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中小企業庁「下請かけこみ寺」の事例を漫画化 下請取引適正化が目的

2017.10.17

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  • 経営・人事戦略
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中小企業庁及び公正取引委員会は、下請取引の適正化を推進するため、毎年11月を「下請取引適正化推進月間」とし、下請法の普及・啓発事業を集中的に行っている。

中小企業庁は、独自事業として「下請かけこみ寺」の利用促進の啓発を行っており、今年はその一環として「マンガで読む! 価格交渉サポート事業個別相談事例集」を公開した。詳細は以下の通り。

下請企業が弁護士等に無料相談できる「下請かけこみ寺」

「下請かけこみ寺」は、下請取引の適正化を推進することを目的として、国(経済産業省 中小企業庁)が全国48カ所に設置したもの。
同施設では、下請事業者からの企業間取引に関する相談に対応するとともに、弁護士等による無料相談や裁判外紛争解決(ADR)を無料で行っている。

下請かけこみ寺トップページ(公益財団法人全国中小企業取引振興協会)

役割を分かりやすく伝えるため、相談事例を漫画化

「下請かけこみ寺」では、価格交渉サポ-ト相談室を設置し、価格転嫁など取引条件の改善が進まず、厳しい状況にある下請等中小企業の価格交渉力強化を支援するためにサポートを行っている。
具体的な施策としては、事例集・ハンドブックを解説するセミナ-や、下請等中小企業の希望に応じて専門家が訪問し個別相談などが実施されている。

中小企業庁は、そうした「下請かけこみ寺」の役割を分かりやすく伝えるために、相談事例を漫画化。これまで「金属製品業編」のみが公開されていたが、2017年10月16日には、「食品製造業編」が公開された。漫画の中では、下請企業のリアルな苦労・悩みと、具体的なアドバイスで問題を解決する相談員の様子が描かれている。

キャプチャ101702

キャプチャ101703

引用:マンガで読む! 価格交渉サポート事業個別相談事例集

ドラマ「陸王」とタイアップした「下請かけこみ寺」広告も

10月12日には、読売新聞の朝刊で、中小企業庁とドラマ「陸王」がタイアップした広告が掲載された。
「陸王」は「下町ロケット」で知られる作家の池井戸潤氏の小説が原作。役所広司氏が演じる主人公の宮沢紘一は、創業から100年の歴史をもつ足袋製造会社の社長だ。中小企業庁は、同広告を公式Twitterで紹介している。

中小企業庁では、「下請かけこみ寺」の一層の利用促進を図るため、11月にも「全国紙及び業界紙等において広告の掲載を予定しているという。

【出典】
「マンガで読む!価格交渉サポート事業個別相談事例集」を公開します
(中小企業庁、10月16日更新)
11月は「下請取引適正化推進月間」です!~取引条件相互に築く未来と信頼~(経済産業省、10月2日)

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