけていました。ここにエージェントの真の介在価値があります。これから、日本の労働市場は大きく変わっていきますが、そうした変化の時代にこそ、エージェントの重要性は高まっていくのではないでしょうか。

【特別賞受賞者】

「グローバルギャップ解消賞」
神田美穂 氏
シーディエスアイ株式会社 RGF HR Agent Japan

「起業家からの転職支援賞」
ゆう よう子 氏
マッケン・キャリア コンサルタンツ株式会社

「エンジニアへのキャリアチェンジ開花賞」
西澤 貫 氏
レバレジーズ株式会社

詳細はこちら→https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/7440/

「活力あふれる人と企業」を増やし、日本を元気にする。

総務省の調査によれば、2016年の転職者数は306万人を数える(労働力調査・総務省2017年2月27日)。そのうち、転職エージェントを経由した人は5%と言われる。転職市場が活気を帯びていく中でエージェントの活躍の場はまだまだ少ない。
しかし、彼らがマッチングで生み出している価値は決して小さくない。求職者一人ひとりと向き合い、企業との最高の出会いを生み出すマッチングは、企業と求職者の双方の可能性を広げる。それを「GOOD AGENT AWARD」が教えてくれた。
このAWARDは、エージェントが生み出す一つひとつの価値あるマッチングに宿る「ナレッジ」と「スピリッツ」を、企業の枠を超えて共有できる場であった。この日、受賞者たちの活躍に刺激を受けたエージェントが、今まで以上に価値あるマッチングを生み出そうと、求職者、企業のもとへ力強く歩みを進めるだろう。

彼らプロのエージェントの活躍の場が少しでも増えれば、日本に活力あふれる人と企業が増えていくはずだ。

受賞者に惜しみない拍手を送りながら、自信と決意に満ちた表情で会場を後にするエージェントたちの姿を見て、そう感じた。

gaa_6_171207.jpg gaa_4_171207.jpg【懇親会では参加者それぞれが積極的に情報交換をする様子が多く見受けられた】

【企画・制作:@人事編集部】
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