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平成29年度高校新卒者の求人倍率は2.08倍　1人に対して2つ以上の求人

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厚生労働省発表

平成29年度高校新卒者の求人倍率は2.08倍　1人に対して2つ以上の求人

2017.09.21

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中学校・高校を卒業して働こうとする人の就職環境に、改善のきざしが見られる。厚生労働省は、平成30年3月に高校や中学を卒業する生徒について、平成29年7月末の公共職業安定所(ハローワーク)における求人・求職状況を取りまとめた。対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒。

目次

高校新卒者の求人倍率は2.08倍求人数は前年比15.7％増
中学新卒者の求人倍率は0.97倍求人増、求職者減の傾向

高校新卒者の求人倍率は2.08倍求人数は前年比15.7％増

平成30年3月高校新卒者について、求人数は約37万5千人で、前年同期比で15.7%の増加となった。求職者数は約18万人で、前年同期比2.6％の減少。求人倍率は2.08倍で、平成4年以来の2倍越えとなった。

平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ

出典：平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ

中学新卒者の求人倍率は0.97倍求人増、求職者減の傾向

平成30年3月中学新卒者については、求人数は977人で、前年同期比で6.2%の増加となっている。求職者数は1005人で、前年同期比0.1％の減少。求人倍率は0.97倍で、1倍をわずかに超えなかったものの、前年同期比で0.66ポイントの増加となった。

※求人倍率

求職者（仕事を探している人）1人あたり何件の求人があるかを示す経済指標。求人倍率が 1より大きければ、「仕事を探している人数」よりも「企業が求めている人数」のほうが多い。

引用：平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ
(厚生労働省、2017年9月20日)

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